2022年5月のテカポ2日目。
テカポ湖に戻って来るや
これはいい所に陣取ってる
と思った、キャンピングカー
目の前はテカポ川。対岸は、
善き羊飼いの教会⛪
夕陽に染まる教会を見るには
ベストポジションでしょう
教会の周りには常に人がいて
NZで最も写真を撮られている
教会と言われるのも判ります。
こちらから見る対岸も悪くない
夕陽で透けるような木々
まぁどこも美しいのですが。
小さな案内版があり見ている
と、かつてここにはこんなに
立派な道路橋があったそう。
教会から目と鼻の先です
テカポ湖から流れ出るテカポ川
の往来は早期入植者の大きな課
題で、1877年から渡し舟運行、
1880年には道路橋完成(早っ💦)
しかし、観光地としての重要性
とテカポ湖のダム化で水面を現
在の高さまで上昇させる必要か
ら、道路橋は国道に取って代わ
られ1951年に解体されました。
何もここまで壊さなくても(笑)
と思うような橋桁だけの姿に
(※すぐ後が良き羊飼いの教会)
撤去した木材はアオラキ(マウ
ントクック)への道路整備に使
われた重要な建設資材でした。
解体と同時に歩道橋建設の計
画が持ち上がっては消えを繰
り返し半世紀が経ちました。
しかし、2009年にテカポ在住
の建築家コリン・マクラーレ
ンが地元グループと共同で建
設に向け立ち上がりました。
(※2009年に描いた完成予想図)
当初の予算100万ドルは、耐
震だけでなく風や雪の重みに
も耐えうる必要性から230万
ドルに膨れ上がりましたが、
2015年無事完成
全長125m。寄付に応じた人の
名前入り板が158枚あるそう。
地域ぐるみの努力の結晶です。
(※今でも残る橋桁との対比)
そうこうしているうちにだい
ぶ陽も落ちてきたようです。
前日の感動再びと戻ってきて
ショータイムの始まりです