ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ハワイ5回目行:別世界ハレアカラ国立公園

2022年05月04日 | ハワイ:マウイ島

2019年の11月のハワイ5回目
コロナ前最後の旅行記もよう
やく佳境に入ってきました。


ハワイ8日目、マウイ6日目
はマウイ観光のハイライト

ハレアカラ国立公園へ
ホテルのあるカフルイからク
ルマで約2時間の距離でした。


ハレアカラはマウイ島最高峰
標高3,055mで、ハワイ語で
「太陽の家」を意味するそう。

国立公園は海岸線から最高地
点まで3,000mの高低差がある
特異な地形で総面積120km²
と島全体の6%に相当します。


ハワイにはハワイ島にある最
高峰マウナケア(標高4,205m)
やマウナロア(同4,169m)など
富士山よりも高い山があるの
がなんとも不思議でしたが、
マウイにも3,000m級の山が


「でもさ、山って標高が100m
上がるごとに気温が1度下が
るって言わない?3,000mだ
と頂上は何度なんだろう❓」

(※木も疎らになっていく💦)


と急に心配し出した私に夫は
「ハワイだから大丈夫だろう」

(※まさかこの人も自転車+
この薄着で頂上を目指す?)


星条旗の翻る入口を通過し

外に出ても寒くないかも
やっぱりハワイはハワイ


いきなり見たこともない陸上
のイソギンチャクのような不
思議な植物が足元に登場

ギンケンソウ(銀剣草)



説明によればギンケンソウの
中でもこの種類(上の写真左)
はハレアカラにしか生育しな
い希少な高山植物で右はハワ
イ島マウナロアにのみ生育。


これはハワイ・フクロウ。ハ
ワイ語でプエオと呼ばれる固
有種。昼夜問わず狩りをする
そうで天敵がいない証拠か。



山頂手前のレレイウィ展望台

ここで海抜2,700mほどですが
海抜0mまで見渡せるせいか、
そんなに高いとは感じない


周囲は歩けるようになってい
て、トレイルの拠点でした。



19世紀に造られた牧場跡の小
さな石垣があり、こんな高地
でも放牧をしていたとは



牧場経営は入植者の生活を支
えた一方で、固有種の動植物
に壊滅的な被害をもたらしま
した。一帯には今もカウボー
イ文化が残り、国立公園とし
ては環境保全に全力で取り組
んでいるのが、21世紀の姿。

ハワイはアメリカで絶滅する
固有種の70%以上を占めてお
り懸命な保全活動が継続中


展望台の目の前はハレアカラ
の火口でまるで月面のよう。



よく見ると火口にも道が



月面は風によるものでした。



海や陸から発生した湿った雲
が上昇してきて火口に滞留。



しかし、より高い所を吹いて
いる高温の貿易風がこれ以上
の雲の上昇を抑え込むため、

山頂エリアは乾燥し砂漠のよ
うな様相を呈しているそう。


この日は雲もなく晴天でした。



クルマでいよいよ山頂へ



標高3,055mとは思えないほど



暖かく風もなく穏やかな天気

みんなの格好もこんなです


この高さでも携帯で話せるし

自転車でも来れます~


周囲は草木もなく一段と殺伐



雲は何層もあり、眼下にも



山頂の醍醐味は別世界のよう
な火口が目前に広がること。

(※アポロ計画前に宇宙飛行士
がここで訓練をしたんだとか)


なんとも不思議な色と形状

映画「2001年宇宙の旅」にも
ここで撮影されたシーンがあ
るそうで、宇宙空間的な場所


そしてハワイ島が見えること

お互い高い山があるからか
100km以上離れた島が見える
というのは感動的でした


クルマで簡単に来られる別世界

ぜひ、またいつか



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