起きてから覚えている夢は長
いストーリーのほんの一部分
夢日記をつける中で、夢の中
で衝撃を受けたり、感動した
りして印象に残った部分こそ
その夢の核心なのではないか
と感じ始め、全体を追うこと
には執着しなくなりました。
今回もほんの一瞬ながら、起
きてから考えさせられた夢
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「高校の滑り止めはどこだっ
ったかな?横浜女子だったか
そんな名前の高校だったわ」
「私」は横浜出身の誰かと話
しています。夢の中でさえ受
験した高校の名前が思い出せ
ず、やや動揺していました。
「どうせ行く気もなかったし
私立の女子高🏫のどこか」
と内心思いつつも、校名を思
い出せず学校の印象がまるで
ないのがやはり解せません。
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目覚めた瞬間も「横浜なんだ
っけ?」と、ぼんやり校名を
思い浮かべていたようです。
しかし、すぐに気がついた、
「公立単願だったから滑り止
めは受けていなかったんだ」
という事実は、さらに私を動
揺させました。校名を思い出
せないのも、むべなるかな。
しかし、夢の中の「私」は限
りなく私自身でありながら併
願したことを微塵も疑ってい
ません。些細な事ですが自分
が過去を「書き換えようとし
ていた」ことは驚きでした。
このことに意味があるのかな
いのかは今の時点では判りま
せん。ただ、こうして書き残
しておくことで、後から気づ
きを得るかもしれません。
夢日記をつけ、夢を探求して
いくと過去に戻れたり、過去
世にまで遡れたりするように
なるらしく、これは夢日記を
つけ始めた理由の1つです。
61歳の誕生日に見た、高校受
験というリアルな過去にまつ
わる記念碑的な夢になるの
か、ただの泡沫の夢なのか。