The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

翻訳刊行待ちの海外ミステリ : 2024年(1)

2024-01-10 | ブックレヴュー&情報
昨年も同様の趣旨で取り上げましたが、今年もこれから翻訳刊行予定されている期待大の海外ミス
テリ作品を取り上げます。

ここに取り上げる作品は 刊行日、邦題も発表されていないので原作タイトルのままでご紹介しま
す。

※ 『The Botanist』 M.W.クレイヴン

”刑事ワシントン・ポー”シリーズの第5弾

既刊4作品は ↓




【内容概略】
≪ワシントン・ポーの数少ない友人のひとりであるエステル・ドイルの父親が殺された。現場は雪に
閉ざされた密室で、そこにはエステルの足跡しか残されていなかった。逮捕された彼女は「ワシント
ン・ポーに伝えて」と話すのみ。一方、マスコミが「植物学者」と名付けた毒殺魔は、壁をすり抜け
ることができるようで、警察が講じた安全対策をものともせず犯行を重ねる。果たしてポーは、「植
物学者」を追い詰めることができるのか、そして、エステルの運命は。 ≫

昨年の同じ時期にコチラで第4作目"Dead Ground"→『グレイラットの殺人』をご紹介したので、丁度
1年ごとに新作が刊行されている事になりますね。
流石人気シリーズ!

楽しみです!

※ 『Fearless』 M.W.クレイヴン

同じくクレイヴンによるワシントンン・ポーとは別のアクション・スリラー長編だそうです。

【内容概略】
≪連邦保安官のエリート特殊部隊グループを率いていたケーニッヒが突然姿を消した。彼は誰にも
理由を明かさないまま失踪し、町から町、州から州へと漂流している。そして彼は、ガントレット
と呼ばれる砂漠の町へやってきた。そこには、凶悪な殺人犯たちがひそんでいたのだ。犯罪者たち
ははケーニッヒをただの漂流者としか考えていなかったが、それが彼らの地獄の始まりだった……。
ケーニッヒが悪をただす、アドレナリン全開のアクション小説。 ≫

クレイヴンさん凄いですね。
別キャラクター作品が2作出る様です。
”ケーニッヒ” が主人公らしいですが、どんな作品になっているのか…これも楽しみ。

※ 『Debts of Dishonor』ジル・ベイトン・ウォルシュ


これも以前ご紹介していた”イモージェン・クワイ”シリーズの『ウィンダム図書館の奇妙な事件』、
『ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎』に続く第三弾となります



【内容概略】
≪セント・アガサ・カレッジの卒業生で国際的大企業のカリスマ経営者、ジュリアス・ファランが死
亡した。英国東部海岸の町イーストハムでアルコール依存症の高級療養施設〈ヘッドランズ〉に滞在
していたところ、深夜の散歩中に崖から転落したのだ。妻と院長のランダム医師が遺体の身元を確認
し、ファラン・グループの経営は娘婿のマックスが継承。世間の騒ぎも徐々におさまった。ところが
事件の数か月前、サー・ジュリアンはセント・アガサの晩餐会で酔っ払って転倒し、イモージェンの
手当てを受けていた。その冷静な対応に惚れ込んだサー・ジュリアンは、自分はさまざまな相手から
命を狙われているのだと彼女に打ち明けていた……。≫



まだまだ沢山予定作品がありますので、
・・・・to be continued です。



(source : 東京創元社、早川書房 & etc.)


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