やっぱり仲間入りしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/be/fbbf12b5de633c8ce1481a7460b4c225.jpg)
”世界中で熱狂的な支持を得た”と称賛されていた Downton Abbey(ダウントン・アビー)の
S1を観た時は はっきり言って良さが分からなかった。
何となくメリハリが無く冗漫な感があり、今ひとつ盛り上がれなかったのですが、S2を観て俄然
面白くなってきました。
使用人を含む登場人物の一人一人に変化が訪れて来るにつれ スピード感も出て内容も豊かに
なり惹きつけられる様になりました。
あぁ~、これなんだな・・世界中で人気を博したというのは・・・と癖になるようになりましたね。
ストーリーに関しては、色々な場所に書かれていると思うので ここでは登場人物の役職、職種、
順列などについて触れてみようと思います。
貴族のランクについては、これまでも色々な映画、ドラマ等に描かれているので比較的知られている
と思うのですが、今回個人的に興味があったのが使用人の役職と仕事内容、順列でした。
その前に、一応主人公である当主から、
当主は、グランサム伯爵 ロバート・クローリー
The Rt. Hon. The Earl of Grantham, Robert Crawley (The Rt. Hon.はRight Honorable =高潔な、
名誉なと言う意味で敬称です。日本語だと”閣下”と言った感じ)
使用人が呼びかける時は ”My Lord” となります。
クローリーは伯爵なのですが、確認の為に再度爵位の順列を下記に書きました。
*Duke = 公爵 「公爵夫人は Duchess」
*Marquess =侯爵 「侯爵夫人は Marchioness」
*Earl = 伯爵 「伯爵夫人は Countess 」
*Viscount = 子爵 「子爵夫人はViscountess」
*Baron = 男爵 「男爵夫人はBaroness」
(日本にもかつて爵位があった時代の「公候伯子男」に合わせた順列、呼称にしたと思われます)。
従って、ロバートの母親で先代当主未亡人であるヴァイオレットの正式名称は
The Rt. Hon. The Dowager Countess of Grantham, Violet Crawley
ロバートの夫人コーラは、
The Rt. Hon. The Countess of Grantham, Cora Crawley
伯爵夫人達への使用人の呼びかけは “My Lady” となります。
令嬢達は名前の前に ”Lady” が付けられ ”レディー・メアリー”の様に呼ばれますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a0/f907b6010feb75cc29ee6052153c57bb.jpg)
(番組公式ページから)
問題の使用人達の職種・順列はかなり厳しく順列、役割が定められている様なので役名と
共に改めて確認してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/97/784a5d5b023dbdf764d1e8bf3a762d8c.jpg)
(番組公式ページから)
チャールス・カーソン=Butler (執事)
執事に関しては、昨今日本の小説、ドラマ等で取り上げられる事が多々あり割と知られた
役職ですが、実際にどのような役割なのかは余り知られていないと思います。
語源は”buttery”(食料・酒貯蔵室)で、元々は上流階級の屋敷で自家製ビールやエール
の醸造所や貯蔵室を担当している人の事でしたが、その後上流の使用人としての役割に変化
したと言われています。
順列としては”House Steward" (家令)に次ぐ地位ですが、家令が居ない場合は執事が
代わりの役を担っているようです。
男性使用人のまとめ役で、
屋敷・土地・領地の管理
使用人の管理
食器の管理
酒類の管理
給仕・・・等
その下の役職が
トーマス・バロー=First footman (第一下僕)
ウィリアム・メイソン =Second footman (第二下僕)
通常はフットマンは食事の給仕、ドアの開閉、重量物の運搬やメイドが裏側を掃除できる
ように家具を移動させるといった種類の仕事を担当していたようです。又特に客を訪問
するときなどに従者(ヴァレット)の役を兼ねる様な事もあった様です。
ジョン・ベイツ=Valet(従者)
主人の身の回り、身支度を世話する係で 上記男性使用人とは一線を画した役割のようです。
その下にも
トム・ブランソン = Chauffeur (運転手)は下級使用人ですが後に レディー・シヴィル
と結婚(逆玉の輿)
女性使用人に関しては、
ミセス エルシー・ヒューズ = Head housekeeper (家政婦長)
女性使用人のリーダー、管理者
ミセス サラ・オブライエン =Lady's maid (伯爵夫人付きの侍女)
アンナ・スミス(ベイツ) =Head housemaid (メイド長)→ Lady's maid(レディー・メアリー付きの侍女)
ミセス ベリル・パットモア =Head cook (料理長)
デイジー・ロビンソン(メイソン) = Scullery maid (厨房メイド)→ Kitchin maid (料理助手)希望
以上が簡単なおさらいですが、もし勘違いや記述違いがありましたらご指摘、ご教授頂ければ幸いです。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
少し話がそれますが、マシューが・・・・
思いもよらぬ事でございました(涙)
何故突然に? と思ったら、マシュー役のダン・スティーヴンスが自身の希望による降板でその理由が
ギャラの問題とか、広く他の役をやってみたいとか(噂です)だそうで、誠に残念です。
特に好みではないのですが、あの美形はこのドラマの”華”だったのに~!(独断と偏見)ルックスは特に
好みでは無くても ”声”が好きですねぇ。 あのルックスであの声は掟破り(意味不明&暴言)でしょ。
と、又例の如くアクセントフェチ、声フェチとしては ちょっとツボ入りしました。
で、ご本人の希望通りと言うか、順調にと言うか次々出演作が出ている様で、
先ず、
↓ これは「ナイト・ミュージアム」のランスロット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ed/850a2531044fa67060b44b34f4426ef4.jpg)
ディズニーの実写版 「美女と野獣」”Beauty and the Beast” で野獣役です。
これはかなりの豪華版です。
エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス
その他
ルーク・エヴァンズ、 サー・イアン・マッケラン、 ユアン・マクレガー等
監督はビル・コンドン(Mr. Holmesの監督です)
全米での公開日が2017年3月17日、日本公開は2017年4月22日という予定だそうです。
そして、「X-MEN」のスピンオフドラマ「Legion」でタイトルロールを演じる事になったと発表
されたようです。
又しても ”マーベル” 恐るべし!
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
又話が変わりますが、
本当に久し振りのシャーリー・マックレーンがコーラの母親役で出演していましたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/13/bf3c64942c5b31948a8530c916361a41.jpg)
いや~、ビックリしましたし、感無量!
ヴァイオレットのマギー・スミスの存在感も素晴らしいものですが、シャーリー・マックレーン
を前にすると ともすると押され気味って感じもありましたね。
チョットした感動モノでした。
Downton AbbeyはAXNミステリーでもHuluでもS3迄放映済です。
NHKでは2月21日(日)夜11:00からS4放映されるようですが、これも吹き替えなんでしょうね。
何故NHKは吹き替えが多いのでしょう?(ブチブチ文句)。
なのでAXNミステリーさん、or Huluさん 早く放映お願い致します。
本作はS6迄制作されているとの事なので、今後日本での放映が何時になるのか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/be/fbbf12b5de633c8ce1481a7460b4c225.jpg)
”世界中で熱狂的な支持を得た”と称賛されていた Downton Abbey(ダウントン・アビー)の
S1を観た時は はっきり言って良さが分からなかった。
何となくメリハリが無く冗漫な感があり、今ひとつ盛り上がれなかったのですが、S2を観て俄然
面白くなってきました。
使用人を含む登場人物の一人一人に変化が訪れて来るにつれ スピード感も出て内容も豊かに
なり惹きつけられる様になりました。
あぁ~、これなんだな・・世界中で人気を博したというのは・・・と癖になるようになりましたね。
ストーリーに関しては、色々な場所に書かれていると思うので ここでは登場人物の役職、職種、
順列などについて触れてみようと思います。
貴族のランクについては、これまでも色々な映画、ドラマ等に描かれているので比較的知られている
と思うのですが、今回個人的に興味があったのが使用人の役職と仕事内容、順列でした。
その前に、一応主人公である当主から、
当主は、グランサム伯爵 ロバート・クローリー
The Rt. Hon. The Earl of Grantham, Robert Crawley (The Rt. Hon.はRight Honorable =高潔な、
名誉なと言う意味で敬称です。日本語だと”閣下”と言った感じ)
使用人が呼びかける時は ”My Lord” となります。
クローリーは伯爵なのですが、確認の為に再度爵位の順列を下記に書きました。
*Duke = 公爵 「公爵夫人は Duchess」
*Marquess =侯爵 「侯爵夫人は Marchioness」
*Earl = 伯爵 「伯爵夫人は Countess 」
*Viscount = 子爵 「子爵夫人はViscountess」
*Baron = 男爵 「男爵夫人はBaroness」
(日本にもかつて爵位があった時代の「公候伯子男」に合わせた順列、呼称にしたと思われます)。
従って、ロバートの母親で先代当主未亡人であるヴァイオレットの正式名称は
The Rt. Hon. The Dowager Countess of Grantham, Violet Crawley
ロバートの夫人コーラは、
The Rt. Hon. The Countess of Grantham, Cora Crawley
伯爵夫人達への使用人の呼びかけは “My Lady” となります。
令嬢達は名前の前に ”Lady” が付けられ ”レディー・メアリー”の様に呼ばれますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a0/f907b6010feb75cc29ee6052153c57bb.jpg)
(番組公式ページから)
問題の使用人達の職種・順列はかなり厳しく順列、役割が定められている様なので役名と
共に改めて確認してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/97/784a5d5b023dbdf764d1e8bf3a762d8c.jpg)
(番組公式ページから)
チャールス・カーソン=Butler (執事)
執事に関しては、昨今日本の小説、ドラマ等で取り上げられる事が多々あり割と知られた
役職ですが、実際にどのような役割なのかは余り知られていないと思います。
語源は”buttery”(食料・酒貯蔵室)で、元々は上流階級の屋敷で自家製ビールやエール
の醸造所や貯蔵室を担当している人の事でしたが、その後上流の使用人としての役割に変化
したと言われています。
順列としては”House Steward" (家令)に次ぐ地位ですが、家令が居ない場合は執事が
代わりの役を担っているようです。
男性使用人のまとめ役で、
屋敷・土地・領地の管理
使用人の管理
食器の管理
酒類の管理
給仕・・・等
その下の役職が
トーマス・バロー=First footman (第一下僕)
ウィリアム・メイソン =Second footman (第二下僕)
通常はフットマンは食事の給仕、ドアの開閉、重量物の運搬やメイドが裏側を掃除できる
ように家具を移動させるといった種類の仕事を担当していたようです。又特に客を訪問
するときなどに従者(ヴァレット)の役を兼ねる様な事もあった様です。
ジョン・ベイツ=Valet(従者)
主人の身の回り、身支度を世話する係で 上記男性使用人とは一線を画した役割のようです。
その下にも
トム・ブランソン = Chauffeur (運転手)は下級使用人ですが後に レディー・シヴィル
と結婚(逆玉の輿)
女性使用人に関しては、
ミセス エルシー・ヒューズ = Head housekeeper (家政婦長)
女性使用人のリーダー、管理者
ミセス サラ・オブライエン =Lady's maid (伯爵夫人付きの侍女)
アンナ・スミス(ベイツ) =Head housemaid (メイド長)→ Lady's maid(レディー・メアリー付きの侍女)
ミセス ベリル・パットモア =Head cook (料理長)
デイジー・ロビンソン(メイソン) = Scullery maid (厨房メイド)→ Kitchin maid (料理助手)希望
以上が簡単なおさらいですが、もし勘違いや記述違いがありましたらご指摘、ご教授頂ければ幸いです。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
少し話がそれますが、マシューが・・・・
思いもよらぬ事でございました(涙)
何故突然に? と思ったら、マシュー役のダン・スティーヴンスが自身の希望による降板でその理由が
ギャラの問題とか、広く他の役をやってみたいとか(噂です)だそうで、誠に残念です。
特に好みではないのですが、あの美形はこのドラマの”華”だったのに~!(独断と偏見)ルックスは特に
好みでは無くても ”声”が好きですねぇ。 あのルックスであの声は掟破り(意味不明&暴言)でしょ。
と、又例の如くアクセントフェチ、声フェチとしては ちょっとツボ入りしました。
で、ご本人の希望通りと言うか、順調にと言うか次々出演作が出ている様で、
先ず、
↓ これは「ナイト・ミュージアム」のランスロット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ed/850a2531044fa67060b44b34f4426ef4.jpg)
ディズニーの実写版 「美女と野獣」”Beauty and the Beast” で野獣役です。
これはかなりの豪華版です。
エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス
その他
ルーク・エヴァンズ、 サー・イアン・マッケラン、 ユアン・マクレガー等
監督はビル・コンドン(Mr. Holmesの監督です)
全米での公開日が2017年3月17日、日本公開は2017年4月22日という予定だそうです。
そして、「X-MEN」のスピンオフドラマ「Legion」でタイトルロールを演じる事になったと発表
されたようです。
又しても ”マーベル” 恐るべし!
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
又話が変わりますが、
本当に久し振りのシャーリー・マックレーンがコーラの母親役で出演していましたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/13/bf3c64942c5b31948a8530c916361a41.jpg)
いや~、ビックリしましたし、感無量!
ヴァイオレットのマギー・スミスの存在感も素晴らしいものですが、シャーリー・マックレーン
を前にすると ともすると押され気味って感じもありましたね。
チョットした感動モノでした。
Downton AbbeyはAXNミステリーでもHuluでもS3迄放映済です。
NHKでは2月21日(日)夜11:00からS4放映されるようですが、これも吹き替えなんでしょうね。
何故NHKは吹き替えが多いのでしょう?(ブチブチ文句)。
なのでAXNミステリーさん、or Huluさん 早く放映お願い致します。
本作はS6迄制作されているとの事なので、今後日本での放映が何時になるのか・・・
ダウントン・アビー私も好きで見ていました。おっしゃる通りはまってクセになりますね(笑)
使用人の役職はなかなか複雑で分かりにくいと思っていたので、今回説明頂き良く分かりました。
私は吹き替えで見ていたので 英語での表記も参考になりました。 有り難うございました。
マシュー様 残念ですね。 お声が素敵なんですか ? 字幕版生憎見られないので "生声" 聞けず残念です。
それと、シャーリー・マックレーン気付きませんでした。ボケ !
S4も楽しみです。
話はかわりますが、sherlock special 映画公開始まりましたね(嬉) もうご覧になったんですか ? 私は近いうちに見に行きます。楽しみです。
お立ち寄りいただき有難うございます♪
いゃ~、オソマツ様で御座います(汗) でもほんの少しでもお役に立てば嬉しいですが
十分でないかも知れませんのでお含みおき下さいませね。
そうですか、吹き替え版でご覧になったんですね。 放送局の都合もあるし、又それぞれ
の好みもありますが、ワタクシ個人的には吹き替え版はどうも苦手で 役者さんの声、
しゃべり方を含めた演技を楽しみたい場合は やはり字幕版が良いと思うのですが、とは
言え仕方ありません。 何故かNHKは吹き替え版が多いんですよね。
それと、ワタクシの場合は英国アクセントフェチ、声フェチなので(又言ってる、ひつこ
い!)どうしても字幕版でなければ・・・なのです。 特にシャーロックはね。
S6まで制作されているそうなので、まだまだ先が長いですけど どんな展開になるので
しょうね? って言うか日本では何時頃観られるのか・・・ですね。
Sherlock Special公開はじまりましたねぇ。
ネット上も色々感想が行き交っている様ですが、ワタクシももう少し落ち着いてから行く
予定にしています。 まぁ、一応観ているので慌てなくても良いかな?って事もあります
が、時間が~・・・・ いずれにしても楽しみですね。
又ご覧になった後感想を聞かせて頂ければ嬉しいです。