『エノーラ・ホームズ』の記事を書いていて つい思い出しました。
4年近く前ですが、2016年8月11日付けで書きました『ホームズとワトソンの100年』の中で
とても良く出来た動画と共に、その内容に関連した過去作品を書き出したものです。
今でも度々閲覧を頂いていますので、少し追加、補整して再掲致します。
↓ 下記が元記事です。
先日偶然非常に面白い映像を見つけました。
1916年から2016年迄の100年の間に制作されたホームズ作品から ホームズとワトソン
を取り上げて映像化した作品です。
古今東西の映画、ドラマ、舞台、アニメ等に登場した54組のホームズとワトソンです。
(Source :Sanguinity)
↓ こちらでご覧ください。
https://vimeo.com/171431158
又、この動画でバックに使われている曲は、
”Would You Like To Take a Walk?” by ”The Sunshine Boys”(1930年)
歌詞と連動した場面構成には感動すると共に、どの組み合わせのホームズ&ワトソンを見ても何
となくホッコリさせられ顔面筋が緩みます。
凄い動画を作ったものだと感心させられ、嬉しく観させて頂きました。
この映像に含まれているのは先に書きました様に全54組で 最後に出典が書かれているのですが、
個人的に全く知らない作品(特にアニメ、中国作品)や見とれない部分もあり 全部は書き出せま
せんので 良く知られた一部だけですが下記に書き出してみました。
◎ ウィリアム・ジレット&エドワード・フィールディング「Sherlock Holmes」1916年
(※ これは驚きました。2年ほど前に幻の映像が見つかり、その後デジタル処理をして公
開されると言う記事があり 拙記事にも載せたのですがここで観られるとは予想もしなかった事です。
最初のホームズ映像と云われる100年前のサイレント作品、お宝映像です!)
◎ エイル・ノーッド&ヒューバート・ウィリス:「The Adventure of Sherlock Holmes」1921年
◎ ジョン・バリモア&ローランド・ヤング :「Sherlock Holmes」1922年
◎ アーサー・ウォントナー&イアン・フレミング :「The Sleeping Cardinal」 1931年、「The Triumph of Sherloc Holmes」1935年、
「Silver Blaze」1937年
◎ ベイジル・ラスボーン&ナイジェル・ブルース :「The Hound of the Baskervilles」 1939年、「Pursuit to Algiers」 1945年
◎ ロナルド・ハワード&ハワード・マリオン・クロフォード : 「Sherlock Holmes」 1954年ー1955年
◎ クリストファー・リー&ソアリー・ウォルターズ; 「Sherlock Holmes und das Halsband des Todes」 1962年
◎ ダグラス・ウィルマ―&ナイジェル・ストック : 「Sherlock Holmes」 1965年
◎ ピーター・カッシング&ナイジェル・ストック : 「Sherlock Holmes」 1968年
◎ ロバート・スティーブンス&コリン・ブレークリー :「The Private Life of Sherlock Holmes」 1970年
(※ 先日記事で触れました ”deleated scene” が含まれています!)
※ 上記ビリー・ワイルダー版の『シャーロック・ホームズの冒険』あらすじはコチラに。
◎ ジョージ・C・スコット&ジョアン・ウッドワード ; 「They Might Be Giants」 1971年
◎ ニコール・ウィリアムソン&ロバート・デュヴァル : 「The Seven-Per-Cent Solution」 1976年
◎ クリストファー・プラマー&ジェームス・メイソン : 「Muder By Degree」 1979年
◎ ヴァシーリー・リヴァーノフ&ヴィターリー・ソローミン : 「シャーロック・ホームズとワトソン」 1979年ー1986年
◎ トム・ベイカー&テレンス・リグビー ; 「The Hound of the Baskervilles」 1982年
◎ ジェレミー・ブレット&デヴィッド・バーク : 「グラナダ版Sherlock Holmes 」 1984年ー1985年
◎ ジェレミー・ブレット&エドワード・ハードウィック : 「グラナダ版Sherlock Holmes」1986年ー1988年
※ ”グラナダ版”のエピソードは16作品書きましたのでコチラをご参照下さい
◎ ニコラス・ロウ&アラン・コックス : 「Young Sherlock Holmes」 1985年
※上記『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』はコチラに。
◎ マイケル・ケイン&ベン・キングズレー :「Without a Clue」 1988年
◎ ブレント・スパイナー&レヴァー・バートン :「Star Strek : The Next Generation :Elementary, My Dear Data」 1988年
◎ アンソニー・ヒギンズ&デブラ・ファレンティノ :「1994 Baker Street : Sherlock Holmes Returns」1993年
◎ メレディス・ヘンダーソン&ジョン・ホワイト :「The Adventure of Shirley Holmes」 1996年ー 1999年
◎ ジェイソン・グレイ・スタンフォード&ジョン・ホワイト :「Sherlock Holmes in the 22nd Century」1999年ー2001年
◎ ロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウ : 「Sherlock Holmes」2009年、「Sherlock Holmes :A Game of Shadow」2011年
※上記2作目『シャドウ・ゲーム』あらすじはコチラに。
◎ ベン・サイダー&ギャレス・デヴィッド・ロイド :「Sherlock Holmes」2010年
◎ ベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマン : 「Sherlock」 2010年-
※ BBC版『SHERLOCK』に関しては右カテゴリー欄ご参照下さい
◎ ジョニー・リー・ミラー&ルーシー・リュー :「Elementary」 2012年ー
◎ イゴール・ペトレンコ&アンドレイ・パニン :「新ロシア版名探偵シャーロック・ホームズ」2013年
※上記『新ロシア版』概略はコチラに。
◎ ジャナン・マイケルソン&サラ・レネ・ウェザビー :「The Adventure of Jamie Watson and Sherlock Holmes」 2014年ー
◎ ギア・モラ&アラーナ・ジョーダン :「Herlock」 2015年
◎ ハンナ・ドリュー&カレン・スターター : 「Baker Street」 2015年
◎ イアン・マッケラン&ニコラス・ロウ : 「Mr. Holmes」 2015年
(注)これだけは例外です。 原作にはワトソンに関する記述はありますが 映画には登場しません。この場合は ”Young
Sherlock” を演じたニコラス・ロウが劇中映画でホームズを演じている部分が使われています。
※ 上記『Mr.ホームズ名探偵最後の事件』概略はコチラに
その他諸々で全54組が登場します。
自分ではホームズ作品かなり観ているつもりでしたけど こうして見直すと知らない作品、見た事
が無い作品が多いのに驚きます。
100年変わることなく色々な形で映像化され続ける不変の人気を再認識させられます。
作品に対する評価、或はキャスティングに対する評価様々ありますが どの作品もそれぞれ楽しめると考えます。
大好き→結構好き→面白い→まぁまぁ→これはチョット・・・→???オイオイ!等色々あります。
又ここに含まれている作品以外にも多数あると記憶して居ります。
こうして再度色々観るにつけても、如何にこの二人が長年に渡り愛され続けているかを改めて感
じさせられます。
ホームズとワトソンは永遠に不滅です !!!
わ、動画見て頂いたんですね。 スミマセン、無理強いした様で(汗)
でも、結構感動モノですよね。 少なくともワタクシは凄いな~と作者さんにお礼を言いた
い気持ちです。
やはりホームズに関しては”オタク度”が半端ないですよね。 ワタクシ如きはとてもとても
足元にも及びませんが、でもホームズ愛は十分持っているつもりなので・・・(良いのか悪
いのか)悩む。
いやいや、私も観たことが無い作品結構ありますよ。
2人共女性、というのも話には聞いていたものの見た事はありません。
以前はどうなんだろうと余り気乗りがしなかった”Young Sherlock”(例のグライダー風に乗
るヤツ)もあらためて見てみようかと思い始めました。(多分DVD 探すはめになりそうな悪
い予感が・・・汗)。
仰る通り、ホームズ作品の大海原はまだまだ果てしなく続きますね。
BBC版を楽しむ為にも 色々見聞を広げてみるのも楽しいかも・・・ですね。
やっと動画を見ました!ホントにすごいですね~これだけ集めたのもすごいけど、おっしゃる通り歌詞に合わせたシーンを集めるなんて、並大抵の根気じゃないですよね。曲がほのぼのな感じだし、見てると本当に何だか微笑ましいというか幸せな気分になります。いいもの見せていただきました♪
グラナダ版のΓまだらの紐」のシーン、分かりました!いいですね~それとΓThe Private Life~」の削除シーンが入ってるなんて、感動です。私なんて、見たことある作品は多分片手の指で足りるんじゃないかというヒヨッコですが、ホームズ作品の大海原は果てしなく続いてるんだな~と実感しました。
ところで、リストにあげてくださった名前を見ながら女性の名前がある…?と思ってたんですが、どちらか、もしくは両方が女性って、結構(?)あるんですね。ビックリです!世界のクリエイターたちの想像力はとどまるところをしらないですね。足でこぐグライダーみたいなの(?…すみません、なんて言うんでしたっけ?)に乗ってビックベンを横切ってるのは、一体どんな話なんだろう…とか、ちょっと見てみたくなりました。
お疲れ出ていないですか? 暑さが応えるでしょうね。
そうなんです、今年は関東に向かう台風が多いんですよね。 今日もかなりの豪雨でした。
被害が大きくなければ良いと祈っています。
ところで、54組のホームズとワトソンですが お時間がある時に是非動画をご覧になって下
さいね。 凄いんですよ! これを見つけた時は感動してしまいました。
あの曲の歌詞と連動した画面構成には感心したと同時に、あれほどの資料を集めた作者
を尊敬します(大袈裟?)
今書いている「まだらの紐」のシーンも含まれているし、ライヘンバッハの色々バージョンが
含まれているので これも感動モノです。
落ち着かれたら又英国レポート等楽しみにしています♪
すっかりご無沙汰してしまってすみません。無事帰国しました。暑いです~でも、そちらは台風で大変なのでは…?今年は関西よりも関東直撃が多いですね。
実はまだ動画は見られていないのですが、あまりにステキなテーマだったので思わず…54組のホームズとワトソンを使った動画なんてすごすぎます~そして、それをちゃんと解説していただけてすごくありがたいです!改めて、こんなにも色んな映像作品があるんだな~と実感しました。PCを使える時に見ようと楽しみにしてます♪
グラナダ版のΓまだらの紐」も、ホームズが本当に元気で生き生きいしていていいですね。そちらも楽しみです。
おッ珍しく朝からコメントを頂き有難うございました。
夏休みなんですね。
そう言えば、1年前の今頃は・・・・でしたねぇ(遠い目)早いもんです。
今回は是非dicoさんに観て頂きたかったので嬉しいです。 有難うございます。
感動モンですよね。
歌詞に合わせたシーンをピックアップして編集するなんてさぞ大変な作業で凄い事だと驚
きです。私には全く想像もつかない作業ですけどdico makeも是非頑張って下さいね(他
人事だと思っていい気なもんですね。 スミマセン!)。
ホームズとワトソンほど長年世界中で愛されたキャラクターは他に無いと思うし、この先も多
分色々と続くのではないかと思いますね。
>BBC版もそこのところよろしくお願いしますと言いたいですが・・・・←激しく同感です。何
とかしてくれ~と願いしたいですね。
昨日から夏休みに突入したので朝からお邪魔いたします。
すごいですね、この動画は本当にお宝です。
そして、登場したSH&JWを解説付きで書き出してくれたYam Yamさんにも感謝です!
ありがとうございます。
BBC版まで入っているなんてちょっと感動しちゃいました。
リンク先の54組も見てびっくりしましたがこれ以外にもあるなんて!
史上最も多く映画化された主人公ですもんね。
こんなに長年にわたり愛されてきたキャラクターは稀有だし、
このふたりがどの作品も良い距離感で表現されているのだとあらためて感じました。
(BBC版もそこのところよろしくお願いしますと言いたいですが・・・・)
この動画はファンメイドなんでしょうか。素晴らしいです。
本当にファンはスゴイと思います。
ホームズとワトソンは永遠に不滅ですね。
ステキな動画のご紹介、ありがとうございました。