The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:2023-Apr./1

2023-04-07 | ブックレヴュー&情報
今月も引き続き多くの新作が発売予定になっています。
忙しい、けど、楽しみです。

※ 『スウェーディッシュ・ブーツ』ヘニング・マンケル

東京創元社 2023年4月11日発売予定

【内容概略】
≪一人孤島に住む、元医師のフレドリックは、就寝中の火事で住む家も家財道具もすべてを失う。
その後警察の調べで火事の原因が放火であったことが判明、さらに自分の家に火を付けたと疑い
をかけられてしまう。そんなとき、離れて住む娘のルイースから、パリで警察に捕まっているの
で助けて欲しいという電話が入る。フレドリックは単身パリに向かうが……。
CWAインターナショナルダガー賞を受賞した、北欧ミステリの帝王最後の作品。 ≫

刑事ヴァランダー シリーズでお馴染みのスウェーデン作家の作品。
ヘニング・マンケルは久し振りです。

※ 『円周率の日に先生は死んだ』ヘザー・ヤング

ハヤカワ・ミステリ文庫 2023年4月11日 発売予定

【内容概略】
≪ 3月14日――円周率の日――に、数学教師アダム・マークスの焼死体が発見された。第一発見
者はアダムの教え子サル・プレンティス。死体は偶然見つけたと言ったきり口を閉ざすサルに、
社会科教師ノラ・ウィートンは疑念を抱く。
11歳の孤独な少年サルとアダムの出会いから焼死事件までの数ヵ月間と、平凡な教師ノラが真相
解明のために奔走した焼死事件後の数週間。それぞれの視点が重なるとき、すべての謎が明らか
になる。

『ブート・バザールの少年探偵』、『木曜殺人クラブ』、『かくして彼女はヘレンとなった』等
の作品とともに2021年度アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA賞)にノミネートされた傑作。 ≫

ちょっと目を引く変わったタイトルですが、そう言えば、”円周率”は、”3.14・・・・・”でしたね。
そして、
wikipediaによれば、
2009年にアメリカ合衆国下院で3月14日を「全米円周率の日】とする決議案が可決されたとのこと
で、又この日はアルベルト・アインシュタインの誕生日(1879年3月14日)であり、日本では1997年
に日本数学検定協会によって「数学の日」にもなっている。
・・・とのことです。

※ 『金庫破りときどきスパイ』アシュリー・ウィーバー

創元推理文庫 2023年4月28日発売予定

【内容概略】
≪第二次世界大戦下のロンドン。陸軍のラムゼイ少佐に捕まった金庫破りのエリーは、諜報作戦
上の重要文書を回収するため、ある屋敷の金庫を解錠しろと命じられる。彼と一緒に屋敷に忍び
込むと、金庫のそばには死体があり、文書は消えていた……。
凄腕の女性金庫破りと堅物の青年将校、正反対の二人の波瀾万丈の冒険。≫

初読みの作家さんですが、元々コージー系でデビューされた方の様です。

コージー系はあまり得意ではないのですが、今作はコージー系と言えるのかどうか分かりません。
チョット異なる様な感じを受けましたので興味を持ちました。 どうでしょうね。



(source ; 東京創元社、ハヤカワ & etc.)








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