
20世紀スタジオのスティーブ・アスベル氏によれば、同社で今後クリスティの作品3作品を映像化
する計画があるとの事。
同社では過去何作かのクリスティ作品の映画化をしており、近くはサー・ケネス・ブラナーのポア
ロ三作品を映画化していました。
(『オリエント急行殺人事件』、『ナイル殺人事件』、『ベネチアの亡霊』)
それらの作品は大変大きな営業収益をあげたことから、今度も引き続きクリスティ作品を手がける
用意があると発表しています。
アスベル氏によれば、次の予定作品として、
『そして誰もいなくなった』、『検察側の証人』、『ミス・マープル』が挙げられており、又その他に
も幾つかの案があるとの事。
ただ、現時点では サー・ケネスが監督として復帰するかどうかは未定との事です。
今回候補に挙がった作品は、過去何度も映像化されており、良く知られた映画版、最近の色々あった
(ゴニョゴニョ・・・)BBC版等を含むドラマ版等枚挙のいとまがありませんが、念のため代表的な
ところを挙げておきます。
※ 『そして誰もいなくなった』”And Then There Were None”
☆ 1945年 ルネ・クレール監督版

(これは観ていませんが、大変良く知られた作品だそうです)
その他何作かの映画化作品があり、そのうち幾つかは昔(?)映画館で観た記憶があります。
そして、
☆ BBC版 (2015年)

拙記事は下記に
↓
『BBCドラマ『そして誰もいなくなった』
※ 『検察側の証人』” Witness for the Prosecution”
☆ 1957年 ビリー・ワイルダー監督版 (日本でのタイトルは『情婦』)

(マリーネ・デートリッヒ、タイロン・パワー出演)
この作品は知ってはいましたが観る機会がありませんでした。
そして、
☆ BBC版(2016年)

拙記事は下記に
↓
アガサ・クリスティー原作:BBCドラマ『検察側の証人』
(BBC版は両作品共サラ・フェルプスによる脚本でした←これが色々物議を醸しました。
問題多々、意見色々でしたねぇ・・・)
そしてもう一つが、
※ ミス・マープル作品
上記2作品は所謂ノン・シリーズ作品ですので、脚本と役者さん次第で色々と興味が湧いてくる
だろうと思います。
しかし、”ミス・マープル”となると、マープルさんを演じる役者さんが大変大きなポイントにな
るでしょうから、難しいでしょうね。
これまで何人かの女優さんが演じてきたマープルさんですが、それぞれ思い入れがあったり、好
みが分かれていたところでしたね。
今更ですが、念のため歴代の”マープルさん”を、




マーガレット・ラザフォード、ジョーン・ヒクソン、ジェラルディン・マックイーワン、ジュリア・
マッケンジーその他大勢
それから、アンジェラ・ランズベリー(ジェシカ伯母さん)も忘れてはならないですね。
それぞれお好みのマープルさんがあるのですが、マーガレット・ラザフォードが一番という評価
もある様です。とは言え、ラザフォード版は観た事がないので個人的には何とも言えないのです
が・・・。
原作からのイメージとそれぞれの思い入れもあり・・・で、マープルさんのキャスティングは難
しかろうと思っています。
それと、マープルさんに限らず、時代設定なども原作とのすり合わせがどうなるのか?も興味と
言うか心配(?)でもあるところです。
Adaptationが製作されるたびに、色々考えさせられ、原作があまりにも印象深く刻まれているの
で受け取る側の思いもあり、賛否両論になる場合が多いと感じます。
どんな作風で製作されるのか・・・・。
まぁ、何れにしても不安も少々ありながらも とても楽しみでもあります。
情報が出次第追記していきましょう。
(source : 20世紀スタジオ、Screen Rant, Yahoo & etc.)
マープルさんはヒクソンさん以外浮かばないもの、、、見ているだけで頭良さそうって。どんな人が演じるのかまた分かったら教えてください。
クリスティ作品は誰でも一度は読んだことがあるでしょうから、それぞれ思い入れとイメージが出来ている
と思います。だから、映像化は本当に難しいし、製作者は何とか斬新な解釈を!と考えるんでしょうね。
≫あの????だらけの・・・・・って、あれですか? それともあっちの方ですか?(意味不明?)
何れにしても、期待と不安両方が渦巻きますが、情報出次第お知らせしますね。