「読むだけでフワッと癒やされる本」読書感想
「読むだけでフワッと癒やされる本」は樺沢紫苑氏のもとに寄せられた質問に答えるYouTube「樺チャンネル」の再生回数が多いもの等「必要とされている」動画をもとに作られた新刊。41の質問に対して4ページずつで回答が完結しているとても読みやすい作品だ。各項目には元となった動画に飛べるQRコード迄ついているという親切な作りになっている。
今回は、私が通読して自分の心に引っかかったキーワードをもとに、自分の体験や感想をまとめていこう!
1 「本人にやってみようという気持ちを起こさせる。」
~これは、「アドバイスを無視したり暴力的になったりする人にどう接すればいいですか?」という質問に対する答えの1部分のキーワード。
私は、
「授業中に集中しない子供に対してどうすればいいか?」という問いに読み変えてみた。
授業に集中できない子供に、叱っても仕方がない。その場では、学習するふりをするかもしれないが、それは叱られないようにするための自己防衛に過ぎず、時間がたてばまた集中は途切れる。
だいたい、
「こら!ちゃんと勉強しろ!」
と叱って、
「はい、すいませんでした。ちゃんと勉強します。」
で、集中するのなら先生は要らない。(笑)
教育界には
「教科書を出させる前に、やる気を出させろ!」
という言葉が・・・ある。やはり、学習者のやる気が大切なのだ。
では、そのやる気を出させる方法とは?
① おもしろいよ!
いわゆる、導入の工夫ですね。その学習に関係した楽しそうな場面を提示する。「楽しそうだな。」と思えば子供は集中して次を聞く。いわゆる つかみはOK。
② できる できる できる
難しそうな学習でも系統性がある。2学年ぐらい下の内容の復習からテンポよく入る。できたら、1学年下の内容に。それもできたら、今日の学習を分解して簡単に。
できる できる できる 簡単だ! で、子どもはやる気になっていく。
③ できない できない できた!
これは、もう一つ上等な作戦。できない、できないの時の声掛けが大切。
「今は、出来ないけどきっとできるようになるよ。」
これは、絶対にできるようにさせられる自信がある時には使える高等テクニック。
④ 必要感を持たせる。
ザリガニ釣りに行くために、釣竿を作ろう。
とか
英語の先生に英語で自己紹介をしよう。
などは、必要感を持たせるための課題設定が比較的簡単。
分数の割り算などは必要感を持たせる課題づくりは難しいとされている。
※「本人にやってみようという気持ちを起こさせる。」はとても大切な考え方。①~④の方法を時と場合によってアレンジしながら駆使していくとともに、新しいアプローチの方法を模索していきたい。
2 「一人でいるのは心が安らぎ 癒やしの時間になる」
~これは、「いつも誰かと一緒にいないと寂しくて不安です。」という質問に対する答えの中のキーワード。私自身は、一人の時間を楽しめているなぁと感じている。
例えば、
「趣味のランニング」
仲間と走るのももちろんとても楽しいのだが、一人で走るのも楽しい。一人で、自分が設定したタイムに挑戦するようにゼーゼー走るのもいいし、「1時間」とか決めて好き勝手なコースを心のままに走るのも楽しい。
「趣味のドライブ」
仲間とのドライブは楽しいけれど、圧倒的に一人で運転することが多い。一人で好きか音楽を聴きながらもいいし、セミナーなどの音声を聞きながらの運転もいい。先日、音楽をミュートにして無音で運転してみた。聞こえるのは、車のエンジン音、タイヤの音、窓から入ってくる町のノイズ。運転に集中できてとても新鮮だった。
「趣味の散歩」
ランニングとはまた別に好き勝手なところを歩き回り自分のお気に入りの場所を探すこともある。新しいお店を発見したときは得した気分。公園のベンチでコーヒー片手に読書を楽しむこともある。土手沿いを好きな歌を唄いながら歩くのも至福の時間。
「趣味の読書」
お風呂の中、トイレの中、布団の中。一人でリラックスする場所にそれぞれ違う本を用意して読書を楽しんでいる。
※自分が自分の為だけに自分の計画で時間を使えるのはとても贅沢な時間だと感じる。それは裏を返せば、仕事や家族のために費やす時間も多いから。メリハリをつけて、どちらも大切にしていきたい。
3 「毎日が楽しいけれど、もっと楽しく過ごしたい!」
~これは、「人生を楽しんでいる人の共通点はありますか。」の項目を読んでいるときに私が感じた気持ち。
「嫌なことを考えないようにする方法はありますか。」の質問の答えでは、「楽しいことを増やす。」と書かれていた。楽しいことをしているときには嫌なこと考えることはない。楽しいことを増やせば必然的に嫌なことを考える機会が減っていく。激しく共感して、自分が楽しいと思うことをずーと模索してきた。そのためにも「コンフォートゾーンからの脱出」を自分の年間の目標にした年もあった。コンフォートゾーンから脱出するためにその時に考えうるすべてのことに挑戦してみた。「とりあえずやってみる」だ。
・毎週新作料理に挑戦し、ブログにアップする。
・スパイスカレー作りにはまり、美味しい具材を探しまくる。
・コロナ禍が始まった頃、家庭科室でお昼ご飯を自炊し始める。
・コロナ禍が始まった時期、家庭科室で職員にランチを手作りしふるまう。
・毎月、1本以上映画を見てブログで感想を書く。
・月に1軒以上新しいお店を開拓し、料理の写真をブログにアップする。
・散歩では近所で歩いていない道を選んで歩く。
・読んだことの無い著者の本を購入して読み、新しくお気に入りの作家を見つける。
・コンビニでは食べたことの無いアイスやスイーツを買う。
・寝室に持ち込んでいたスマホをリビングに置き、代わりに目覚まし時計を持ち込む。
・真夏に自宅から横浜まで往復120キロママチャリで走破する。
・教育系とは違うセミナー(ウェブ心理塾セミナー祭り2017)に参加する。
・北千住はしご酒(一晩で五軒)
・・・・この辺にしときますか。
1つ1つのコンフォートゾーンからの脱出について10分以上喋れるんじゃないかな?そのくらい思い入れが強いです。素敵な考え方を示唆していただき、素敵な経験をすることが出来ました。
※毎日が楽しいけど、もっと楽しく過ごしたい。
私が考える 楽しく過ごすためのコツは
「健康でいること」
心も体も。
そのためには、
がんばる時には頑張り、休む時には休む。
メリハリをつけた生活。
そして、常に新しいことを探そうとする好奇心。
これからも
もっと楽しいことを見つけて、発信し続けたいと思います。
自分のために。
そして、
誰かのために。
「読むだけでフワッと癒やされる本」は樺沢紫苑氏のもとに寄せられた質問に答えるYouTube「樺チャンネル」の再生回数が多いもの等「必要とされている」動画をもとに作られた新刊。41の質問に対して4ページずつで回答が完結しているとても読みやすい作品だ。各項目には元となった動画に飛べるQRコード迄ついているという親切な作りになっている。
今回は、私が通読して自分の心に引っかかったキーワードをもとに、自分の体験や感想をまとめていこう!
1 「本人にやってみようという気持ちを起こさせる。」
~これは、「アドバイスを無視したり暴力的になったりする人にどう接すればいいですか?」という質問に対する答えの1部分のキーワード。
私は、
「授業中に集中しない子供に対してどうすればいいか?」という問いに読み変えてみた。
授業に集中できない子供に、叱っても仕方がない。その場では、学習するふりをするかもしれないが、それは叱られないようにするための自己防衛に過ぎず、時間がたてばまた集中は途切れる。
だいたい、
「こら!ちゃんと勉強しろ!」
と叱って、
「はい、すいませんでした。ちゃんと勉強します。」
で、集中するのなら先生は要らない。(笑)
教育界には
「教科書を出させる前に、やる気を出させろ!」
という言葉が・・・ある。やはり、学習者のやる気が大切なのだ。
では、そのやる気を出させる方法とは?
① おもしろいよ!
いわゆる、導入の工夫ですね。その学習に関係した楽しそうな場面を提示する。「楽しそうだな。」と思えば子供は集中して次を聞く。いわゆる つかみはOK。
② できる できる できる
難しそうな学習でも系統性がある。2学年ぐらい下の内容の復習からテンポよく入る。できたら、1学年下の内容に。それもできたら、今日の学習を分解して簡単に。
できる できる できる 簡単だ! で、子どもはやる気になっていく。
③ できない できない できた!
これは、もう一つ上等な作戦。できない、できないの時の声掛けが大切。
「今は、出来ないけどきっとできるようになるよ。」
これは、絶対にできるようにさせられる自信がある時には使える高等テクニック。
④ 必要感を持たせる。
ザリガニ釣りに行くために、釣竿を作ろう。
とか
英語の先生に英語で自己紹介をしよう。
などは、必要感を持たせるための課題設定が比較的簡単。
分数の割り算などは必要感を持たせる課題づくりは難しいとされている。
※「本人にやってみようという気持ちを起こさせる。」はとても大切な考え方。①~④の方法を時と場合によってアレンジしながら駆使していくとともに、新しいアプローチの方法を模索していきたい。
2 「一人でいるのは心が安らぎ 癒やしの時間になる」
~これは、「いつも誰かと一緒にいないと寂しくて不安です。」という質問に対する答えの中のキーワード。私自身は、一人の時間を楽しめているなぁと感じている。
例えば、
「趣味のランニング」
仲間と走るのももちろんとても楽しいのだが、一人で走るのも楽しい。一人で、自分が設定したタイムに挑戦するようにゼーゼー走るのもいいし、「1時間」とか決めて好き勝手なコースを心のままに走るのも楽しい。
「趣味のドライブ」
仲間とのドライブは楽しいけれど、圧倒的に一人で運転することが多い。一人で好きか音楽を聴きながらもいいし、セミナーなどの音声を聞きながらの運転もいい。先日、音楽をミュートにして無音で運転してみた。聞こえるのは、車のエンジン音、タイヤの音、窓から入ってくる町のノイズ。運転に集中できてとても新鮮だった。
「趣味の散歩」
ランニングとはまた別に好き勝手なところを歩き回り自分のお気に入りの場所を探すこともある。新しいお店を発見したときは得した気分。公園のベンチでコーヒー片手に読書を楽しむこともある。土手沿いを好きな歌を唄いながら歩くのも至福の時間。
「趣味の読書」
お風呂の中、トイレの中、布団の中。一人でリラックスする場所にそれぞれ違う本を用意して読書を楽しんでいる。
※自分が自分の為だけに自分の計画で時間を使えるのはとても贅沢な時間だと感じる。それは裏を返せば、仕事や家族のために費やす時間も多いから。メリハリをつけて、どちらも大切にしていきたい。
3 「毎日が楽しいけれど、もっと楽しく過ごしたい!」
~これは、「人生を楽しんでいる人の共通点はありますか。」の項目を読んでいるときに私が感じた気持ち。
「嫌なことを考えないようにする方法はありますか。」の質問の答えでは、「楽しいことを増やす。」と書かれていた。楽しいことをしているときには嫌なこと考えることはない。楽しいことを増やせば必然的に嫌なことを考える機会が減っていく。激しく共感して、自分が楽しいと思うことをずーと模索してきた。そのためにも「コンフォートゾーンからの脱出」を自分の年間の目標にした年もあった。コンフォートゾーンから脱出するためにその時に考えうるすべてのことに挑戦してみた。「とりあえずやってみる」だ。
・毎週新作料理に挑戦し、ブログにアップする。
・スパイスカレー作りにはまり、美味しい具材を探しまくる。
・コロナ禍が始まった頃、家庭科室でお昼ご飯を自炊し始める。
・コロナ禍が始まった時期、家庭科室で職員にランチを手作りしふるまう。
・毎月、1本以上映画を見てブログで感想を書く。
・月に1軒以上新しいお店を開拓し、料理の写真をブログにアップする。
・散歩では近所で歩いていない道を選んで歩く。
・読んだことの無い著者の本を購入して読み、新しくお気に入りの作家を見つける。
・コンビニでは食べたことの無いアイスやスイーツを買う。
・寝室に持ち込んでいたスマホをリビングに置き、代わりに目覚まし時計を持ち込む。
・真夏に自宅から横浜まで往復120キロママチャリで走破する。
・教育系とは違うセミナー(ウェブ心理塾セミナー祭り2017)に参加する。
・北千住はしご酒(一晩で五軒)
・・・・この辺にしときますか。
1つ1つのコンフォートゾーンからの脱出について10分以上喋れるんじゃないかな?そのくらい思い入れが強いです。素敵な考え方を示唆していただき、素敵な経験をすることが出来ました。
※毎日が楽しいけど、もっと楽しく過ごしたい。
私が考える 楽しく過ごすためのコツは
「健康でいること」
心も体も。
そのためには、
がんばる時には頑張り、休む時には休む。
メリハリをつけた生活。
そして、常に新しいことを探そうとする好奇心。
これからも
もっと楽しいことを見つけて、発信し続けたいと思います。
自分のために。
そして、
誰かのために。