
「読むだけで フワッと 癒される本」を読み
「そうだよな。もっと自分に優しくしていけばいいんだ。」
と励まされているような応援されているような気持になった。
でも でも
読んでいるうちに
「それはわかるけど、その先が知りたいのです。樺沢先生!」
と思うことがあった。
私は昨年の11~12月に仕事関係で複数の人から強い口調で責められたことがきっかけで3か月強の休職をした。もう一度同じように責められたら、自分の精神はどうなってしまうのだろう?と不安になり、上司に
「休ませてください。」
と言って、心療内科に駆け込んだ。
「うつ状態」ということで診断書をいただくまでにそう長くはかからなかった。
あの時、仕事を続けるということが出来たのだろうか?と考えることがある。
本書P18で
「人の言うことは真に受けず
ストレスはするりとかわす」
と樺沢先生は言う。
おっしゃることはわかります。でも、それができなかったんです。するりとかわすことができないから苦しんでいるのです。今、今現在、「スルーする」ことができない人はどうすればスルーできるようになるのでしょうか?
さらに読み進めました。
P82辺り
「ニュートラスに対応」
と樺沢先生は言う。
(1) ネガティブに対応 でもなく、(2)ポジティブに対応 でもなく
第3の対応方法として(3)ニュートラルに対応 すると。
やんわりとスルーするということだと。
ですから、そこが知りたい。その先が知りたいのです、樺沢先生!
さらに読み進めると、
P104辺り、
「のれんのように生きる」ために必要なこと とある。
これか?これが私が求めていたことなのか?
のれんのようにしなやかに受け流せたら・・・。
それは、ずっと思っていた。
簡単なできごとならばそれはできる。
でも、必要な時に
そう、
あの強烈な攻撃はかわせなかった。
「自分に非がなければ、落ち込む必要はありません。」
優しい言葉です。その通りだと思います。
でも、あの時は、
自分に非があるかないか?
なんて、振り返る余裕もありませんでした。
「自分自身の自己洞察力を高めるために日記を書く。」
~やっているような気がする。でも、ブログには核心に迫るようなところまではかけない。
つまり、自分に向き合ってはこなかったのだ。逃げてきたのだ。
「日記→フィードバック」が自己洞察力を高めていく。
あの時の出来事をこの程度には振り返ることができるまでは回復してきている。
しかし、
事故の間違いや不備を入念に検証できるまでにはまだ回復してはいないことを感じる。
「そこが知りたい 樺沢先生」
「その先が知りたい 樺沢先生」
と思って読み進めた先に回答は示されていた。
あとは、自分の心の回復を見極めながら
フィードバックをしていき
しなやかな心を獲得していこうと思っています。
焦らずに。