ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月12日、592回目の「火曜日行動」です。

2024-11-12 18:08:47 | 火曜日
爽やかな秋風が心地よい火曜日です。



今日は592回目の火曜日行動の日です。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんと小川さんです。



写真撮影は松尾さんと中山さんです。



長﨑さんの第一声始まりました。

長崎さん

 府庁でお勤めの皆様、ご通行中の皆様、こんにちは。

 今日も592回目の火曜日行動始めます。2012年4月17日にこの場に立ちました。12年を超えています。赤ちゃんだった子が小学校を卒業する、その年月を、毎週訴えを続けてきています。

 12年たつと周りの風景も変わりました。がんセンターもできました。でも子どもたちに対する差別は、残念ながら12年たっても変わらず、国の中でも改められないまま続いています。

 私は生野区でちょそんハッキョを楽しく支える会をやってきました。ここにいるメンバーは、自分の子どもをハッキョに通わせている保護者の方々、そして孫をハッキョに送っているハルモニ・ハラボジ、そして日本の中で大人が子どもの夢と希望を奪わない、その当たり前のこと、それが通らないことが私たち日本社会の民主主義を崩していっている、朝鮮学校の人たちだけの問題でなく、私たち日本人が、日本社会を民主主義をどうやって作っていくのかということと深いかかわりがある、そんな思いでいろんなメンバーが集まっています。

 今日も火曜日バンドの皆さんがいろんな曲を奏でてくれています。自分の国の言葉や文化が素敵なものだと思うこと、それが子どもたちにとって、どれほど大きなものであるのかを思います。

 私が朝鮮学校を支援する原点は、在日の子どもたちが70%の保育園で民族保育を作っていった、その中で、子どもたちや大人が変わっていく姿を目の当たりにしたからです。

 今、朝鮮名を人の前で堂々と言い、本名で集い、朝鮮語でしゃべり、朝鮮語の歌を歌い、朝鮮料理を食べ、毛穴から息を吸うように、自分自身の存在をあるがままに認められる、そんな場所が日本社会の中で奪われています。

 給食のビビンバやトックに喜んだ子どもたちの姿、毎日のあいさつがアンニョンハシムニカになったとき、自分のルーツが素敵なものだと、日本社会の中で堂々と朝鮮人として生きて行っていいのだと認めたこと、こうしたことがいかに人間にとって基本的なことなのかと思います。

 では順番に語ってもらいます。



これはこれはお久しぶり、古川さんが遠くから来てくださいました。

奈良の古川さん

 先月1泊2日で韓国ソウルへ行ってきました。西大門刑務所に行ってきました。ここは日本の植民地時代に独立運動家たちを監禁・投獄・拷問したところです。

 拷問器具は、人が立ってやっと入れる箱とか、人が屈んで入る箱とか、その中には針がいっぱいついています。拷問すること自体が目的であるようなそういう器具がありました。そこで私は日本人の残虐性・自虐性を、いやというほど思い知らされました。こういう負の歴史を直視しなければなりません。我々の残酷さ醜さを直視しないと、きっとそれは我々を苦しめると思います。

 皆さん、まだ行ったことない人は一度朝鮮学校に足を運んでください。直に子どもたちの姿を見て、何か変わることだと思います。




モンダンヨンピルの李さんがまた来てくださいました。

モンダンヨンピルの若者

 私は在日朝鮮人4世の李です。今日は、1年前にあった大阪市内のヘイト事件の話をします。

 2023年10月の大阪市内の小学校の民族学級の授業の時間に子どもたちが韓国・朝鮮の楽器を演奏していました。通行人のある男性が「何の音や、どこの国の楽器や」と言ってきました。「韓国・朝鮮の楽器」というと、「なんで日本でするんや、国に帰れ」といったという事件がありました。このことを最近知り強い憤りを感じました。

これは約10年前に起きた京都の朝鮮学校襲撃事件や、今現在も行われている、高校無償化からの排除や補助金カットと全く同じものだと思います。そしてこのヘイトする人たちはこの日本社会が生み出したものだと考えています。

 立派な大人が子供たちに対してそんな差別をして何が楽しいのでしょうか。私がその話を聞いて胸が苦しくなったのは、その時子どもたちが泣いてとても怖かったといっていたことです。

 子どもたちが次の授業に、先生に向かって、次にその人が来たら、朝鮮人について僕が説明すると堂々としていたことが、私は大人として恥ずかしく感じました。日本政府はもうこれ以上愚かなことはせずに、すべての子どもたちのために平等に扱ってください。




本間さんがマイクを持たれました。

西成から来た本間さん

 朝鮮学校がちゃんと運営できるように行政がしっかりやってほしいと思っています。

 私は新潟県の佐渡島の出身ですけど、佐渡の金・銀山が先日世界遺産登録されたと、地元は浮かれているのです。金・銀山で働かされていた、そして死んでいった朝鮮人のことを、きっちりやってない。アリバイ的に書くということでユネスコから認められたのですが、ほんとに悲しいなと思っています。

 大阪府の職員さんたち、カジノやったらそのあと莫大な赤字がばれます。そうなったら維新は落っこちます。今回の衆議院選挙でもすごく議席減らしているではありませんか。職員さん気概見せてください。表立ってやらなくてもいいから準備しといてください。

 石破首相、短命に終わるだろうから少しはいいことやって退場してください。朝鮮と国交を正常化してください。よろしくお願いします。




中橋さんもアピールされました。

 大阪の中橋さん

 11月3日にあった南大阪朝鮮初級学校の公開授業に行ってきたのでその報告をします。日本人の講師とソンセンニムと一緒に朝鮮通信使の授業をしました。興味がわくように考えられていて、子どもたちも全員発言して、お互いの意見を尊重して学ぶことができていた、素敵な授業でした。

 朝鮮通信使は日本と朝鮮の友好の歴史だということを学びました。大阪まで船で来て、そこから京都まで上がっていくのですが、その淀川沿いで日本人が喜んで手を振る、「お船が来た日」という絵本を見て元気づけられました。

 子どもたちの感想としては、友好というのは大事だな、というのがしみわたっていました。朝鮮通信使を歓迎した時の食事を、3汁15菜、3つの汁に15のおかず、実際作ってみよう、45分の授業の中で体験して、実際最後に食べるという授業でした。

 日本の学校でも友好の歴史という勉強ができたらいいなと思っています。

公開授業は何回もやっていますので府庁の皆さんも、ぜひ一緒に行きましょう。



火曜日バンドは不滅です❗



若い保護者のオモニが熱い熱い思いを、語られました。

(オモニ会)

 アンニョンハシムニカ!
 今日は東大阪朝鮮初級学校のオモニたちが来ています。

 秋は朝鮮学校の子どもたち忙しいです。

 運動会があって競演大会があって、コマチュック大会、全国のサッカー大会です。
その間にも公開授業があって国際交流フェスタにも参加して、ほんとに大忙しの中、明日から中間試験が始まります。でも子供たちの笑顔、いつもニコニコです。元気です。

 マイコプラズマ肺炎が流行って、学校でも風邪ひいてる子多かったです。でも復活したらまた元気に走り回って、そんなことを繰り返しながら子供たち成長しています。それが朝鮮学校です。

 府庁の皆さん、一度でも朝鮮学校に足をふみいれたことあるでしょうか?
たくさん機会あたえています。見に来てください。朝鮮初級学校4つあります。お住いの近くにも朝鮮学校あるはずです。

 今日、ちょっとのぞいてみようかな、みなさんに社会を変える意識があったら足はそちらに向くはずです。

 国際交流フェスタは三ノ瀬公園で行われました。市長も来てくれました。その市長の前で朝鮮学校の子ども、舞踊で楽器も演奏して、私たち屋台も出して大賑わいでした。

 支庁の皆さんも議員さんも来てくれました。

 見た後議員さんたちの行動がどう変わるのか、私たちしっかり見ていきたいと思います。

 コマチュック大会、大阪の学校が優勝しました。

 優勝したメンバーの中には10月に行われた競演大会で独唱で金賞とった選手もいます。歌も歌えてサッカーもできて、誇らしい、その朝鮮学校に自分の子もいるんだ、うれしいです。今後の活躍が楽しみです。そこには保護者もいっしょにいる。そして日本の方たちもいっしょに見守ってくれている。こんなに心強いことありません。本当にコマッスムニダ。

 来月12月4日から10日まで人権週間です。人権週間は法務省が設定しました。

 あなた方が設定した人権週間です。設定しただけではいけません。この週間で何を見るのか、何が社会を変えていくのか、皆さん忘れないでください。

 11月19日火曜日にはこの火曜日行動のドキュメンタリー「声よ集まれ」の試写会が行われます。

 朝鮮学校を応援し共に歩む日本の人たちがいます。ヘイトスピーチが蔓延する世界で子どもたちを勇気づけるため、通学路を見守ってくれる方たち、雨の日も風の日も、高校無償化からの除外に反対して行動する人たち、毎年朝鮮学校の子どもたちのために数百キロのお米を支援する人たち、この映画は在日朝鮮人差別に反対し共に歩んできた数多くの方がたを描くドキュメンタリー映画です。

 韓国、アメリカ、ヨーロッパでも朝鮮学校を応援し支援する方も、ほんとに増えてきてます。なぜ在日朝鮮人と共に歩むのか、そのリアルを描いています。

 東成区民センター小ホールで、6時半からスタートします。ぜひ来てください。

 橋下知事が助成金を打ち切ったからですか?それを松井さんが受け継いだからですか、吉村知事がそれを続けているからですか?違う、ここ府庁の方たちがそれをスルーしているからです。あなたたちがここでとどまって差別をしている対象を見て、差別をしてるんだということを自覚しないとこの世界は変わりません。差別はどんどん続いていくばかりです。

 4月に入った新社会人の皆さん、この事実をどう思いますか?そこで歩いてる方々、病院で働いている方々、どう思いますか?毎週火曜日ここで朝鮮学校が差別されていること、私たち訴え続けています。差別しているということ、自覚して行動をおこして変えていきましょう。

 さあ皆さん、大きな声で今日も歌っていきましょう!

歌「声よ集まれ歌となれ」




シュプレヒコールが続きます。

(シュプレヒコール)

子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

行政が差別するな!

朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!

朝鮮学校の子どもを差別するな!

みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!



最後のアピールと合唱です。

(大村さん)

皆さん、今日で592回目です。

 私は先日広島の朝鮮初中高級学校に行ってきました。無償化裁判でともにやってきた全国の5カ所の弁護団が中心になって弁護士フォーラムを一昨年から始められました。

 一昨年は東京で、去年は愛知で、今年は広島で、来年は大阪で行います。私も火曜日行動のことを報告してきました。

 広島の朝鮮学校を見学させてもらいました。

 広島朝鮮学校は幼稚園から高校まであり、寮があります。今は86人と少ないですが保育所もあり、小さいころから学んで朝鮮人としてのアイデンティティーをもちながら育っているのを感じました。

 大阪でも頑張っていこうという意味で歌をうたいましょう!

歌「勝利のその日まで」



駐輪場での申し送りです。



来週も頑張りましょう!
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11月5日、591回目の「火曜日行動」です。

2024-11-05 15:03:03 | 火曜日
爽やかな秋です。しかし、、、

 








今日のレポーターはハルモニ会の木村さんです。





写真撮影は松尾さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。















長﨑さんの第一声始まりました。

11月5日 591回

☆長崎さん

私たちは朝鮮学校に対する一日も早い補助金の復活と無償化の適用を求めて毎週この行動を行っています。この場には、子どもを朝鮮学校に通わせている保護者、ハルモニ、ハラボジ、そして日本人の支援者など様々な人が立場を超えて集まっています。

11月2日には大阪朝鮮学校で公開授業が予定されていましたが、大雨警報が出たため、中止ざるを得ませんでした。ところが、そんな中でも、高松から市会議員の方が、また大学生がレポートを書くために来られました。私たちはこの方々を案内し、教室を見学してもらい、いろいろお話をしました。マスコミの朝鮮バッシングにもかかわらず、朝鮮学校の中で子どもたちが豊かに育っていくことを見てもらえたと思います。

朝鮮学校への差別を自分のことと結びつけて、許せないという気持ちを持つことが、支援の活動の力になっています。

私自身、この活動を支えているのは、民族保育を実践する中で子どもも保護者も変わっていったという体験です。

私の子どもが生野の保育園に通っていた時、同じクラス10人のうち、両親とも日本人なのはうちの子どもだけでした。あと9人は、ダブルあるいはチョソンサラムでした。なのに、それまで民族保育がなされていませんでした。私たちはキムパやチジミを子どもたちのおやつに出すことから始めました。保育士の方々が本名で子どもたちの前に立った時、子どもが「先生も朝鮮人なの。わたしもよ」とうれしそうに言っていました。この子どもたちが社会人になった姿を見ると、そうした体験が社会に出た時のよりどころになっているのを感じます。

だから、朝鮮学校をなくしてはならない、と思います。






参加者の皆さん!













火曜日バンドは不滅です❗





チョチョン(在日本朝鮮青年同盟)の方々

青年同盟の韓さんがマイクを持たれました。

☆韓さん

先日、朝鮮大学の学生たちが生野に来て、祖国訪問の報告をしてくれました。本当は高校3年生の時に訪問するはずが、コロナで果たせず、ようやく今年行くことができたということでした。

学生たちはたいへん歓迎され、9月9日の建国記念日のイベントに、特等席に招待されました。「自分には温かい祖国があることを知って、これからも朝鮮人として生きていきたい。」こう報告した学生に、私たちも感動し、これからも祖国の偉大さを感じ取れるような活動をしていきたいと思いました。
























町田さんがマイクを持たれました。

☆元教師の町田さん。

最近ようやくウトロを訪問し、あらためて歴史を勉強しました。ここに住んでいる方々がどんな思いで生きてきたのかを知ることで、補助金や無償化からの朝鮮学校の除外がいかに理不尽かがよくわかります。

日本の子どもたち、政治家、そして府庁の皆さんも学んでほしい。こんな行動が591回も続いていることを理不尽だとわかってほしい。





参加者の皆さん❗

























青年同盟の若手ホープ金さんがマイクを持たれました。

☆私自身、学生の時に高校無償化からの排除の当事者として、アピールをしたことがあります。今は社会人となり、当事者ではなくなりましたが、若い人たちのためにも言わずにはおれません。差別にもかかわらず、若い人たちは負けじと朝鮮人として生きていき、コミュニティを拡大していっています。

私たちは、日本人や外国からの支援を受けながら、朝鮮人としての自主性を大切にしていきたいと思います。














中年男性のホープ,チャンポムさんもマイクを持たれました。

☆金さん

私はずっと日本の学校に通っていました。

ある時、学校での暴れん坊大将に呼び止められ、「お前朝鮮人か」と言われた時、朝鮮人であることがばれたらどうしようと、生きた心地がしませんでした。ところが、その後すぐニヤッと笑って、「おれも朝鮮人や」と言ったのです。私は1秒で地獄と天国を味わい、その彼とは一気に友達になりました。

当時の私は、自己肯定感がゼロでした。私自身は幸いに、民族的なつながりに巡り合ったのですが、多くの在日朝鮮人は自己肯定感の低い人が多いと思います。今の日本の子どもたちも自己肯定感が低いように感じます。しかし、この感覚は、生きていくのに大事であり、これの欠けた社会は、差別が蔓延してしまいます。

朝鮮人が自分を取り戻すためには、器と目の前に人がいることが必要です。そんなウリハッキョをなくすことは、日本社会が自分で自分の首を絞めているようなものです。ウリハッキョの意義を認めることが日本社会をよりよくしていくことにつながるのです。
















大阪初級オモニ会の梁さんもマイクを持たれました。

☆リャンさん

私は幼稚園から大学までずっと朝鮮学校で育ちました。今も3人の子どもを朝鮮学校に通わせています。

私たちはたくさんの差別を受けてきました。補助金、高校無償化、幼保無償化、朝鮮学校の子どもたちはその全てから除外されています。いつまでこんな除外が続くのでしょうか。これは、すべての子どもたちに教育の権利をと謳うこども基本法にも反していると思います。

全ての子どもには守られる権利があります。子どもの居場所を守るため、オモニはだれよりも強くなれます。












シュプレヒコールと合唱が続きました。

☆オモニたちの歌とシュプレヒコール
『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!

・行政が差別するな!

































最後に大村さんがマイクを持たれました。

☆大村さん

今日で591回になります。

11月3日に北大阪朝鮮学校で、公開授業とオータムフェスタを行いました。保護者の方々、ハルモニ、ハラボジ、そして日本の支援者も集まって、子どもたちの様子に目を輝かせていました。

さきほど自己肯定感ということが言われましたが、朝鮮学校に通っている子どもたちには、朝鮮人としての自己肯定感があります。今、子どもたちの自殺が増えている中、朝鮮学校は日本人にとっても大切な存在です。

今回の選挙で、ある政党の幹部に朝鮮学校の無償化について質問があったとき、その幹部は「北朝鮮がミサイルを撃っている中、朝鮮学校に金を出すのは国民の理解が得られない」と発言しました。これが、リベラルと言われている政党の幹部なのです。
朝鮮人が日本社会で暮らしやすくなるために、諦めない気持ちを込めて歌います。

☆長崎さん
高松から来られた市会議員の方も、その同じ政党に所属しています。その方は、この発言に怒り、「すべての党員が同じ考えとは思わないでほしいと言うつもりだ」と言っておられました。

合唱『勝利のその日まで』!















最後の歌は「勝利のその日まで」❗






































駐輪場での申し送りです。





























今日もいろんな催しの紹介がありました。来週も頑張ろうと誓いあい解散しました。





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10月29日、590回目の「火曜日行動」です。

2024-10-29 16:50:40 | 火曜日
天気予報通りの空模様です。



重ね着して、カッパを手に家を出ました。



590回目の「火曜日行動」です。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さんとヨシナリさんです。



写真撮影は中山さんと松尾さんです、今日も心ひとつに発信して参りますね。



火曜日バンドは不滅です❗



長﨑さんの第一声始まりました❗

長崎さん

こんにちわ 子どもの夢を大人が奪わない、その思いで火曜行動590回目を元気に始めていきます。

27日は国政選挙があり、自公が大敗しました。大阪でも思いを同じくする仲間が国会に行きます。私は残念ながら行くことが出来ませんでしたが、この朝鮮学校への差別に反対する人たちと共にしてきて、沢山のことを政策として訴え、政見放送の中で述べることができました。これに対し、多くの方から共感や励まし、声を上げてもらって勇気をもらったなどの声を頂きました。これからも手をつないで、行政がこんな差別に加担していいのかと訴えていきたい。手をつなぎ合って生きることがどんなに人生を楽しく豊かにするか、火曜行動で教えられた事を伝えたい。

選挙中、様々な人から声がかかりました。生活が厳しい、スーパーで半額の物しか買わないという高齢者の方。在日の方が、「自分であることを認められず唾をかけられるようなこんな時に、声を上げてくれる人がいる、本当に勇気をもらいました」と。

今日も色々な方がおられます。その思いを語り、声をあげる場所にしたいと思います。

今週土曜日、11月2日、大阪朝鮮初級学校の「来て見て知って」という公開授業があります。ハッキョの子ども達がなぜイキイキしているのか、この子たちはなぜ差別を受けているのか、学校に関わって出会った人たち、色々なことを知って頂きたい。ぜひ参加してください。



劉先生がマイクを持たれました。

アンニョンハセヨ
11月2日に、大阪朝鮮初級学校で公開授業を行い門を開いていますので、府庁で働いておられる皆さん、ぜひ一度来て見てください。

10月27日に本校でバザー・秋祭りがありました。学校運営が苦しい中、仕事をやりくりして準備をしてもらい、その収益を学校運営の助けにしています。関係者、地域の皆様に協力をしていただいて何とかやりきって、今日火曜行動に参加した次第です。

参加するたび考えることがあります。私も大阪で生まれで、父母は朝鮮人なんですが、朝鮮語は知らずほとんどしゃべれません。その中でなぜ朝鮮学校へ送ってくれたのかと思う。

朝鮮の言葉、歴史、文化を当り前に知って育ってほしい、そういう思いで送ってくれたと思います。

1945年以前から住んでいる在日朝鮮人、中国人は大阪で生まれ育っており、地域の協力なしに今はなく、大阪府民の一員です。今は5世、6世が続いています。歴史がある朝鮮学校のことも考えてください。おねがいします。



沖縄から久しぶりに帰って来られた柴田さんが凛々しくなって現れました。

柴田さん

普段は沖縄に住んでいて、辺野古基地建設工事に抗議する活動をしています。

辺野古に居ると、朝鮮学校の子が訪れたりします。カヌーを教える所があって、なぜ基地が作られるのかとお話しする地元議員さんもいます。

ここに修学旅行で東京、大阪からも来るんですが、今年6月、広島の朝鮮学校の高校生が来ました。当り前のように朝鮮語を話していたのが印象的で、それがどういうことか考えさせられました。

辺野古基地の県と国の裁判は、県が敗訴して終わりました。しかし、住民訴訟は継続中です。住民訴訟を中心になって闘ってくれているのは、ペクチュンさんという朝鮮学校を出られた弁護士さんです。琉球の歴史。2004年の沖国大の事故では調査さえできなかった不条理が印象に残っているそうです。

沖縄と朝鮮、一緒に行動できるよう、その力に少しでもなりたいです。



西尾さんもマイクを持たれました。

西尾さん

長崎さんの選挙では皆さんに応援していただき心から感謝申し上げます。

2万7千余の票を得、9分間の政見放送ができ、朝鮮学校のこと、めざす政策をいうことができました。政見放送は10万回以上ユーチューブで再生され、ツイッターでもフォローされました。めずらしいことです。地道な活動があったからと思います。

差別を煽るのは、政治・行政だけではない。差別をしてはいけない、と主張することが選挙の結果より大事なことと考えています。選挙の時、生活が苦しい、税金は生活保護など自分達の生活に回すべきだ、という人に、在日朝鮮人の方々は住民税、所得税などおさめながら補助金が支給されず、高校無償化から排除され、選挙権もないなどを話すと納得された。行政が当り前のことを知らせていないことなど改めて感じました。

今回の衆議院選挙は終わりましたけど、選挙中に悲しいこともありまして、差別をしているのは必ずしも政権与党だけではない。
野党の代表が朝鮮学校への差別を続けてもいいという風な発言をわざわざした、と報じられていました。

自民公明が過半数を割り、政界再編もあるかなとゆう状況で立憲民主躍進もよかったにしろ、差別する方に重ねって政治家までもが差別はいけないという姿勢を投げ捨ててしまうのが、選挙の結果より悲しいことです。

1つエピソードがあります。

政見放送の後選挙期間中にうちの事務所に電話がありました。
その方は結構生活が苦しい、自分が一生懸命日本人として働き税金も納めている。
そのお金が在日朝鮮人の教育のために使われないといけないのか、もっと日本人の生活保護などに回すお金でしょと。

私は「いやいや、在日の皆さんも私達と一緒に所得税・住民税・消費税払ってますよと。むしろたくさん払っている方もいらっしゃるし税金だけ取られて選挙にも行けない、そして高校無償化から排除。

取られるだけ取られ、貰えるべきもの貰ってないんですよとお話しさせて貰い、一応納得はしてくれました。

行政が12年間も差別している、あたり前のところが共有されず議論の土台すら共有されていない現実。改めて感じさせられました。
長崎さんは、頑固に平和・いかそう多様性というように今回12日間選挙活動やってきました。

「差別を許さない」と全面に掲げ、政治活動を行う人がもっと増えたらと。
私もその想いを引き継いで行ければなと思います。




北大阪地域のオンマがマイクを持たれました。

北大阪オモニ 

アンニョンハシムニカ
私は朝鮮学校の保護者です。
子供は2人、大阪朝鮮中高級学校と北大阪朝鮮初級学校にそれぞれ通っています。

子供達は毎日楽しそうに学校へ通っています。学校ではウリマル(母国語)で友達と話をし、ウリマルで授業を受け、クラブ活動をしており、チョソンサラム(朝鮮人)としてあたり前に育っています。

そんな子供達を差別する…ありえないです。
無関心は一番の差別です。
自分の子供と思って見てください
自分の孫と思って見てください
子供達をいじめないでください!

どれだけ叫べばいいんでしょうか
でも、子供達の未来のために声をあげて行きたい、続けていきたいです。

11月3日日曜日に、北大阪朝鮮学校オータムフェスタ・秋まつりがあります。

午前中は授業参観と朝鮮学校を支える会の総会、お昼からは秋まつり(焼肉・キンパ・チヂミ)コリアンフードにチョゴリ体験、のど自慢大会もあります。

まちがいなく楽しいので、この機会にウリハッキョに遊びに来てください。お待ちしてます。




大阪中高オモニ会、前会長の高さんもマイクを持たれました。

高さん

ご通行中の皆さん、大阪府庁の皆さん
お勤めご苦労様です。

日曜日に衆議院議員選挙の投開票が終わり、今日を迎えました。

皆さんは知っているでしょうか
私達在日朝鮮人には選挙権がありません。この人に入れたいなぁと思っても入れることができません。

この日曜日、悔しくて腹が立って、夜も眠れなかったんです。

常にマイノリティと小さい声をすくい上げて共にたたかって下さった、長崎先生を国政に上げたかったです。
それができないし何もできず、無力な私達
自分自身に憤りしかなかったです。

たった12日間の短い期間、私も2回ほどお手伝いに行かせてもらいました。
お歳も召されてて…大丈夫かなぁって心配もしました。
歩いている姿を後ろから見ながら、私の前に常に立って歩き、振り向いて「私元気やろ⁈まだまだ元気やで」っと。
何度もいろんな所で街宣だったり、車からアピールもされて回ってるのに、声が私より元気です!

火曜日行動、声をあげ続けて今日で590回となりました。

今、日本社会で朝鮮というワードはNG
朝鮮というワードを使って支持率得られません。

右より的なことを言って、勇ましいことを言って、弱者の声は聞かずに強い者だけの方向を見てから喋ることが、投票に繋がる社会です。

そうした所でもブレずに小さい声をすくい上げ、してあげるんでは無く共に生きよう、人としてこの社会で生きようって声をかけてくれる長崎先生。
こういった方が本当は国政に行って欲しかったです。

私達は悲しいかな、国政に上げるために日本人であることができませんが、在日朝鮮人としてこの社会で日本の方と共に生きていく、私達の道です。

日本社会は今、閉塞感漂っています
大阪の選挙結果びっくりしました。
緑でしたか、維新がみんな取っていて国取り合戦のゲーム思い出しました。
何がそんないいんでしょうか?

学校に行って子供らの給食見て下さい
行政サービス打ち切られてますよ。

何が1番大事か…人が大事なんです!
人を大事にしているのが長崎さんです。
私達と共に歩んでるのが長崎さんだし、ここにいらっしゃる皆さんです。

私達は小さい声でも負けません、そして声をあげ続けることが大切ということを教えてもらいました。
これからも、高校無償化適応・補助金再開するまで、権利を勝ち取るまで負けないし諦めません。

(長崎さん)

ありがとうございます。
歳は言われなかったけど、68です(笑)

皆さんのおかげで声も枯れることなく、手を取り合うという人がこんなにもいるんだと、信頼を得たたたかいでもありました。

これからも心折れることなく、声をあげ続けて権利の獲得まで頑張りたいと思います。




シュプレヒコールです。

歌 ♪「声よ集まれ 歌となれ」

*朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

*行政が差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!





参加者の皆さん❗



最後の歌は「勝利のその日まで」!!

駐輪場での申し送りです。



諦めることなく来週も頑張りましょう。
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10月22日、589回目の「火曜日行動」です。

2024-10-22 17:40:25 | 火曜日
 気候も良く三々五々府庁前に集まりました。



今日は589回目の火曜日行動の日です。今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。



写真撮影は松尾さんと中山さんです。



今日も心ひとつに発信してまいりますね。応援よろしくお願いいたします。



一番乗りは館山さんご夫妻です。



大村さんの第一声始まりました。

☆大村さん

府庁にお勤めのみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。589回目となる火曜日行動を始めます。

先週土曜日、大阪中高朝鮮学校の感謝祭がありました。今の校舎から来年度に移転をします。今の校舎で最後の運動会が先々週に、そして先週には沢山の卒業生や保護者たち、同胞の方々が、民族教育が育んでくれたその場所に感謝の思いで集まりました。様々な催しも行われました。私たちの仲間も参加しました。後で報告してもらいます。

今、選挙の真っ最中です。候補者のみなさんは「教育の無償化」を掲げられていますが、どれだけの人が朝鮮高校を視野に入れているでしょうか。植民地時代に奪われた文化、歴史、ことばを取り戻すために敗戦後各地に作られた国語講習所が始まりですが、なぜ今の朝鮮学校ができ、今のように在るのか、無償化制度から排除し朝鮮学校を潰そうとしている勢力は全てをなかったものにしようとしています。日本と朝鮮との歴史が無かったことにされるのではないかと危惧しています。

では、朝鮮高校の運動会や感謝祭に一緒に行った仲間にひと言話してもらいます。




参加者の皆さん❗



ヨシナリさんがトップにマイクを持たれました。

☆ヨシナリさん

アンニョンハシムニカ みなさんお疲れ様です。府庁にお勤めのみなさんもお疲れ様です。いつも私たちのためにありがとうございます。

先週、先々週と、朝鮮高校の今の校舎最後の体育大会、感謝祭に参加しました。オモニ、アボジたちが前日から生徒たち、保護者たち、私たちのために一生懸命準備してくださいました。本当にありがとうございます。

朝鮮学校を訪問する度に、今までの自分はメディアのニュースを鵜呑みにしていた、でもちょっと違う、子どもたちの様子、ソンセンニムたちの様子を見てすごくそう感じます。
戦前から一世、二世の方たちが大変な我慢をして生きて来られた思いがあの子たち全てに受け継がれて今も続いているんだなというのを感じます。私も一世、二世たちの思いを感じ取ることができてこれからもずっと支援していこうと思っています。

いつも朝からミサイルが、独裁政治が、こわい、とテレビで見せられますが、それを煽って人権問題にすり替えないで下さい。大阪は外国ルーツの方がたくさん住む町です。朝鮮学校の子どもたちをこれ以上いじめないで下さい。「共生のまちづくり」と言いながら未だに朝鮮学校だけ同等に扱われていないことに憤りを感じます。差別をしてはいけないという大人が見て見ぬふりをしている、差別を助長していることに疑問を感じます。メディアの報道を鵜呑みにせず自分で足を運んで子どもたちの様子を見に来て下さい。よろしくお願いします。




中橋さん、今日も来られましたよ。



大阪中高の前オモニ会会長の高さんがマイクを持たれました。


☆オモニ(高さん)
わたしは大阪朝鮮中高級学校の卒業生で、オモニ会の会長もしていました。
わたしはもう半世紀以上日本に住んでいます。生まれも育ちも日本ですが、幼稚園から大学まで民族教育を受けました。民族教育を通して、自分は何者なのか、どうあるべきなのか、どう進むべきなのか、民族教育の中で学んできました。

ここにおられる日本の先生方(日本の仲間)も「朝鮮学校のこども達は、なんであんなに元気なんかなあ、あんなに明るいのかなあ」と仰います。
それは自分の学校で、“ありのままの自分を受け入れてもらえる” そんな場所があったからだと思います。来られた先生方は皆さんウリハッキョのファンになられます。そして朝鮮学校を支援してくださいます。

朝鮮学校が誕生して70年以上になるのですが、その時代は一世の子供が学校に通っていた時代です。統一した祖国に帰るのを夢見て、自分の子供に祖国の文化と言葉を学ばせました。

しかし祖国が分断し帰国も困難になり、ここに定住してすでに100年近くなります。
今は永住権も取得し日本の社会で色々な責任や義務も全うして生活しています。
在日の方は隠している方もたくさんおられます。でも朝鮮学校はちがいます。
堂々と自分の存在を認め、そしてしっかりと自分の足で立って、この地で学んでいるのです。

しかし、立憲民主党の野田さん、高校無償化について、“ 日本にミサイルを乱発してくる朝鮮” “ に政権が変っても国民感情は得られない。だから適用は出来ない。と言いました。

そんなデマは流さないでください。

朝鮮民主主義人民共和国が一体いつ日本に向かってミサイルを乱射したのですか?
宇宙空間を飛んでます。
しかし、そんなデマを日本の子ども達は信じています。 そういったデタラメな教育をしないでください!

わたし達は何も物乞いをしている訳ではありません。 日本社会の一員として税金もしっかり納めています。

今、国政選挙が行われています。

いつもここに立っておられる長崎先生。今9区で衆議院に立候補して頑張っておられます。朝鮮学校の問題を出すと支持を得られないかもしれない。でも差別はダメだ。朝鮮学校を差別してはいけない、と頑張っておられます。

27日は投票日です。

すべての人が等しく生きるために闘う人を選ぶのか、デマを流す人を選ぶのか。
日本社会が変わるチャンスです。

わたし達は選挙に行きたくてもいけません。
みなさん、選挙にいきましょう!
そして、すべての人が等しく生きるために闘う人を選びましょう!!



新井さんです。



火曜日バンドは不滅です❗



南大阪地域の田村さんが今日もマイクを持たれました。


☆ 田村さん

わたしは「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支えるかい」で活動しています。
日本は中国、朝鮮を侵略した時に単一民族政策をとり日本人は優れている、と民族を優劣で考えました。それが今も続いていると思います。

朝鮮学校の問題も国連から何度もを勧告を受けているのに、一向に是正されません。

アメリカに追随して、沖縄の強い反対があるのに基地を置き、ガザを攻撃するイスラエルに武器を送っているアメリカに追随する日本。
嘗ての中国、朝鮮への侵略を、きっちり反省しないと日本は発展しないし、アメリカの食い物にされるのではないかと思います。

維新の政見放送を見ていたら、教育の無償化を述べています。それなら、なんで朝鮮学校を無償化から除外し、補助金を無くすのですか?
民族教育は日本のためにもなっていると思います。
民主主義というのなら、もっともっと民族教育をすすめていくべきだと思います。
朝鮮学校高校無償化、補助金復活を強く強く要求します!




参加者の皆さん❗



互いにいたわりあいながら、、、





☆ オモニのみなさんと共に歌とシュプレヒコール

歌 ♪「声よ集まれ 歌となれ」

*朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

*行政が差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!






☆大村さん

朝鮮学校の高校無償化、補助金の復活を勝ちとろう!
この思いを込めて力強くうたいましょう。

「勝利のその日まで」!



今日も東成中本分会、ホン分会長が参加者の皆さんにと差し入れを持ってきてくださいました。後でわかったのでご挨拶もできず残念でした。



駐輪場での申し送りです。



来週も頑張りましょう、諦めたときが終わりの日です。

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10月15日、588回目の「火曜日行動」です。

2024-10-15 15:55:36 | 火曜日
秋たけなわです。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんと小川さんです。



写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。





大村さんの第一声始まりました。

(大村さん)

府庁で働いておられる皆さん、ご通行中の皆さん、こんにちは!
今日で588回目私たちは、ここに集まりました。2012年12月に始め、来年1月14日に600回です。
こんなに長くするとは思ってなかったが、朝鮮学校への差別は止まりません。

大阪府の子どもたちの権利と平等にしてもらいたい。それだけの思いで集まっている。ここに来るオモニたちがいつも「学生の時から来てた。早く止めてほしい。子どもたちがもうここに来なくていいようにしたい」とおっしゃいます。

先日、花園にある大阪朝鮮中高級学校の運動会がありました。緑橋の元の中大阪初級学校に校舎を建て替え工事中で、来年学生たちは移ります。花園での最後の運動会、朝鮮学校への思いがつまっていました。学生の姿に熱くなりましたが、盛り上がったのは最後、保護者、教職員、先輩、学生たち、同胞全体によって民族教育への思いをひとつに旗をかかげたことです。ドローンで撮影されました。

1人1人、民族教育を受けて、社会に巣立っていった先輩方もおられます。そんな思いのつまった運動会を見せてもらいました。行事で朝鮮学校がどういう子どもを育てているか、よくわかります。

世間ではでたらめや間違いを言っている人いるが、朝鮮学校で朝鮮人として育まれる姿、行事に現れています。仲間からも話あると思います。




参加者の皆さん❗



大野さんがマイクを持たれました。

(大野さん)

アンニョンハシムニカ。2年ぶりに運動会に行きました。ドローン見て感動しました。
ドローンは戦争に使っているが、国連でも使用禁止の決議できない。
朝鮮学校では私たちが子どもの時やった騎馬戦、朝鮮学校でやってます。子どもの数は減ったが父兄は何倍も来ている。なごやかな雰囲気でよかったです。

万博が近づいている。来年4月13日からです。前売り券さばいているのを見ます。
入場が2800万想定されていて、1400万枚大企業が買わされている。1人6000円、我々気持ちよくいけない。維新がやってるということもあるが、内容が庶民に関係ない。2800万人想定しているが、USJ入場者が年間1400万人。それの倍来なければならない。来るわけないです。

学校の招待が言われているが、その下見に先生が行ったら、生徒来ないと下見代とるという。さすがに吉村知事が取り消した。
この2800万人、事務総長がエイやって決めたと堂々と言っている。敷地の広さを吹田に比べて出したというずさんで根拠がない想定。私は行きません。



大阪中高の梁オモニ会会長がマイクを持たれました。

朝高オモニ会長

今日から衆議院選挙がスタートしました。朝鮮学校の一保護者として願うことは、日本の国が一人一人の命とか、生存権を認めること、アイデンティティーを大切にする国にならないと、裏金問題や、社会保障の問題や、外交問題など薄っぺらな問題になると思います。

 大阪府庁で働いている皆さんに訴えたいことは、ウリハッキョに通う子どもたち、そこに送る保護者の声を聴いてください。ウリハッキョの子どもたちの姿、ウリハッキョの姿を見て、感じてほしいです。

 簡単な問題が複雑にされて解決しにくい問題にされていると思います。朝鮮学校に対する差別、在日朝鮮人に対する差別を、直ちにやめてください。私たちの存在を認めてください。私たちの声を聴いてください。こんな簡単な声が届くような日本社会を作ってください。

今週土曜日に、大阪朝鮮中高級学校感謝祭というのが4時から行われます。ぜひ見に来て感じてください。正義と真実が実現される社会を目指しましょう。コマッスムニダ。








火曜日バンドは不滅です❗


参加者の皆さん❗

















久々に来られた金さんがマイクを持たれました。

大先輩のオモニ キムさん

 東大阪市から来ました。看護師とケアマネをしていています。この手作りの紙(「子供はみんな宝物」と書かれたゼッケン)がボロボロになっている。588回を迎えた火曜日行動が正義の塊であるということを感じています。

朝鮮学校が日本の宝物になるような子どもたちを育てているのか、ということを伝えたい。補助金が打ち切られ、無償化から排除され、わたしたちも普通に税金を納めている市民です。私たちは二つ、三つの仕事を掛け持ちしながら子どもたちを朝鮮学校に送った。なぜなら、子どもたちが揺るがないアイデンティティーを持って、揺るがない足元の上で自分の人生を見てほしい、自分の民族を守ってほしい。そういう人間になってほしい一念からです。

長男が31歳になりますが、朝鮮高級学校3年生の時に、当時の大阪府知事である橋下さんが朝鮮学校を見に来られました。進学クラスを見て、一緒にラグビーの練習をして一日過ごされました。長男が帰ってきて、自分の真後ろで自分の教科書を見ていたそうで、「オンマ、絶対勝ち取れるで。絶対いけるで」と言ったのです。あの時全学生たちが、全オモニたちが、そう思ったと思います。ところが見事、子供たちの夢が打ち砕かれました。

朝鮮学校の子どもたち、日本社会の宝になると思いませんか?この子たちの力がどれほどのものか、一度、朝鮮学校に来てください。子どもたちの力は無限です。

大阪の子ども条例の基本理念、すべての子どもたちの存在が尊重されなくてはいけないと、決めたのは大阪府ではありませんか。

今、介護も医療も看護も人材不足です。今日も命がけでここに来たのです。日本政府がいろんな多様性を認めて、手と手を取り合って、ともに社会のために生きていくのだという人材を認めて、朝鮮学校の子どもたちも担っていってほしいと思っています。日本社会が豊かになるためにも、朝鮮学校の子どもたちを、見守り、はぐくみ、育てて、一緒に守っていきましょう。




参加者の皆さん❗





シュプレヒコールが始まりました。

東大阪初級オモニ会の方

今日から東大阪朝鮮初級学校の耐震工事が始まります。保護者達、力を合わせて独自で耐震工事始めています。1号館から2号館に、全部荷物を移すのに、地域同胞、アボジ、オモニ、青年同盟のみんな、汗だく、埃まみれになって、教室の環境作りをしました。

その後話していたら、日本の保育所に入れていたお母さんが、そのまま公立の学校に行くと思っていたのですが、ウリハッキョで体験保育をしていて、一度、二度体験保育に来ると、「ウリハッキョ行くわ」と子どもが言うそうです。やはり同じ民族なのだと思います。
そんな子どもたちを守るために歌います。

歌「声よ集まれ 歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校の子どもたちに高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな






最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」❗



駐輪場での申し送りです。



今日の行動の先頭に立ってくださった東大阪地域の皆さん❗
来週も頑張りましょう❗

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