ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

12月3日、595回目の「火曜日行動」です。

2024-12-03 15:57:52 | 火曜日
爽やかな火曜日、海を越えて有志たちが、大阪府庁前に駆けつけてくれました。



今日のレポーターはハルモニ会の木村さんです。



写真撮影は中山さんと松尾さんです。今日も心ひとつに頑張りますね、応援よろしくお願いいたします。



長崎さんの第一声始まりました❗

☆長崎さん
1月14日には600回を迎えることになりました。長く続けることは望んでいませんが、朝鮮学校の子どもたちへの差別がある以上、大人がやめるわけにはいきません。

今日は康宗憲(カンジョンホン)先生と韓国から「キム・ボットン希望の種基金」の方々が参加されました。「希望の種基金」では、「キム・ボットンハルモニの足跡を訪ねる平和ツアー」として、大阪と沖縄を訪れる予定です。

☆長崎さん
裁判で敗訴判決が出たちょうどその時、ハルモニが来日し、「希望はつかみ取るもの。ファイティン!」とみんなに呼びかけられたことが今も忘れられません。




参加者の皆さん❗



カンジョンホンさんが病をおして初めて来られました。感動のあまりハグしてしまいました。写真にはないですが、、、


カンジョンホンさんがマイクを持たれました。

☆康宗憲さん

長年の皆さんの不屈の闘いに敬意を表します。民族教育を放棄することはできません。朝鮮学校は歪んでいる日本を更生させる源です。朝鮮学校を守り、民族の尊厳を守ることは、日本の未来を守ることでもあります。

日本の首相は代替わりするたびに朝鮮との対話を口にしますが、口先だけでなく朝鮮学校への差別をやめさえすれば、ピョンヤンは門戸を開くことでしょう。

夢をつかむためには、決して諦めないこと、そして一人でかなえようとせず皆でかなえようとすることが大切です。




ソウルからたくさんの方々が来られました。



ソウルから来られた方々が、アピールをしてくださいました。

☆「希望の種基金」キムさん

キム・ボットンハルモニは、被害者であり、人権活動家でもありました。戦争のために勉強ができなかったので、朝鮮学校の子どもたちを見るたびに悲しい思いをし、亡くなった後、全財産を奨学金に充てました。それが「希望の種基金」です。

私たちはハルモニの遺志を受け継ぎ、朝鮮学校の子どもたちのためにたくさんの支援をしていきたいと思っています。



青年同盟の金さんがマイクを持ちました。

☆朝青(チョチョン)のキムさん

火曜日行動で毎回、補助金の復活と無償化の適用を求める呼びかけをしています。多文化共生を謳いながら差別が残る日本社会に憤りしかありません。全ての人々が国籍に関係なく、まっとうな権利を持てる社会になってほしいと思います。




大阪初級2年生の保護者会の皆さんがアピールされました。





☆大阪朝鮮学校のオモニ会

朝鮮学校の子どもたちは学ぶためのあらゆる制度から除外されています。新しい制度ができるたびにまたそこから排除されるのです。日本の植民地から解放されてもう75年以上たつというのに今も差別が続いているのは理不尽です。そんな気持ちを込めて歌います。




奈良から来られた古川さんもマイクを持たれました。

☆古川さん(奈良)

差別は人を殺します! 先日、「在日を追い出したい」と言う人に出会いました。いろいろな考え方があるとも言われますが、私は今の差別をほったらかしにしてはならないと思います。関東大震災で朝鮮人が虐殺されたこと、日本の近代化は朝鮮半島出身者を安くこき使ったことによるものだということを忘れてはなりません。




シュプレヒコールが続いています❗

☆大阪朝鮮学校の元保護者の高さん。

長崎先生が選挙に出られた時、政見放送の中で「朝鮮学校」のことも話されていたのを聞きました。弱い人々の立場に立ってくださることがよくわかりました。先日朝鮮高校に来られていた大村先生もそうですが、こうした立派な方々に見守られ、支えられ、朝鮮学校の子どもたちは世界の懸け橋となっていくことでしょう。


 


火曜日バンドは不滅です❗




 声よ集まれ、歌となれ

・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・子どもたちを行政が差別するな!

・朝鮮学校に幼保無償化を適用せよ!

・行政が差別するな!


☆大村さん

先日「朝鮮舞踊の夕べ」に行ってきました。朝鮮民族の魂を輝かせている舞踊に、会場は感動の渦でした。

また、枚方の元教員たちとコリアタウンを歩きました。生野パークを訪れた後、(元)第四初級を紹介しましたが、多くの人が、そこに朝鮮学校があるのを知らなかったのです。無知・無関心に陥っている多くの日本人に話をしていかねばなりません。そんな思いを込めて歌います。

『勝利のその日まで』



府庁をバックに記念撮影されています。



駐輪場での申し送りです。




行動後、「希望の種基金」の方々と数十人で会食をしました。
その基金から奨学金をもらった子どもさんのオモニの発言で食事会は締めくくられました。

印象に残った言葉

「希望には二人の娘がいる。怒りと勇気。」


来週も頑張りましょうと約束しあい帰路につきました。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-12-04 10:08:25
こんにちは
 海外に居る日本人は、その国からの支援を受けているのでしょうか? 国籍が異なると、単に移住している国からの支援をと考えると、各国の現状と照らし合わせて考えなければならないように思います。日本で暮らしているなら日本人に? 日本人といわれても、太古の昔、大陸からの朝鮮半島を渡って移民民族ともいえると思います。地球人。大事なのは家族・住んでいる地域・国家の順で支援の順番でないかとも思えてくるのです。K.M
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K.Mさんへ (ニョニョ)
2024-12-05 16:17:59
コメントありがとうございます。私たちは日本で生まれたくて生まれたのではなく、日本の植民地化のため祖父や祖母、また両親が故郷で土地を奪われ名前を奪われやむなく日本にわたってきた者たちの子孫です。日本の法に従い税金を払い、苦しいながらも頑張って生きてきました。しかし2010年から高校無償化が適用され大勢の学生たちがその対象になっていますが、在日の子どもたちだけがその対象から除外され既に15年近い月日が流れたのです。二度と国を奪われまいと、二度と母国の言葉を奪われまいと頑張っている子どもたちの人権、学習権を守るために皆さん頑張っておられるのです。
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