4番目の孫のユファが2月7日、6歳になりました。姉と弟に挟まれアップアップですが自我が芽生え、自分の主張もちゃんとします。
3月7日、妹のスファが生まれました。姉妹の中で一番戸惑ったのがユファのようです。赤ちゃん返りまではいかないけど,ピイピイ良く泣いたり、一時治まっていた「こだわり」がきつくなったりしました。
あまり体重の変化はなかったけれど、背丈は伸びてきてお姉ちゃんらしくなってきました。孫の中で一番のロマンチストです。
明日4月1日、新1年生になります。チェリーピンクのランドセルをプレデントしました。
明日が楽しみです。どんな入学式になるでしょうか?
入学式に参加いたします。
ユファの成長記録詩を再掲いたします。よろしければご覧くださいね。
①「 なんの花? 」
保育園の横で
孫達をまっているあいだ
ボーと花を見ていたら
<ハンメ 何見てたん?>
ユファが聞いた
<お花見ててん>
<なんの花?>
<ウゥ… >
花の名前が思い出せない
<なんの花?> また聞かれる
とっさに口から出たことば
<心の花 見ててん>
②「 ボケボケ ユファちゃん 」
待ちに待った
保育園の生活発表会
オープニング
組代表の挨拶に選ばれたそうな
ついに幕があいた
あ!ユファとクミちゃんが真ん中だ!
ちゃんとできるかな?
期待とどきどきで胸いっぱい
《クミちゃんのオンマ きてるで。》
《どこどこ?》
《ほーらあそこ クミちゃんのオンマや!》
御挨拶なんか どこ吹く風
ふたりで喋ってる間に幕がおりた
わははは おほほほ 笑いの渦
今のなに? オオボケコボケや
きっと大物になるよ
ボケボケ ユファちゃん
(2011・2・26)
③「待つ」
靴をぬぐ間 じっと待つ
靴をそろえ下駄箱に入れるのを
じっと 待つ
階段を上り ペンギン組の前で
制服のボタンを一つ一つ外す間
じっと 待つ
コップに水を入れ うがいを3回
石鹸をつけ 手をあらい 拭くまで
じっと 待つ
3才になったばかりのユファも
もうベテラン 何でも《自分で!》
自分で できる事が 嬉しそう
30数年前 《待つ》事が出来なかった
4人の子供を育てながら 口を開ければ
《早く!》 食事も 着替えも《早く!》
仕事に追われていたのか 時計のせいか
《早く起きて!》《早く食べて!》《早く寝て!》
それの繰り返しだったような 子育て
孫を見ながら 懺悔の 日々
(2011・3・15)
④「おいで!」
空豆を食べるのがイヤだと
朝からピイピイ泣いていたユファ
まぶたが はれている
保育園に着くなり
担任の先生 発見!
「おいで!」
いつものように 両手を広げて
先生が むかえて下さった
一目散に
先生めがけて 走っていく ユファ
涙顔が ニコニコ顔に 変身!
たったの ひと言 「おいで!」
どれだけ 多くの 園児達が
この言葉に 癒されたことか
やさしい笑顔と 暖かいひと言と
ぎゅっと 抱っこしてもらえるだけで
子供達は こんなにも 幸せなんです
( 2011.5.19)
⑤「フー先生の椅子やで」
ユファがうがいをする間
椅子にすわって待っていると
ふりむいたユファ
「フ―先生の椅子やで」
座るなと云う代わりに
「フー先生の椅子やで」
まいったなぁ
フー先生に負けたなぁ ハンメ
(2011・6)
⑥「オンマがいい」
朝 ユファが車から出てこない
「オンマがいい…」
わかっているけど オンマはお仕事!
「オンマがいい…」
こまったなぁ どうする?
ヒジョン抱っこして 片手には荷物
オンマは無理だよ ハンメと行こうよ
「オンマがいい…」
朝から何があったのだろう
ずっと いじけていたらしい
なだめてなだめて 下駄箱まできたけど
ついに泣き出した 「オンマがいい!」
こういうときは 叱っても無駄
ヒジョンの部屋に 連れて行く
ユファの部屋で 朝の支度していたら
オンマがダッコして 連れてきた
けろっとしている ユファ
そら オンマがいいに決まってる
ちょっぴり 淋しい 帰り道
可愛い日々草が 手を振ってくれた
(2011・9・22)
⑦「ハンメ 見ててや」
いつもの時間 朝 保育園で
ユファが 言った
「ハンメ 見ててや」
ニコニコ顔で 朝の準備
声掛けだけで アドバイスする
(これもいらないかも?)
制服脱いで 袖 出して
ハンガーにていねいに掛ける
お手拭、箸箱袋もいっしょに
カバンからお帳面出して
出席のシールはり
「今日 何日?」
帰るときの着替えも
ちゃんとロッカーにいれ
洗濯物袋もすかさず広げる
最後はうがいに手洗いだ
水道の蛇口も自分で開け
ゴロゴロペーもお手のもの
もうじき4歳 でも 軽すぎて
弟のヒジョンに時々やられるけど
立派な お姉ちゃんです
「ハンメ もう来なくていいよ」
嬉しいやら 寂しいやら
いつかは訪れる 自立の日です
(2011・11・9)
⑧「太陽がユーちゃん見てる!」
会ったとたん ニコニコ顔の ユファ
「ハンメ、今日から ライオン組さん
ひとりで 準備すんねん」
「ヘェー すごいなぁ」
もみじのような ちっちゃな手で
大きな 園カバン 持って
トコトコ 歩き 階段を のぼる
ジャンバー脱いで カバンも掛けて
手際よく 遊び着に着替える ユファを
ただ じーっと 見守る
長いあいだ ゆっくり ゆっくり
準備してきたね シールはりも
うがいも 手洗いも タオル掛けも
あとから来た お友達が
さっさと ママと一緒に 準備して
園庭に 遊びに 行ってしまっても
黙々と ひとりで 頑張ったね
時には 遊びながら よそ見しながら…
まわりが 急に 明るくなった
ガラス越しに射し込む まばゆい光
「ハンメ、太陽が ユーちゃん見てる!」
「そうだね きっと ご褒美だよ」
2012・1・11
-もうすぐ4歳になります-
⑨「アッパがこうてくれてん」
「アッパがこうてくれてん」
会ったとたん ニコニコ顔で
ユファが何度も云う
チョコボールの箱に入っている券を
24枚集めたら もらえるらしい
可愛い ファミリーバック
フー先生にも云ってる
「アッパがこうてくれてん」
お友達にも自慢している
「アッパがこうてくれてん」
ところが 会う保護者によって
言葉が 自然に変わってる
「お父さんがこうてくれてん」
ドキッとした 3歳の子が
相手によって呼び名を変えるなんて
無意識なのか 本能なのか
ユファにしか わからない
アッパ お父さん…
(2012.1.24)
「 なんの花? 」
保育園の横で
孫達をまっているあいだ
ボーと花を見ていたら
<ハンメ 何見てたん?>
ユファが聞いた
<お花見ててん>
<なんの花?>
<ウゥ… >
花の名前が思い出せない
<なんの花?> また聞かれる
とっさに口から出たことば
<心の花 見ててん>