ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月14日、大阪城公園の梅林にて

2015-03-14 21:35:43 | 花たち
3月14日、大阪城公園の梅林にて



  3月14日午後2時から3時半まで、大阪城公園の梅林で梅の香りに包まれました。


  梅林に向かう途中にしだれ梅のような素敵な梅に巡り合いました。
















  ボケの花です。






  梅林の中に入りました。心地よい香りを全身に浴びながらゆっくりと歩きました。
























































































































































  朝9時半に緑橋の駅で合流してから午前中はキム・キガンさんの一人芝居を楽しみ、お昼はアボジ会の方々が心を込めて作って下さった「クッパプ(肉汁ごはん)を食べました。


  そして学校から大阪城公園まで歩き、2時に公園を出発し梅林を楽しんだ後、3時半又大阪城公園入口で解散しました。


  マイナスイオンを一杯浴びた素敵な一日になりました。

  
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3月14日、キム・キガンさんの一人芝居とアボジ達のクッパプ

2015-03-14 17:30:12 | イベント
3月14日、キム・キガンさんの一人芝居とアボジ達のクッパプ





 キム・キガンさんの一人芝居とアボジ達手作りのクッパプを美味しくいただき,至福のひとときを過ごしました。
























  
ー中山さんのFBでの投稿を転載させていただきました。ー

  「中大阪初級学校でのマダン劇。


 劇団「石(トル)」のきむ・ぎがんさんのひとり芝居『あずき粥ばあさんとトラ』。

  ひとり芝居というより、観客参加型の集団劇。マダン劇という表現方法は、朝鮮古来の伝統芸能のように思うが・・・

  ひとり芝居は、会場の教室に入る前の廊下から始まっている。会場の生徒たちは音声だけ。劇中のハルモニは、朝鮮学校の何かのイベントで「あずき粥」を売ってくれと頼まれたという設定。

  廊下の壁を触りながら、同胞たちが自分たちで学校を建設したなどと独り言を言いながら登場する(朝鮮訛りの関西弁で)。そして会場に入るなり、会場のハルモニの手を握り「いい指輪、してはるわ(朝鮮訛りの関西弁)」とか、生徒たちもひとしきりいじり、さて本題に。

  朝鮮の民話と思うが、ハルモニを食べにくるトラをいろんな動物などに「あずき粥」(この日はクッパ)を食べさせて、トラ退治をお願いするという物語。動物はまだ動きが想像できるが、「切り」や「すだれ」(写真)になった生徒やオモニは特長ある動きをして登場するのだが、その動きがコミカルで笑ってしまう。さらに指導するハルモニ(きがんさん)の動きがまた面白い。会場は爆笑の渦だ。

  


























































  登場する生徒やオモニは、事前に打ち合わせがなく、まったくのぶっつけ本番だという。なにかの動物になったオモニが突然、きがんさんの太鼓にあわせてアリランを踊りだすが、これが実にうまい。あとできがんさんに聞いたが、始まる前に参加者の様子を見て、決めるそうだ。(きがんさんのひとり芝居では、目をあわさないようにしなければ)


  1時間を越すひとり芝居。幼稚班の園児も大笑いで、最後まで熱心に観劇していた。これも驚きだった。

  園児でも、退屈しなければ、1時間でも集中できるということだ。芸術発表会で、踊りや歌など舞台には慣れている朝鮮学校の生徒、園児だから、きがんさんの「いじり」にも躊躇せずに参加できたのかもしれない。



  中大阪初級学校は六年生がいない。この日のイベントは卒業式がない3月を盛り上げるために設定されたようだ。今年の新入生、園児は増え、総勢50人ほどになるいという(現在は42人)。


  朝鮮学校は給食がなく、保護者、特にオモニの負担が大きい。そして、各種発表会、スポーツ大会、その他行事も多い。日本の学校より、生徒、保護者は大変である。財政的負担もはるかに大きい。もちろん、教職員も大変である。

  しかし、子ども達に母国語を学ばせ、民族の誇りを取り戻し、民族の歴史、文化・伝統を学ばせるために同胞社会一体になって、民族学校を支え、発展させている。


  今日の取り組みも含めて、朝鮮学校に行くとこれらの熱気、躍動を感じる。」(中山茂さんのコメント)







  一人芝居の間、笑い転げていた私だが、横の席の方々を見ても皆同じ、多分笑い過ぎて、ずいぶん皺も増えたと思う。でもこれは幸せのしわだから良いんです。




  これはびっくり!お芝居が終わり椅子を片づけていると、詩人仲間でもあり演出家でもある東京の文玉仙さんが、何故だかは知らないけど来ていらした、勿論再会の抱擁!

  先月の20日、文科省前で「要請行動」をした日、大きなマスクをつけた中年の方が「ソンセンニム!」と声をかけてくださったがマスクのせいもあり一瞬誰だかわからないほど痩せていらっしゃった。その日に比べれば今日は玉仙さん元気溌剌!楽しい空間を共にした喜びが湧きあがってきた。




  何日か前から声をかけていた「春母(ハルモニ)会」のメンバーも全員楽しい時間を共に過ごした。





 彼女たちは3階の「民族教育歴史資料館」にも足を運びじっくりと民族教育の足跡を追ってくれた、










  講堂にあがり美味しいクッパブを頂いた。







  食べているときキム・キガンさんが来られたのでお願いして一緒に写真に入っていただいた。木村さん、ごめんなさい。写真が切れていた(涙)









  今回の企画者であるアボジ会会長の守幸さんが今回の趣旨やアボジ会の方々の頑張りについて説明された。大きな拍手が湧きあがった。







  アボジ会の皆さん、本当にコマッスムニダ!おかげさまでとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

  それからキム・キガンさん!今回も「在日バイタリチェック」に負けないほどの感動を有難うございます。一人芝居とマダン劇の素晴らしい要素をバランスよく取り入れ、子供も大人も楽しめる、素晴らしい公演でした。何人もの役者希望者が生まれそうでしたよ。


  一緒に見られた皆さんがとても素敵な感想を語ってくれました。一言でキム・キガンさんの人間性がそのまま表れた舞台だったと仰っていました。本当にコマッスムニダ!


  「春母(ハルモニ)会」の皆さんの感想

*なにしろ楽しかった。小柄なキガンさんがとても大きく見えた。

*舞台での顔と素顔が同一人物とはおもえないほど違った。(良い意味で)

*観客を巻き込みながらのマダン劇だったが、思いやりのあるキガンさんの人間性を感じる配慮を感じた。

*劇を見ている中大阪の生徒たちが素晴らしい!積極的で、即席でも技量が高い。日常的に鍛えられているせいだろう。ものおじしない。

*キガンさんはハプニングさえもうまく活用する、すごい演出家でもあるね。

*学校は人数が問題なのではないね。人数が少ないからうまくいくのではないと思う。大人の世界がそのまま子供に反映されているんだと思う。学校の為一生懸命な保護者の姿が子供たちにすごく良い影響を与えていると思う。

*登場人物と観客が一体化していると感じた。すごいことだ、大人も子供も無理なく引っ張って主人公にさせている。みんながキガンさんに引き寄せられている。

*みんなが心の底から笑っていた。こんな素晴らしいマダン劇、生まれて初めて見た。こんなに素晴らしいものだとは思わずに来たのだが、もうびっくりするほどたのしかった。みんなを巻き込んで感動させる、素晴らしい公演だった。



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