今日のレポーターはハルモニ会の平田さん。
写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信して参りますね。応援よろしくお願いいたします。
この横断幕は、文芸同大阪玄明淑先生の作品ですが、高元秀先生が「火曜日行動」の横断幕に使えるようにとわざわざ作成し、大村さんに送ってくださったものです。
この作品には文科省前で行われている「金曜日行動」の歌のハングルの歌詞が描かれております。
この作品には文科省前で行われている「金曜日行動」の歌のハングルの歌詞が描かれております。
「声よ集まれ 歌となれ
友よ集まれ 歌をうたおう」
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
こんにちわ 子ども達の夢と希望を大人が奪わない、火曜行動を始めさせてもらいます。
今日は2024年1月30日です。私達がこの場に立ったのは2012年4月17日です。
子ども達がありのままの自分を認めて学ぶ、朝鮮学校への補助金を奪わないで、朝鮮学校だけを高校無償化から排除するのは止めて、と訴え続けて12年を超えて立っています。
当然の権利は司法の場で認められるという思いで、私達は共に裁判を起こしました。
大阪地裁は2018年に、高校無償化から排除することは違法であるという判決を出しました。しかし、高裁、最高裁の場で却下されました。
司法の場で負けたのは、朝鮮学校の側ではない。裁かれなければならないのは、植民地支配を反省してこなかった社会であり、人権と民主主義を守って来れなかった日本が負けたと私達は思っています。
私はいつも朝鮮学校支援の原点がどこにあるのか、自身の体験でお話しています。
私が保育士をしていた保育園では園児の70%が在日の子ども達でした。にも拘らず民族教育がされていませんでした。そこで民族教育を取り戻すことに取り組みました。本名を名のるようになった保育士のそばに来て、”先生も朝鮮人なん?私も朝鮮人なんだよ”と笑顔で語る園児の姿が見られました。
仲間の中で、民族保育の中で子ども達のアイデンティティが育つこと、健全な自尊心が育っていくのだということを実感しました。だからこそ、朝鮮学校は日本社会のなかに必要であり、日本社会が豊かになることだといつも思っています。
機会があればぜひ朝鮮学校を訪問していただきたい。2月18日には芸術発表会があります。ぜひ多くの方に来ていただきたいです。
アピールのトップバッターは平石さんです❗
平石さん
こんにちわ 最近話題になっている「群馬の森」にある朝鮮人の追悼碑の撤去のことです。20年存在してきたのに、何を根拠に言っているのか解らないのですが、簡単に言えば、右翼の攻撃が強くなって圧力に負けて撤去するということだと思います。
20年間あって、強制連行を反省し、友好を育むための碑が無くされようとしている。はずかしいことです。許せる行為ではありません。
気になるのは、伝播的に続くことです。天保山には中国人の強制連行の碑があります。あちこちに、かっての日本の行為を反省し、共に友好を願う碑を作ってきました。それを撤去する動きに繋がらないか気になります。私達は撤去に反対し友好を育んでいくことが大事と思っています。
北陸地震の被災者ですね。つらい思いをされている。雪、大変ですよね。復興が思うように進んでいない。万博ですね、止めなかったら復興が遅れることは目に見えています。万博工事の車や重機などは送れば大変役に立ちます。万博中止の声が出てこない。
被災地の人達はどれだけ苦しい思いをされているか、早急な復興が一番必要です。直ちに中止し、費用や資材を被災地に送る、そのくらいの配慮が必要です。
参加者の皆さん❗
火曜日バンドは不滅です❗
大野さんがマイクを持たれました。
大野さん
万博、この前、高市さんが中止を進言していましたが聞き入れられなかった。素人考えですが、成功しないと思いますよ。市民、府民がその気になっていない。1970年万博の前に大阪府は府章をを作りました。府章にはひようたんが使われている。ひようたんは豊臣秀吉を表しています。
豊臣はかって朝鮮侵略をし多くの人を殺し、耳、鼻を持ち帰ったひとです。朝鮮を差別するような政府では、万博は成功しないと思います。私達はてを取って頑張っていきます。
参加者の皆さん❗
崔さんがマイクを持たれました。
崔さん
今、群馬でとんでもないことが起こっています。朝鮮人強制連行の碑が「群馬の森」公園に設置されている。それを県が代執行という形で撤去しています。
「守る会」が対抗して闘っているんですが、どういうことを主張しているのか。”県行政が、率先して歴史修正主義に加担するな”と。
歴史修正主義って何なのか、日本の侵略戦争、植民地支配、その悪しき事を無かったことにする、そういう歴史の歪曲を歴史修正主義というんですが、今、国家権力は群馬に圧力をかけることで、歴史修正主義に加担しようとしている。なぜ日本は歴史を修正しないといけないのか?
みなさん、群馬の森の碑にどういうことが書かれているかご存知でしょうか。
「記憶 反省 そして友好」。思いが込められた一行。その思い、思想を私達がしっかりと受け止め、実現していかないといけない。
”記憶”は何なのか。日本の悪しき侵略行為、そのために朝鮮人民に与えた耐え難い苦痛を記憶し、その記憶を真摯に”反省”し、そのことによって初めて朝鮮と日本の真の”友好”が築かれていくんだ、そういう思いが込められているんです。
その思いが込められた碑を撤去することは、その思いも一緒に撤去するということです。
その目的は何なのか?戦争だと思います。過去を無いものにしようとしているのか、再び同じことを繰り返すのか、ヒタヒタと戦争の足音が迫っている気がします。
今、戦争を止めなければ、そのためには、朝鮮、中国との友好をしっかりと築いて新しい歴史を切り開いていかないといけないと思います。
そのような地点にわれわれは立っているのではないでしょうか。現実をリアルに認識して力を合わせて闘っていきましょう。
東大阪地域のオモニのアピールと全員でのシュプレヒコールと合唱ー「声よ集まれ 歌となれ」❗
オモニの歌とシュプレヒコール
オモニ
東大阪初級学校の父兄です。
朝鮮学校に通う子ども達は今日も日本の学校と同じように、英語、数学、日本語も習い自分の国の言葉、歴史を勉強しています。クラブ活動では朝鮮の文化も習ています。なんら変わらない日常を過ごしています。2022年6月に子ども基本法ができたと聞きました。
基本法の理念では、すべての子ども達の基本的人権が守られ、差別されず、同等に教育が受けられることがうたわれています。
その基本法からすると、高校無償化からの排除はまさに基本法に反すると言えます。
日本政府が掲げている子ども基本法や子ども家庭庁のキャッチフレーズは”こども真ん中”です。高校無償化、幼保無償化、各種支援策においても、ウリハッキョの子ども達はいつも”枠外”におかれてきました。もうここでストップしませんか。
ウリハッキョの子ども達を”枠外”から”真ん中”に、その日が来るまで闘い続けます。
歌 「声よ集まれ歌となれ」
シュプレヒコール
*朝鮮学校の子ども達に学ぶ権利を保障せよ!
*朝鮮学校の子ども達を差別するな!
*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
*朝鮮学校に補助金を復活せよ!
大村さんのアピールと最後の歌です。
大村さん
こんにちわ 今日で554回目となりました。先程、群馬の森の碑のはなしがありました。強制代執行による撤去はゆるされません。
在ったことをなかったことにする歴史修正主義、朝鮮学校のこともそうですが、こうやって歴史を消し去ろうとしている。無かったことにしないためにも、朝鮮学校を守り続けないといけないと思います。
歌 「勝利の日まで」
駐輪場での申し送りです。
勝利の日まで頑張りましょう。