ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

10月29日、590回目の「火曜日行動」です。

2024-10-29 16:50:40 | 火曜日
天気予報通りの空模様です。



重ね着して、カッパを手に家を出ました。



590回目の「火曜日行動」です。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さんとヨシナリさんです。



写真撮影は中山さんと松尾さんです、今日も心ひとつに発信して参りますね。



火曜日バンドは不滅です❗



長﨑さんの第一声始まりました❗

長崎さん

こんにちわ 子どもの夢を大人が奪わない、その思いで火曜行動590回目を元気に始めていきます。

27日は国政選挙があり、自公が大敗しました。大阪でも思いを同じくする仲間が国会に行きます。私は残念ながら行くことが出来ませんでしたが、この朝鮮学校への差別に反対する人たちと共にしてきて、沢山のことを政策として訴え、政見放送の中で述べることができました。これに対し、多くの方から共感や励まし、声を上げてもらって勇気をもらったなどの声を頂きました。これからも手をつないで、行政がこんな差別に加担していいのかと訴えていきたい。手をつなぎ合って生きることがどんなに人生を楽しく豊かにするか、火曜行動で教えられた事を伝えたい。

選挙中、様々な人から声がかかりました。生活が厳しい、スーパーで半額の物しか買わないという高齢者の方。在日の方が、「自分であることを認められず唾をかけられるようなこんな時に、声を上げてくれる人がいる、本当に勇気をもらいました」と。

今日も色々な方がおられます。その思いを語り、声をあげる場所にしたいと思います。

今週土曜日、11月2日、大阪朝鮮初級学校の「来て見て知って」という公開授業があります。ハッキョの子ども達がなぜイキイキしているのか、この子たちはなぜ差別を受けているのか、学校に関わって出会った人たち、色々なことを知って頂きたい。ぜひ参加してください。



劉先生がマイクを持たれました。

アンニョンハセヨ
11月2日に、大阪朝鮮初級学校で公開授業を行い門を開いていますので、府庁で働いておられる皆さん、ぜひ一度来て見てください。

10月27日に本校でバザー・秋祭りがありました。学校運営が苦しい中、仕事をやりくりして準備をしてもらい、その収益を学校運営の助けにしています。関係者、地域の皆様に協力をしていただいて何とかやりきって、今日火曜行動に参加した次第です。

参加するたび考えることがあります。私も大阪で生まれで、父母は朝鮮人なんですが、朝鮮語は知らずほとんどしゃべれません。その中でなぜ朝鮮学校へ送ってくれたのかと思う。

朝鮮の言葉、歴史、文化を当り前に知って育ってほしい、そういう思いで送ってくれたと思います。

1945年以前から住んでいる在日朝鮮人、中国人は大阪で生まれ育っており、地域の協力なしに今はなく、大阪府民の一員です。今は5世、6世が続いています。歴史がある朝鮮学校のことも考えてください。おねがいします。



沖縄から久しぶりに帰って来られた柴田さんが凛々しくなって現れました。

柴田さん

普段は沖縄に住んでいて、辺野古基地建設工事に抗議する活動をしています。

辺野古に居ると、朝鮮学校の子が訪れたりします。カヌーを教える所があって、なぜ基地が作られるのかとお話しする地元議員さんもいます。

ここに修学旅行で東京、大阪からも来るんですが、今年6月、広島の朝鮮学校の高校生が来ました。当り前のように朝鮮語を話していたのが印象的で、それがどういうことか考えさせられました。

辺野古基地の県と国の裁判は、県が敗訴して終わりました。しかし、住民訴訟は継続中です。住民訴訟を中心になって闘ってくれているのは、ペクチュンさんという朝鮮学校を出られた弁護士さんです。琉球の歴史。2004年の沖国大の事故では調査さえできなかった不条理が印象に残っているそうです。

沖縄と朝鮮、一緒に行動できるよう、その力に少しでもなりたいです。



西尾さんもマイクを持たれました。

西尾さん

長崎さんの選挙では皆さんに応援していただき心から感謝申し上げます。

2万7千余の票を得、9分間の政見放送ができ、朝鮮学校のこと、めざす政策をいうことができました。政見放送は10万回以上ユーチューブで再生され、ツイッターでもフォローされました。めずらしいことです。地道な活動があったからと思います。

差別を煽るのは、政治・行政だけではない。差別をしてはいけない、と主張することが選挙の結果より大事なことと考えています。選挙の時、生活が苦しい、税金は生活保護など自分達の生活に回すべきだ、という人に、在日朝鮮人の方々は住民税、所得税などおさめながら補助金が支給されず、高校無償化から排除され、選挙権もないなどを話すと納得された。行政が当り前のことを知らせていないことなど改めて感じました。

今回の衆議院選挙は終わりましたけど、選挙中に悲しいこともありまして、差別をしているのは必ずしも政権与党だけではない。
野党の代表が朝鮮学校への差別を続けてもいいという風な発言をわざわざした、と報じられていました。

自民公明が過半数を割り、政界再編もあるかなとゆう状況で立憲民主躍進もよかったにしろ、差別する方に重ねって政治家までもが差別はいけないという姿勢を投げ捨ててしまうのが、選挙の結果より悲しいことです。

1つエピソードがあります。

政見放送の後選挙期間中にうちの事務所に電話がありました。
その方は結構生活が苦しい、自分が一生懸命日本人として働き税金も納めている。
そのお金が在日朝鮮人の教育のために使われないといけないのか、もっと日本人の生活保護などに回すお金でしょと。

私は「いやいや、在日の皆さんも私達と一緒に所得税・住民税・消費税払ってますよと。むしろたくさん払っている方もいらっしゃるし税金だけ取られて選挙にも行けない、そして高校無償化から排除。

取られるだけ取られ、貰えるべきもの貰ってないんですよとお話しさせて貰い、一応納得はしてくれました。

行政が12年間も差別している、あたり前のところが共有されず議論の土台すら共有されていない現実。改めて感じさせられました。
長崎さんは、頑固に平和・いかそう多様性というように今回12日間選挙活動やってきました。

「差別を許さない」と全面に掲げ、政治活動を行う人がもっと増えたらと。
私もその想いを引き継いで行ければなと思います。




北大阪地域のオンマがマイクを持たれました。

北大阪オモニ 

アンニョンハシムニカ
私は朝鮮学校の保護者です。
子供は2人、大阪朝鮮中高級学校と北大阪朝鮮初級学校にそれぞれ通っています。

子供達は毎日楽しそうに学校へ通っています。学校ではウリマル(母国語)で友達と話をし、ウリマルで授業を受け、クラブ活動をしており、チョソンサラム(朝鮮人)としてあたり前に育っています。

そんな子供達を差別する…ありえないです。
無関心は一番の差別です。
自分の子供と思って見てください
自分の孫と思って見てください
子供達をいじめないでください!

どれだけ叫べばいいんでしょうか
でも、子供達の未来のために声をあげて行きたい、続けていきたいです。

11月3日日曜日に、北大阪朝鮮学校オータムフェスタ・秋まつりがあります。

午前中は授業参観と朝鮮学校を支える会の総会、お昼からは秋まつり(焼肉・キンパ・チヂミ)コリアンフードにチョゴリ体験、のど自慢大会もあります。

まちがいなく楽しいので、この機会にウリハッキョに遊びに来てください。お待ちしてます。




大阪中高オモニ会、前会長の高さんもマイクを持たれました。

高さん

ご通行中の皆さん、大阪府庁の皆さん
お勤めご苦労様です。

日曜日に衆議院議員選挙の投開票が終わり、今日を迎えました。

皆さんは知っているでしょうか
私達在日朝鮮人には選挙権がありません。この人に入れたいなぁと思っても入れることができません。

この日曜日、悔しくて腹が立って、夜も眠れなかったんです。

常にマイノリティと小さい声をすくい上げて共にたたかって下さった、長崎先生を国政に上げたかったです。
それができないし何もできず、無力な私達
自分自身に憤りしかなかったです。

たった12日間の短い期間、私も2回ほどお手伝いに行かせてもらいました。
お歳も召されてて…大丈夫かなぁって心配もしました。
歩いている姿を後ろから見ながら、私の前に常に立って歩き、振り向いて「私元気やろ⁈まだまだ元気やで」っと。
何度もいろんな所で街宣だったり、車からアピールもされて回ってるのに、声が私より元気です!

火曜日行動、声をあげ続けて今日で590回となりました。

今、日本社会で朝鮮というワードはNG
朝鮮というワードを使って支持率得られません。

右より的なことを言って、勇ましいことを言って、弱者の声は聞かずに強い者だけの方向を見てから喋ることが、投票に繋がる社会です。

そうした所でもブレずに小さい声をすくい上げ、してあげるんでは無く共に生きよう、人としてこの社会で生きようって声をかけてくれる長崎先生。
こういった方が本当は国政に行って欲しかったです。

私達は悲しいかな、国政に上げるために日本人であることができませんが、在日朝鮮人としてこの社会で日本の方と共に生きていく、私達の道です。

日本社会は今、閉塞感漂っています
大阪の選挙結果びっくりしました。
緑でしたか、維新がみんな取っていて国取り合戦のゲーム思い出しました。
何がそんないいんでしょうか?

学校に行って子供らの給食見て下さい
行政サービス打ち切られてますよ。

何が1番大事か…人が大事なんです!
人を大事にしているのが長崎さんです。
私達と共に歩んでるのが長崎さんだし、ここにいらっしゃる皆さんです。

私達は小さい声でも負けません、そして声をあげ続けることが大切ということを教えてもらいました。
これからも、高校無償化適応・補助金再開するまで、権利を勝ち取るまで負けないし諦めません。

(長崎さん)

ありがとうございます。
歳は言われなかったけど、68です(笑)

皆さんのおかげで声も枯れることなく、手を取り合うという人がこんなにもいるんだと、信頼を得たたたかいでもありました。

これからも心折れることなく、声をあげ続けて権利の獲得まで頑張りたいと思います。




シュプレヒコールです。

歌 ♪「声よ集まれ 歌となれ」

*朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

*行政が差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!





参加者の皆さん❗



最後の歌は「勝利のその日まで」!!

駐輪場での申し送りです。



諦めることなく来週も頑張りましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月22日、589回目の「火曜日行動」です。 | トップ | 11月5日、591回目の「火... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

火曜日」カテゴリの最新記事