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秋暑し

17 October 2011

 

確かに気温が上がる予報は出ていましたが、まさかこんなに暑くなるとは思いませんでした。スウエットシャツの袖を肘の上までめくりあげても大汗をかいてしまった今日の恩田の森でした。

 

 

 もうすっかり稲刈りが終わり、ひこばえの緑が目立つようになった田んぼですが、まだ脱穀せずに天日に干されたままの稲が少し残っています。週の後半からは雨の予報が出ていますその、その前には脱穀も済んでいることでしょう。

 

 

先週もご覧いただいた柿ですが、侘びた感じの「残り柿」までには今しばらくの間があるようです。稲刈りが終わると途端に被写体が少なくなるこの時期、柿はしばらくの間、良い被写体となってくれます。

 

 

あかねの森南麓にある農家の庭先で咲いていた小紫(こむらさき)。7月に地味な花を咲かせますが、人が愛でるのはこの時期の実。花を顧みず実を愛でるのは南天と同じですね。この木を紫式部(むらさきしきぶ)と呼ぶ人もいますが、紫式部は花も実もはるかにまばらで見栄えがしません。

 

 

 アケビの実です。この実を見て青味を含んだ独特の甘みが蘇って来るのは、私を含め一定以上の年齢の田舎育ちの方だと思いますが、これは食べるのにはまだ少し早いようです。地方によっては、実は捨ててしまい、皮を調理して食べると聞いたことがありますが、さて、どんな味がするのでしょうか。

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