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見ごろになった紅葉・黄葉

4 December 2011

 

霙にでもなるかと思う程の冷たい雨が降った後には、コートもいらないほどの暖かな日がやってきました。そんな今日が、恩田の森では紅葉・黄葉の最も美しい日になったようです。

 

 

r銭湯のペンキ絵だってもう少し工夫があるだろうと、ケチの一つも付けたくなるほどの完璧な青空。稲刈りの時期には幾度もご覧いただいた、かつらの森すみよしの森の間の白山谷戸の空です。写真的には白い雲の二つ三つもポカリと浮かんでいて欲しい所ですが、それは贅沢と云うものでしょうか。

 

 

すみよしの森の尾根筋にあるイロハモミジを見に行こうと斜面を歩いていて、妙なものがあるのに気が付きました。小動物捕獲の罠です。ハクビシン捕獲のためのものだと思われますが、扉が降りた状態になっていましたので、しばらく使われていなかったのか、上手いこと餌だけ失敬した利口者がいたのか。

 

 

その斜面を登り切った尾根に太いイロハモミジがあります。まだ少し緑の葉を残していることから、今年の秋がいかに暖かであったのかがうかがい知れます。葉の間から見える町並みは、こどもの国線の向こうに広がる、あかね台の住宅地です。

 

 

雨の後の快晴でしたので、見えるだろうと思い楽しみにしていたのが富士山です。案の定、雪を被って真っ白になった頂上をちょこんと見せてくれていました。手前がすみよしの森の雑木林、鉄塔が立っているのはなるせの森ですが、下に見えているのはあかねの森、そして富士山の手前に横たわっているのが丹沢山塊です。

 

 

奈良川の護岸壁に生えたススキの穂が真っ白になって輝いていました。用水路状に整備された奈良川ですが、擁壁に植物は生えやすい形状のコンクリートブロックを積んであるために種々の樹木や草が生えており、こうして一部分だけを切り取ってみると、まるで自然状態の河川のようにも見えます。

 

 

なるせの森の尾根道にあるイロハモミジが見事に色づいていました。すみよしの森の尾根筋のモミジよりも色付き具合が早いようですので、来週にはもう見られないかも知れません。

 

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Blog:郷秋<Gauche>の独り言

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