田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

今夜は鹿沼今宮神社の夜祭り――「冬渡祭」です。  麻屋与志夫

2017-12-10 18:52:44 | ブログ
12月10日 Sun.

●今日は鹿沼今宮神社の「冬渡祭」だ。どうやら、この「オタリヤ」と呼ぶ夜祭りがあるのは、宇都宮二荒神社と今宮神社だけらしい。詳細はぜひ検索してください。

●むかしは、太太神楽(だいだいかぐら)」が奉納されたのだが、いまはどうなのだろうか。子どものころ「ダイダイ」を見に母親に連れられていくのが楽しみだった。

●わたしの家からは50メートルと離れていない今宮神社なのに膝の痛みがあるので夜の外出はひかえている。それに寒くて風邪でも引くと、まだ塾の教壇に立っているので授業にさしさわりがある。歳をとると心配性になるものですね。

●古くなったお札やダルマサンなどを燃やすこのオタリヤの炎が、東京で生活していたときには、懐かしく思いだされた。ホームシックにかかるとかならず、ドンドン焼きの炎とそこに被せられる大きな半円型の鉄製のドームを思いだしたものだ。

●夜店が出た。わたしの家のすぐ裏に露天商の親分が住んでいた。おおぜいの露天商の若者が出入りしてにぎやかだった。

●あの頃のことを「尾長鳥」という作品にかきだしたのだが、遅筆のわたしのことだから、いつ完成することやら。


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唸るブラッキーの牙。 麻屋与志夫

2017-12-10 10:48:23 | ブログ
12月10日 Sun.

●寒気がひそやかに迫り、明けがたには真冬並み、室温は2度までさがった。

●いつのまにか、ブラッキ―がもぐりこんできていた。寒くなると階下のテレビのあるリビングからわたしの書斎兼寝室まで忍んでくる。ネコのことだからまったく足音をたてない。闇の中をわたしの寝どこまで暖をもとめてやってくる。

●「ほれみろ。はじめから、いっしょに寝ていれば、くしゃみなんかしないですんだのに」

●ダッコして就眠時につれてきても、ベッドにそっと下したとたんに、不満の唸り声をあげて、パッと逃げてしまう。足音も荒く階下に下りていく。

●ダッコされるのがきらい。じぶんの意志に反した動きをいやがる野性的なブラッキ―。

●いやがって、威嚇的な唸りをあげる。口をあけると野獣のような白い鋭利な牙。

●ネコを甘く見てはいけない。



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