田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

人が「言葉」を失いつつある。  麻屋与志夫

2017-12-17 19:38:24 | ブログ
12月17日 Sun.

●土曜日には膝関節と血圧が高いので医者のお世話になった。病気のことはさておき、いろいろ考えさせられた。

●まず、タクシーをたのんだ。若い運転手だった。ドァがあいた。女性の声でシートベルトをしめてください。と、指示された。あれ、女性なの? とおもわず彼をみて……気づいた。音声によるガイドだ。

●行き先を告げる。
病院につく。
また音声ガイドで「目的地につきました。またどうぞ」というような、声がした。
この間、運転手は始終無言。

●胸部のCT、その他いくつもの検査。レントゲン技師。医師。看護師。薬剤師。いろいろな職種のひとにお世話になったが、こちらの質問には、的確な応えがもどってこない。

●GGになったので、ボケが始まったのだろうか。こちらのいっていることが、理解してもらえない。悲しくなった。

●でも、家に帰って冷静に考えているうちに、気がついた。人間がマニアルどおりの会話しかできなくなった。マニアルどおりに会話をはこぶなら、なるほど、運転手はみずからの声で挨拶などする必要はないのだ。

●ひとが言葉を失いつつある。だから、GGのようなアナログ人間には、周囲のひとが対応しかねるということなのだろう。

●ひとは言葉でできている。的確な会話を持つことはたのしい。ところが、人が、本を読まなくなってから久しい。読書に関心のない人がふえている。読み書き、会話の際の語彙が極端に減少している。もちろん、GGの周囲の田舎町でのことだから、ここだけの経験で判断するのはどうかと思う。

●みなさんは、どんなふうにお考えですか。



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遅い朝の目覚め。 麻屋与志夫

2017-12-17 09:44:54 | ブログ
12月17日 Sun.

●寝たのが遅かったのでGGとしては早い朝をむかえることはできなかった。6時起床。5時間も睡眠をとったのはひさしぶりだ。

●先週は小杉が今週は小西君が亡くなった。冥福を祈る。共にこの故郷鹿沼で高校にかよった。死んでしまった同級生の数のほうがおおくなった。

●GGの場合はこれこそわたしの小説だというような傑作が書けていない。しばらくは、お迎えの来るのはゴエンリョモウシアゲタイ。

●寝床で仰向けに寝たまま両手をあげて背をのばしていたら、ブラッキ―も起きだしてアーチをつくってストレッチ。おたがいに20年も寝食をともにしているとやることが似てくるから面白い。もちろんわたしのほうがネコに似てきたのだ。ブラッキ―にはこのところ、ワンパック一食のマグロのフレークなどを食べさせている。少し高いので、わたしはお酒を飲む回数を減らしている。ブラッキ―は歯がよわっているから柔らかなモノしか食べない。オイシイのだろう。ムシャムシャよく食べている。つくづく食べられるうちは死なない。という言葉を噛みしめている。死なないでよ。ブラッキ―。

●GGのほうも、膝関節の痛みは小康状態をたもっている。膝の痛みのあるうちは、さすがに小説は書けなかったが――よかった、よかった。またぼちぼち書きすすめている。

●新聞をとりに庭にでたら、風花が舞っていた。



二年前にはリリとの別れがありました。そのときの悲しみをカミサンとまとめた作品があります。ぜひ読んでください。角川の「カクヨム」に載っています。下記の題名で検索してください。すぐ読めます。


「愛猫リリに捧げる哀歌」

猫愛/
猫のスリスリ/
むくむくの毛並み/
猫とのサッカ―/
リリの病/
闘病/
看病/
ペットロス/

猫を愛するみなさんへ。ペットロスに悲しむあなたへ。
麻屋与志夫  木村美智子


この作品は、先住猫ブラッキーとリリ、わたしたち夫婦の楽しい思い出。リリは一年と八カ月で他界。その間の様子を記録したブログを編集したものです。わたしたちはペットロスにおちいり、とくに、妻は涙、涙の日々をおくっています。なんとか、この悲しみからぬけだそうと、もがけばもがくほど、悲しみは深まるばかりです。猫、大好きなみなさん。ペットロスで苦しんでいるみなさん。猫との生活の楽しさ、死なれた時の悲しさ。わたしたちと共有してください。
ブログ「猫と亭主とわたし」木村美智子+「田舎暮らし」麻屋与志夫より編集。


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