田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

石だたみとぎれて菫咲く小路  麻屋与志夫

2022-04-29 11:42:02 | 俳句
4月29日 金曜日

石だたみとぎれて菫咲く小路

白鷺の水かき見える渇水期

網ヘンスかなたはモール春霞

頭頂に桜かんざし老婆かな

マツキヨの開店まだかカキの下痢

バス停に背中翁の花見かな

チラシの日何が安いの春霞



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夢見るGGの夢占い28 両親が溺死する夢をみた。麻屋与志夫

2022-04-29 09:03:56 | 夢見るGGの夢占い
4月29日 金曜日
夢見るGGの夢占い28
夢をみた。
なにか幸運の知らせが父のところにきた。
おかしなことには、わたしはまだ少年だった。
――それが夢のおもしろいところなのだろうが。
封書をもって父のところに急いだ。

父は田植えをしていた。
現実のわが家は、
農家でもないのに、
なぜ父が田植えをしていたのだ。
まあそうした、辻褄(つじつま)の合わないところが夢なのだろう。
母が自転車で追いかけてきた。
母が自転車に乗るのを見たことがない。
まあ、これも夢なのだからしかたがない。

わたしは稲の苗を手にした父に呼びかけた。
聞こえないらしい。
振り返ろうともしない。
わたしがそうこうしているうちに、田が増水してきた。
海になってしまった。

父も母も波間に浮かんでいる。
わたしは、呆然とあぜ道から眺めていた。
二人とも波間に沈んでしまった。

解釈。
波間に浮かぶ両親のイメージは、北海道の観光船の事故をなんどもテレビで見たからだ。
北の海の寒々とした荒波を見たからだろう。
それにしても、なぜ、わたしの父と母が波間に浮いていたのだ。
母は自転車に乗らない。
ただ、母の姉は明治の初期。
栃木であの前の車輪の大きな自転車に初めて乗った女性だった。
と母が誇らしげによく話していた。

吉報は、その内容については夢から覚めてから考えたのだがわからない。
パソコンを開いて夢判断で調べた。
誰かが溺れる夢。
誰かが溺れる夢は。
――自分ではコントロールのできない感情や手に負えない状況を表します。
手紙の夢は逆夢(さかゆめ)になるケースが多いため注意が必要です。
手紙の内容が良い場合は、実際には悪い知らせが。
悪い場合は、良い知らせが 。

父のところにきた良い知らせとは……。
はたしてほんとうに良い知らせだったのだろうか。
どうして両親とも溺死してしまったのだ。
あまりわたしにとっては良い夢ではなかった。



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