6月7日木曜日
だいぶ昔の話しである。我が家に横浜から友達が遊びに来た。この故郷の高校での同窓生だ。
サントリーの角瓶の脇に蛇口から水を注いだピッチャーをドンと置いた。
自分でもバーを経営していたことのある男だ。酒にはなかなかうるさい。
いやな顔をしているのを無視した。その水道水で水割りを作ってやった。
おそるおそるグラスに口を寄せた。そっと飲む。そして、ぐぐっとまさに一気飲み。
「ああうまい」CMできいたことのあるような感嘆の声。そして賛美。
「水道水で水割りが飲めるから、お前さんこの街から離れられないのだろう」
いまも、わたしはこの街の水道の水は美味いと思う。
街の中を清流が流れている。川底の魚の影までよくみてとることができる。
わたしは田舎暮らしのよさを、自然と触れ合うことで堪能している。
水だけではない。空気もさわやかだ。
水、空気、川の流れ。街をとりまく山々の緑。もうすぐ入梅だ。山の緑はさらに濃くなっていく。傘を差してカミサンと散歩にでよう。
のどを腫らした。体がだるい。原稿は一枚も書けなかった。だらしないな。
だいぶ昔の話しである。我が家に横浜から友達が遊びに来た。この故郷の高校での同窓生だ。
サントリーの角瓶の脇に蛇口から水を注いだピッチャーをドンと置いた。
自分でもバーを経営していたことのある男だ。酒にはなかなかうるさい。
いやな顔をしているのを無視した。その水道水で水割りを作ってやった。
おそるおそるグラスに口を寄せた。そっと飲む。そして、ぐぐっとまさに一気飲み。
「ああうまい」CMできいたことのあるような感嘆の声。そして賛美。
「水道水で水割りが飲めるから、お前さんこの街から離れられないのだろう」
いまも、わたしはこの街の水道の水は美味いと思う。
街の中を清流が流れている。川底の魚の影までよくみてとることができる。
わたしは田舎暮らしのよさを、自然と触れ合うことで堪能している。
水だけではない。空気もさわやかだ。
水、空気、川の流れ。街をとりまく山々の緑。もうすぐ入梅だ。山の緑はさらに濃くなっていく。傘を差してカミサンと散歩にでよう。
のどを腫らした。体がだるい。原稿は一枚も書けなかった。だらしないな。
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