1月5日 木曜日 晴 室温5℃
超短編小説
10 新人賞作家のサイン会
新宿紀伊国屋書店で新人賞作家古賀志郎のサイン会がひらかれていた。
若いキレイナ女性が彼の前に立った。
サインがすんで彼は女性をみあげた。
「あっ、橘川麻里奈さん」
なつかしそうに声をかけた。
「おめでとうございます。おばあちゃんも、よろこぶでしょうね」
著書を渡そうとしていた彼の手が一瞬静止した。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
角川のbookwalkerーにも載っています。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
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一瞬、この超短編の面白さがわからなくて、困りました。いま時分になって、あっと思ったしだいです。
隔世遺伝というのでしょうか。わたしにも、女四人、男ひとり。曲がりなりにも孫がいます。
見えるものだけでなく、見えないものも。
じぶんの中のそれらが孫のだれかに似るって、不思議なことです。
おばあちゃんは生きていればサイン会にきてくれるはずですから、もうなくなっている。
超短編は居合切り。現実をスパット切った。切り口のようなものです。自己解説で申しわない。