田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

サンクチャリで守られてきたここが魔境となるとは――。 麻屋与志夫

2016-12-24 10:59:39 | ブログ
12月24日 Sat. 晴れ
サンクチャリで守られてきたここが魔境となるとは――。

●ロシヤ正教会の脇の電柱に「禁猟区」というブリキ板が張りつけてあった。その意味を理解するには中学生にならなければならなかった。さらに、「サンクチャリ」というレイプをテマーとして取り上げたフォークナーの作品と出会うのは高校生になってからだった。

●長いこと本を読んできた。旧市庁舎あとに図書館があった。そこの外国文学の棚の翻訳書は全冊読破した。現在わが家の蔵書は、何冊あるの? そうした読書遍歴のなかで上記のサンクチャリのポパイと異邦人の主人公、それに老人と海の、老人。この三人がわたしのベストスリー。いちばんいまだに印象にのこっている小説の登場人物だ。

●話をもとにもどして、わたしの住んでいる場所はサンクチャリといわれていた。そうしたことをどこの監督官庁がきめたのかはわからない。ともかく、鳥獣の保護区になっていた。

●それに加えて、ひとの住む環境もよかった。わたしの家の半径50メートル以内に在るのは――。先ほどあげた教会。今宮神社。正一稲荷。宝蔵寺。ローマ・カトリック教会。千手観音堂。まさに、人の住む環境からいっても聖域だ。

●わたしはこの家で生まれ育った。そのご上京して文学修業にうちこんで青春をすごした。父母の病気で学半ばで帰省した。

●いまだに二都物語。東京と鹿沼の間を往復している。だから鹿沼のこの家は別荘感覚で住んでいる。鹿沼にいるわたしは塾の先生だ。

●ところが、なにか、鹿沼の住環境がおかしくなっている。わたしの周囲も、自然保護区どころではなくなっている。こうしたことは、仔細なことはブログにかくわけにはいかない。

●このカテゴリは「田舎暮らし」ですから定年後の終の棲家として田舎を選んだ方もおおいとおもいます。年配の方がおおいのではないかとおもいます。田舎にこそ老人の住む聖域があると越してきたのに、なにかすこしおかしいぞ、と感じている方はいませんか。

●わたしは年寄りだからと環境の激変を黙視せず、積極的に社会参加をしてこうした変化に対処していきたいとおもっています。

●もういちどいいます。ブログなので具体的なことはかけないので、ごめんなさい。

●全国「田舎暮らし」のみなさん。もし最初のモクロミトとちがった環境に陥ったら、その環境をかえてやるくらいのいきごみで、老後を過ごしてください。じぶんたちに、住みよい環境はじぶんたちで、再生していくしか方法はないのですから――。

●どうでしょうか。いつでも、ホリゴタツでブラッキ―と一緒にマルクなっていないで、鹿爪ラシイことをかくのも、いいものですね。

●今宵はクリスマスイブ。鹿沼のひとたちへのプレゼントとして、鹿爪らしいこのブログは書いたのですが――。



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