5月29日 Sun.
●裏路地を歩くのがすきだ。たったひとりの、裏路地探検隊といったところか。でもわたしの住む田舎町では、裏路地を歩くたのしみのひとつである、野ら猫とのであいがあまりなくなった。
●あまり、というか、このところまったく猫と会っていない。このまえも、ブログに書いたが、日曜大工の店――二軒あるホームセンターのペットコーナーでも猫が姿をけしてしまった。空前の猫ブームだというのに、この町では、猫嫌いのひとがおおいのかもしれない。
●わたしたちが、猫が好きなのを、そして飼っているのがウトマシイのか――。
猫の死骸をなげこまれたことがあった。あのときの、恐怖とおどろきはいまでもわすれない。トラウマとなっている。
●しかし、あのときイヤガラセをした老婆たち(裏の長屋は火事になり)はいまは、もういない。でも、どうしてそれほど猫がきらいなのか理解できず、わたしたちは苦しみぬいた。
●いまは、しあわせだ。そうした、イヤガラセはされていない。これでリリが死なずに元気でいてくれれば、もっと幸せなのだが。
●でも、猫のいない裏路地をぼんやりと歩きながら、町の人が猫嫌いなのにはかわりないのかな。町から猫がいなくなっていく――。ものな……。
●昭和のテイストを残した裏路地だが、住んでいるひとがかわってしまつたのだろうか。
●元気な老人もすくなくなっている。
●弱者には住みにくいまちなのかもしれない。
●市長選の論戦のひとつが「人口減少問題」だった――。
●住みよい町とは、どんな町なのだろうか。
●住みにくいから、ひとが町をでていくのだ。
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●いまは、しあわせだ。そうした、イヤガラセはされていない。これでリリが死なずに元気でいてくれれば、もっと幸せなのだが。
●でも、猫のいない裏路地をぼんやりと歩きながら、町の人が猫嫌いなのにはかわりないのかな。町から猫がいなくなっていく――。ものな……。
●昭和のテイストを残した裏路地だが、住んでいるひとがかわってしまつたのだろうか。
●元気な老人もすくなくなっている。
●弱者には住みにくいまちなのかもしれない。
●市長選の論戦のひとつが「人口減少問題」だった――。
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