田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

猫の死骸を投げこまれたことがあった。 麻屋与志夫

2016-05-29 15:53:57 | ブログ
5月29日 Sun.

●裏路地を歩くのがすきだ。たったひとりの、裏路地探検隊といったところか。でもわたしの住む田舎町では、裏路地を歩くたのしみのひとつである、野ら猫とのであいがあまりなくなった。

●あまり、というか、このところまったく猫と会っていない。このまえも、ブログに書いたが、日曜大工の店――二軒あるホームセンターのペットコーナーでも猫が姿をけしてしまった。空前の猫ブームだというのに、この町では、猫嫌いのひとがおおいのかもしれない。

●わたしたちが、猫が好きなのを、そして飼っているのがウトマシイのか――。
猫の死骸をなげこまれたことがあった。あのときの、恐怖とおどろきはいまでもわすれない。トラウマとなっている。

●しかし、あのときイヤガラセをした老婆たち(裏の長屋は火事になり)はいまは、もういない。でも、どうしてそれほど猫がきらいなのか理解できず、わたしたちは苦しみぬいた。

●いまは、しあわせだ。そうした、イヤガラセはされていない。これでリリが死なずに元気でいてくれれば、もっと幸せなのだが。

●でも、猫のいない裏路地をぼんやりと歩きながら、町の人が猫嫌いなのにはかわりないのかな。町から猫がいなくなっていく――。ものな……。

●昭和のテイストを残した裏路地だが、住んでいるひとがかわってしまつたのだろうか。

●元気な老人もすくなくなっている。

●弱者には住みにくいまちなのかもしれない。

●市長選の論戦のひとつが「人口減少問題」だった――。

●住みよい町とは、どんな町なのだろうか。

●住みにくいから、ひとが町をでていくのだ。






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