田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会をみながら作家の育成について考えた。 麻屋与志夫

2014-08-04 04:03:21 | ブログ
8月4日 月曜日

●深夜、全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会をたまたま見た。
「アサヤ塾の窓から」というショート・ショー集をまとめようと起きたところ、女子サッカーをやっていた。
テレビをつけたのが、運のつき。最後まで見てしまった

●2020年東京五輪世代青春ドラマ。と名打っていた。
まさにそうだ。
みていて中学生のはつらつとした姿。
ピッチをかけめぐる姿。――が、すばらしかった。

●サッカ―と作家。
語呂が似ているので絶滅危惧種といわれている文学少女、文学青年のことを考えた。
サッカ―は小学生からクラブ活動がある。
大人になるまでその鍛錬の成果をすいあげてくれる組織が全国にはりめぐらされている。
サッカ―ならず、スポーツ全般新人育成には力を注いでいる。

●文学の場合は、他の町のことはわからないが、わたしの住む町では危惧種ではなく絶滅してしまったらしい。
軽々しく断言はできないのだが、わたしの知る範囲では文学を志している若者はいない。
寂しい限りだ。

●中学、高校で文芸部がほとんどなくなってしまったことにも原因はあるのだろう。
読書部もない。
要するに、音楽と美術部をのぞいて、文化部の活動が廃頽してしまったことに原因があるのだ。
悲しいことだ。

●サッカ―の試合を見ながら、作家の育成についてかんがえてみた。
やはり、作家はあくまで個人の密室での仕事。
はたでとやかく言うことではないのだろう。

●志すべくして、志す。
少年の、少女の日の、とある日、どこかで、だれかが、作家になることを夢見る。
そして人知れず精進して作家となっていく。
だれに励まされる訳でもなく、サポータからの声援もきけず、ただひたすら書きづける。
それでいいのだろう。


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香取俊介「渋沢栄一の経営教室」を読んで生涯ブレナイ志を立ててください。 麻屋与志夫

2014-08-03 07:34:46 | ブログ
8月3日 日曜日

●「渋沢栄一の経営教室」の15ページにわたしの口癖と同じような言葉がのっていてうれしくなった。
大河原渋社長引退。その席での挨拶。
「わたしが仕事から引退するときは、この世にさよならをするときだ」

●いい言葉だなぁ。
決してブレナイ志を貫き通すのは、まさにシブジイの直伝だ。
この作品は読んでいて自然と人生訓が頭の中に入ってくる。
そして勇気を与えてくれる。
そういう意味でも、いま、夏休中の学生に読んでもらいたい。
まだ、何をやったらいいのか、わからないひとには特に読んでもらいたい。

●そして志の定め方にもいい言葉が乗っている。
S—クラスのノートから。
「まず自己の頭脳を冷静にし、しかるのち自分の長所とするところ、短所とするところを精細に比較考察し、その最も長ずるところに向こうて志を定めるがよい。」

●どうです。
いい言葉ではありませんか。
自分に一番むいていることはなにか。
この本を読みながら、夏休みのあいだにじっくり考えて、志――生涯貫き通すことのできる道をみつけだして、突き進む覚悟をしてください。
たとえ、イバラの道であっても、自分が好きで選んだ道だったら、満身創痍になっても突き進むことができます。

●朝から暑い。
夕立が降らなかったからだろう。
酷暑。GGはもう、小説を書いています。
書くのが面白くて、楽しくて。
だから続くのです。
みなさんも、香取俊介著「渋沢栄一の経営教室」を読んでこれからの長い、あなたの人生を、どう経営していくか考えてください。
きっとすばらしい結論に達すると思いますよ。
それだけの知恵が濃縮されている本です。


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しっかり見ようとすれば、隠れているものまで見えてくる。 香取俊介著渋沢栄一の経営教室より。麻屋与志夫

2014-08-02 03:13:31 | ブログ
8月2日 土曜日

あなたは、虹をみあげて感動しますか?

●夕暮れ時、東京から戻ってくるカミサンを新鹿沼駅まで迎えにでた。
少し時間があるので、鹿商工のほうにでて遠回りをした。
このあたりは、最近、土地が造成され、家が新築されている。
すっかり、様変わりして、新興住宅地となっている。

●ふと見上げると、南東の空に虹がかかっていた。
虹を見るのはひさしぶりだ。
きれいだった。
虹がこれほどキレイだとはおもわなかった。
歳ともに感動が劣化していく。
でも、虹の美しさに足をとどめて感動できるうちは、まだまだだいじょうぶだ。
なにがだいじょうぶだというのか、わからないが、ともかく空を見上げながら、まだジャリの敷いてある歩道を歩いた。
空を見上げているわたしに驚いたのだろう。
少年が自転車で追い越していった。
なんども振り返っていた。

●駅についた。
虹はまだ空に在る。
カミサンが到着するには時間がある。
駅前で虹をながめて恍惚として、いろいろなことを思い出していた。
女子高生が怪訝な顔をしてとおりすぎていく。
だれも、虹には関心がないらしい。
いまどきの女の子は虹などみても感動しないのだろうか。

●「虹が出ている」
カミサンに声をかけた。
改札を走るようにしてわたしの方に近づいてきたので彼女は息をきらしている。

●「ほんと、きれい」
カミサンが初々しい顔で澄んだ声を空になげかけた。
しばし、合わせて157歳になる老夫婦は夕空の虹を見上げていた。

●「渋沢栄一の経営教室」から。123ページ。
「見ようとしないから、見えないのである」
「しっかり見ようとすれば、隠れているものまで見えてくる」

●この言葉は、世の中の森羅万象を見るときにも、あてはまる。

●長崎の佐世保の事件が起きる前に「精神科医が「人を殺しかねない」と県に相談か…?」とテレビで報道されていた。

●隠れているものを見ようとする、意識があれば、学校の先生や、周囲のひとたちになにか見えたはずだ。何か見て取ることが出来れば、事件は未然に防げたかもしれない。

●空にかかる見えている美しい虹をだれも見上げない。
見えているものすら、見ようとしない。
見ることが出来ない。

●では、なにを見ているのか。
駅前にたむろする女子高生たちは、スマホを見ていた。
ラインに、ゲームにうち興じていた。

●カミサンとわたしは、小雨の降りだした暮れなずむ街を歩きだしていた。


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「自分にしかできないことをやる」香取俊介著「渋沢栄一の経営教室」より。 麻屋与志夫

2014-08-01 07:38:34 | ブログ
8月1日 金曜日

●香取俊介著「渋沢栄一の経営教室」Sクラスを読んだ。

ともかくおもしろかった。

経営指南の書としても、SFのラブストーリとしても、

いろいろな読み方が出来ておもしろいですよ。

●巻末に渋沢栄一の名言がSクラス・ノートとして、

まとめられているのも、たのしい。

●その名言のなかの1つ。

「自分にしかできないことをやる」に感銘をうけた。

●わたしなどGGにいたる今日まで、文学の世界しかしらない。

ほんとうに、すきなことを、やってこられて幸せだと思っている。

●今年から、塾生も減ってきて、

おかげでフルタイムの作家生活にようやくはいることができた。

経済的には辛酸をなめるだろうが、

こうした熟年期をむかえられるとは夢にも思わなかった。

じぶんにしかできないこと。じぶんのすきなことをやりとおせる幸せ。

●いまの学生は勉強に追われて可哀そうだと思う。

じっくりとじぶんの将来の職業をかんがえることもできないでいる。

●勉強はじぶんのすきな職業に就くためにこそあるのだ。

今夏休み、

ぜひこの本を読んで、

一言一言、珠玉の言葉がちりばめられている作品のなかから、

あなたの好きな言葉をみつけだして、将来に想いをはせてください。


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