田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

赤い花を眺めながら、ふたりでお茶を……  麻屋与志夫

2014-09-20 01:22:30 | ブログ
9月20日 土曜日

●門の脇の塀際に彼岸花が咲いた。

茎を根元で切って提げてもつと多分「線香花火」のようにみえる。

そんなことを毎年考える。

カミサンが好きな花だ。

●わたしは母が「墓場の花だ」と嫌っていたので、あまりこの花を意識したことはなかった。

「毒々しい赤だ」ともいっていた。

わたしがなんの抵抗もなく彼岸花を受けいれられるようになるまで、70年以上を要した。

長生きしているから、固定観念ともなっている幼児体験による「目の曇り」訂正することができた。

嬉しいではないか。

この子どものころからの思いこみからの脱出については、いつか詳細に小説に書いてみたい。

●「裏庭の曼珠沙華が咲いたわよ」カミサンの声に誘われて廊下にでた。

板を張りつめてあるデッキに出る。

テラスといったほうがいいのかな。

でも板を張りつめてあるからデッキと呼ぶのが相応しいのだろうなと考えながら、裏庭を眺めた。

確かに、表門の脇の赤よりもさらにあざやかに咲いている。

みごとだ。

周囲の緑の草やバラの花との gradationもいい。

いつもながら、カミサンの庭作りの才能には感服する。

●今日は塾も休み。

ふたりでお茶飲みながら裏庭でくつろぎたいものだ。

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猫好きは止まらない。麻屋与志夫

2014-09-19 07:06:37 | ブログ
9月19日 金曜日

●わが家に10日ほど前から三毛の子猫が迷い込んで来ている。

あきらかに飼い猫だった。

なんらかの事情があって捨てられたのだろう。

その日、玄関でニャアニャアと子猫のあまえるような鳴き声がした。

長年猫を飼っていると鳴き声でわかる。

あきらかに、お腹をすかしている鳴き方だ。

●「どうする。ブラッキだけで、手いっぱいよね」

●「それより、こうなったら100歳以上生きていないとその猫を最期まで飼ってあげられいな」

●ブラッキは20年近くわが家のお姫様でいる。

●塾生や知り合いに呼びかけているのだが、いまのところ里親に成ってくれる人はいない。

●わが家で飼うことになるだろう。

●ふわふわして柔らかい子猫にふれていると、もうそれだけで猫好きのわたしは癒される。

小説を書くのにいきづまると子猫をだっこしにいく。

ごろごろ喉をならしてよろこんでくれる。

もうこうなったら、たのしくて、小説の進行具合など気にならない。

子猫とたわむれている。

●ブラッキと対面させた。

うまくいかない。

歯を剥いて子猫を威嚇して、いやがっている。

●仲良くしてよ。

ブラッキ。

かわいい子猫ちゃんじゃないか。

●わたしは、困ってしまって、ニャンニャンニャンだ。
 

●ブラッキはよろこぶと思ったのにな。


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初秋の朝

2014-09-18 10:55:10 | ブログ
9月18日 木曜日

●朝、カーテンを開けると窓を閉め忘れていたことに気づいた。

網戸から初秋の涼しい風が吹きこんできた。

●昨夜は比較的早く寝た。

昼の疲れがでて、喉も腫れていたせいか、ルゴールをつけてベッドに横になるとすぐ寝てしまった。

●網戸から吹きこむ涼風を頬にうけながら「いままでにない寝つきかただった」と考えていた。

どっと、横になった途端に寝こむなどということは、あまり経験していない。

やはりこんなところにも老いが日々あらわれてきているのだろう。

●ブラッキが階下で餌をねだって、ないている。

今日の仕事始――。ブラッキに固形餌をやるために階段をおりた。


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敬老の日。カミサンが若やいで見えたこと。「夜目遠目笠の内目病み女に風邪男」

2014-09-16 04:10:01 | ブログ
9月16日 火曜日

●昨日は午後6時半頃カミサンを迎えに新鹿沼駅まで出かけた。
出かけたというのは、大袈裟にきこえるかもしれない。
車には若い時から乗らない主義なのでわが家から歩いていく。
まあどこに行くにも近場なら徒歩だ。二足歩行だ。

●結果的にはこの歩くことが、健康によかつたようだ。

●昨日は敬老の日。
カミサンもわたしも最高齢者といわれる年齢に成っている。
カミサンなどは「夜目遠目笠の内目病み女に風邪男」というが、夕暮れ時の光のなかではかなり若く見える。

●「日が暮れるの、早くなったわね」
駅をでて歩きだした。カミサンのバックがあまり重いのでおどろいていると声がした。
小柄なカミサンが颯爽と歩いている。
しなやかで、ぜんぜん歳を感じさせない。

●わたしのほうは、元気だがここは生まれ故郷の街なので歳相応のコトに心が囚われる。

●駅前のTは旅館のオヤジだった。
小学校の同級生だった――亡くなっている。
寺町、祭りの好きだった建具屋のB、下材木町魚屋のF、肉屋のY、みんな黄泉の人だ。
彼らの家で遊んだことなどを思いだしている。
やはり、しみじみと故郷にいるときは、歳を感じてしまう。

●「誰も歩いていない。街にひとがいない」
寂しいという言葉はのみこんだ。
言葉はそれを口に出すと、ほんとうにその気分になってしまう。
寂しさなんて味わっている暇はない。
今夜のうちに、書き上げなければならない小説がある。
あと10枚ほどだ。
そのラストが上手く書けないで苦労している。

●悩みがあり、苦労があるから生きている。

●夜目で若やいで見える嫁が隣にいる。
などとオヤジギャグを考えながら無人の街をカミサンと家路を急いだ。
そういえば、小説を書くのに没頭して昼飯を食っていなかった。




●香取さんの本が鹿沼の福田屋の熊沢書店に並んでいた。よろしくね。



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古い物の方が好きなのにな。

2014-09-15 11:06:53 | ブログ
9月15日 月曜日

●久しぶりで留守番だ。

カミサンが掘りごたつの掛け布団を買いにでかけた。

なにごとも、コダワル彼女がどんなガラの物を買ってくるか楽しみだ。

●いままで使っていた布団は捨てた。

臭い。古い。ということで捨てた。

わたしは臭かろうが古かろうが昔のままの布団でいっこうにかまはなかった。

●そのへんが感性の違いなのだろう。

●三部屋ある和室の畳も新しい。

色褪せてくるとこれまた気にいらない。

わたしは、破れ畳でも気にならない。

そういえば、新婚のときだった。

彼女の友だちが遊びに来た。

ボロ畳にウスベリが敷いてあった。

さぞ肩身がせまかっただろうな。

●わたしは商人の家に育った。

華美な生活は強く戒められていた。

●最近では、もうカミサンの言いなりだ。

いままでよく我慢していたものだと、いたわる気持ちになっている。

●それでも、デパートで紳士売り場につれていかれそうになると必死で逃げる。

服を買うのだけばゴメンだ。

●生まれ育った習性は変わらないものなのですね。




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読書の秋。そうだ「渋沢栄一の経営教室」でも読もうよ。

2014-09-04 02:22:34 | ブログ
9月2日 木曜日

●ゆっくりとブログのほうは夏休をとった。

ブログは休んでいたが、生活はいつものようにしていた。

いやむしろ、変化にとんで楽しく充実した日々を過ごしていた。

●松戸の娘がしばらくぶりで家族ぐるみで盆明けの週末に遊びに来てくれた。

塩原のスキー場、ハンターマウンテンに連れて行ってくれた。

フラワーリフトで頂上へ。

鳥瞰するスキー場の斜面に咲き乱れユリの花が美しかった。

左の膝を痛めていたので思うように動けなくて少し残念だった。

●引き続き息子の嫁が孫をつれて遊びに来てくれた。

まだ三歳の男の子。

母親に甘えるしぐさがなんとも言えず愛らしかった。

●塾生のみなさんは、どんな夏休を過ごしたのかな。

本を沢山読みましたか。

いまからでも、この欄で紹介している「渋沢栄一の経営教室」を読んではいかがですか。

面白いですよ。






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