日常観察隊おにみみ君

「おにみみコーラ」いかがでしょう。
http://onimimicola.jimdofree.com

◎ネコ博士誕生(その13)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月18日 | ◎本日の想像話
 鬼の旦那はクーデターの混乱に乗じて早々に国外逃避しました。
 青鬼なら心配はいらないことを鬼の旦那は一番よく知っています。
 なんといっても鬼なのですから。鬼の旦那「博士、頼まれたパーツ借りてきましたよ」
 鬼の旦那は報告しながら部屋に入りました。
ネコ博士「おお、ご苦労だったにゃん」
 ネコ博士は人型ロボットに乗り込んだ姿で鬼の旦那を出迎えました。
 咽頭マイクから読み込まれたネコ後が流ちょうな日本語に変換されています。
 語尾が「にゃん」なのが何故なのかは鬼の旦那にはわかりません。

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◎「Oggi.jp」 (おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア)にて、オッジェンヌ「大枝千鶴」さんに「おにみみコーラ」の熱意あふれる熱い文章を書いていただきましたよ。

2022年01月17日 | ◎これまでの「OM君」
「Oggi.jp」
(おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア)にて、オッジェンヌ「大枝千鶴」さんに「おにみみコーラ」の熱意あふれる熱い文章を書いていただきましたよ。
ぜひ!


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◎ネコ博士誕生(その12)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月16日 | ◎本日の想像話
 青鬼は苦虫をかみつぶしたような表情で考え出した。
 友情か恩義か……
 その時、爆発音と共に部屋が大きく揺れた。
 青鬼と旦那は部屋の中央になげだれた。
 窓の外を見ると、多数の武装した兵隊が主要施設になだれ込むのが見えた。
青鬼「クーデターだ」
鬼の旦那「どうする」
青鬼「どうするもこうするもない」 青鬼は鬼の旦那にパーツの入ったケースを渡した。
青鬼「持って行け」
鬼の旦那「いいのか」
青鬼「俺は世話になった将軍を助けに行く。だからあの夏、過去に起こった学園祭の漫才大スベリ、たのんだぞ」
 青鬼は鬼の旦那と一瞬視線をあわせた後、部屋の外に飛び出していった。 

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◎フィールドはいつでも油断大敵。

2022年01月16日 | ◎これまでの「OM君」
フィールドはいつでも油断大敵。

下からは「マムシ」
空からは「ハチ」
懐はピンチ



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◎とある夜明け前。ラジオを聴いていた。

2022年01月15日 | ◎これまでの「OM君」
とある夜明け前。
ラジオを聴いていた。
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◎ネコ博士誕生(そのネコ11)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月14日 | ◎本日の想像話
鬼の旦那「そのパーツをある博士に渡す。私の欲する発明品をつくってくれると思う」
青鬼「どんな発明だ」
鬼の旦那「あの大スベリの漫才をどうにかできると言ったらお前はどうする」
 青鬼は口の端で少し笑みをうかべる。
青鬼「どうにかできるものならどうにかしてみたいとは思うよ」
鬼の旦那「なら力を貸してくれ」
青鬼「何の分野で有名な博士だ」
鬼の旦那「今は無名だ。だがすぐにあらゆる科学の歴史を塗り替える。その片鱗を私は見ている」
 鬼の旦那は青鬼を真正面からじっと見た。

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◎ネコ博士誕生(その10)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月13日 | ◎本日の想像話
鬼の旦那「私には考えがあるのだ」
青鬼「どんな」
鬼の旦那「高校の学園祭おぼえているか?」
青鬼「もちろんだ」
 青鬼は手に持ったパーツをケースに収めた。
青鬼「一ミリもウケなかった漫才をやったな」
鬼の旦那「そうだな。必死で考えて練習もしたけれども、まったくウケなかった。今でも思い出すんだ。くすりとも笑わず見ている生徒達のビー玉みたいな目玉を」
青鬼「そうだな。俺も思い出してぞっとする時がある」
鬼の旦那「そのパーツで過去の忌まわしい出来事をどうにかできるような気がするんだ」
 鬼の旦那は鼻を得意げに手でこすった。

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◎理想の自動運転。

2022年01月12日 | ◎これまでの「OM君」
理想の自動運転。

寝たまま車に乗せてくれて、目的地まで連れて行ってくれる。
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◎ネコ博士誕生(その9)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月11日 | ◎本日の想像話
鬼の旦那「なんだ青鬼じゃないか」 鬼の旦那は旧知の仲である青鬼の登場にほっとしました。
鬼の旦那「お前が持っているそのチップがまさに必要なのだ。少しの間、貸してくれ」
 青鬼は鬼の旦那の視線を外しながら口を開きます。 
青鬼「どうも誰かが良からぬ事を考えている予兆を感じたんで、張り込んでいたんだ。まさかお前があらわれるとは……」
 鬼の旦那は色調変化フィルムを取り去ります。
青鬼「この国で俺は今、世話になっている。ある程度の職務も任せてもらっている。これを渡すことができると思うか?」
鬼の旦那「高校の学園祭」
青鬼「何を言っている」
鬼の旦那「赤・青・緑鬼が共学の高校だったよな俺たち」
青鬼「そうだよ。そのころからの鬼友(おにとも)じゃないか」
 鬼の旦那は青鬼の声のトーンがやさしくなるのを感じました。

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◎ネコ博士誕生(その8)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月10日 | ◎これまでの「OM君」
 鬼の旦那は慌てて振り返る。
謎の男「お宅が欲しいのはこれかい」
 暗くて顔はよく見えないが、白衣を身にまとった男はサイコロ大の部品を手袋をした手でつまんでいた。
 鬼の旦那は沈黙で応えるしか無かった。
謎の男「顔はどうした。どうして赤くないんだ」
鬼の旦那「私の事を知っているようだが、お前はだれだ」
 突然謎の男は笑い出した。
謎の男「俺だよ、俺」
 暗がりから歩み出た男の顔は「青色」だった。 

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◎ネコ博士誕生(その7)(約200字づつすすむストーリー)

2022年01月09日 | ◎本日の想像話
 鬼の旦那は建物内部に侵入していきます。
 あらかじめ聞いていたパーツの場所は地下五階にある所長室の金庫。
 今夜ここにやってきたのは所長の不在を知っていたからです。
 鬼の旦那は人目を避けて、エレベーターでは無く階段で降りていきます。
 所長室の扉を開けるにはカードキーと毎日変わるパスワードが必要です。
 鬼の旦那は難なく所長室に入ります。
 懐中電灯の明かりで室内を照らすと金庫が見えました。
 忍び足で近づく旦那。
 その時、部屋の明かりが点灯しました。
「誰だ!」
 鬼の旦那は心臓が飛び出さんばかりに飛び上がりました。

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◎知ってか知らずか

2022年01月09日 | ◎これまでの「OM君」
顔に見えるのはねらいなのか、そうではないのか。
でも楽しいからよしとしよう。
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◎ネコ博士誕生(その6)(約200文字づつすすむストーリー)

2022年01月08日 | ◎本日の想像話
 鬼の旦那はA国にあっというまにやってきました。
 秘密施設の前で鬼の旦那は困っています。
 赤鬼の自分はどうやって侵入すれば良いのか。 
 ネコ博士から預かったブリーフケースをあさるとフィルム状のA3シート、同じ素材の手袋が入っていました。
 「色調擬態フィルム」(皮膚に覆うと色調が肌色に変化する)とあります。
(ネコ博士はこうでなくっちゃ)
 鬼の旦那には、ネコ博士の力を借りて取り戻したいものがありました。
 その準備のために鬼の旦那はネコ博士に力を貸しているのです。

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◎空(くう)なし。般若心経の真理を問う問いかけ。

2022年01月08日 | ◎これまでの「OM君」
空(くう)なし。
これは般若心経の真理を問う問いかけと考えてよいでしょう。
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◎ネコ博士誕生(その5)(約200文字づつすすむストーリー)

2022年01月07日 | ◎本日の想像話
 鬼の旦那は机の上に地図帳を広げて、A国のある程度の場所を調べました。
 太平洋のど真ん中の小さな島。
 そこにA国はありました。
 鬼の旦那はいつもの方法でいこうと思っています。
 一度真上に飛び上がって大気圏外まで飛び上がる。
 宇宙でとどまっていれば自然と目的地が真下にやってくるというわけです。
 出発前にネコ博士はブリーフケースを鬼の旦那に渡しました。
ネコ博士「秘密施設の場所及び、入室カード、パスワードなどの必要がな情報が入っている」
 ネコ博士がどこから情報を得たのか鬼の旦那には不思議でなりませんでした。

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