ポーランドの至宝展で展示されていた展示品の中に、ポーランド出身のピアニスト、フレデリック・ショパンの左手の石膏型がありましたが、思ったより小さかったですね。
女性の私の左手とほとんど変わらない大きさ。
この手であの数々の名曲を生み出したのかと思うと改めて尊敬です。
しかも先日借りてきた『のだめカンタービレ』最終章のDVDも見終わり、俄然ピアノ熱が沸き上がってきました。
そんなわけで今日は一日ショパンの練習。
まだ一度もカンペキに弾けたことのない『別れの曲』と『幻想即興曲』を個人的に今年の課題曲に決めました。
今年は徹底的にやるぞ!!
ちなみにこれが目標、あくまで目標だからね。(笑)
ピアノを一番真剣に頑張っていたのは高校生の頃。
音大に進むか普通の大学に進むか悩んで、経済的な事情で音楽への道は断念しましたがピアノはやっぱりどこまでも好き。
受験勉強をしながらピアノを弾いていた高校時代よりはるかに時間があるので、この際弾きたい曲を徹底的に弾いてみようと思います。
私の練習方法は高校時代からあまり変わってないです。
まず全体的に音を取って弾きこなせないフレーズを部分練習。
4小節か8小節のフレーズを片手ずつ10回の3セット最低30回から始めて、弾けるようになったら前後の小節を足してつなぎの練習。
両手にしてテンポをあげて、10回~20回弾いて1回も間違わなくなるくらいトレーニング。
楽器をやってる人はわかると思うけど、あるフレーズが弾けなくて部分練習すると一旦弾けるようになるんだけど、その次に絶対また弾けなくなる。そしてそこを越えると目をつぶっても他のことを考えてても余裕で弾けるという段階に至る。
どういうしくみかはわからないけど、やっぱり練習は嘘をつかないです。
とりあえず全部弾けるようになってから曲想とか解釈とかが出てくるわけだから、カンペキに弾きこなせないうちは演奏とは言えないしね。
や~~それにしても、ピアノって楽しいわ~~。
ドーパミンがでるでる。
誰のために弾くわけでもないしコンクールや演奏会があるわけでもないけど、ここは一つ自分自身の成長のためにやってみようと思います。
ショパン生誕200年を記念して、3月にこんな映画が公開になるそうです。
『ショパン~愛と哀しみの旋律』(公式HP)
数々の名曲を残して39歳でその生涯を閉じたショパンの人生。
ぜひ観てみたいです。