「マリさんってバイタリティがありますねーー?」
ってよく言われる。
そもそもバイタリティって何だ?
辞書で引くと、活力、生気、エネルギー、意欲、パワー、たくましさ・・etc.
なるほどね。
まあ、自分でも生きることに意欲的だとは思う。
せっかくこの世に生まれてきたんだから、いろんなことを経験したいし、自分の力も試したい。
そして人間力という点で死ぬまで成長し続けたいし、世の中に貢献もしたい。
人生って一人一人に個別のものだし、誰かと比較してどうこういうものでもない。
だから若くても年でも諦める必要なんてないし、やってみたいことはどんどんやってみればいいと思う。
一昨日と昨日、ニコニコ動画やユーストリームで、「自然エネルギーに関する総理・有識者オープン懇談会」を見たり、第2回 福島原発事故に関する公開質疑を見た。
地震や津波など自然災害に対して、分裂を始めてしまった核に対して、人間ってホントに情けないくらい小さい。
でも無力じゃないんだって思う。
みんな考えている。何かしようと思っている。
頑張って立ち上がろうとしている。
それぞれがそれぞれの立場で復興していかなくてはいけない。
作家村上春樹さんがスペインのカタルーニャ国際賞を授賞されたそのスピーチが話題になっている。
全文はこちら。
スピーチの内容はもちろんのこと、これだけのことを短いスピーチの中にこめられる村上さんの姿勢に改めて感動を覚える。
言葉というものをどれだけ大切に扱ってきたか、そして言葉が世界に与える力を信じている人のスピーチだ。
バイタリティって自分を信じる力かもしれない。
自分から沸き起こってくる情熱を信じて動く力。
私は私の立場で、音楽が世界に与える力を信じてやっていこうと思う。