ライブが終わってすぐ次の日から4日間、父を見舞いに実家に帰っていました。
そんなわけでライブレポがまだ書けていませんが、許してね。
父は1月末に倒れて、入院→手術→退院→自宅介護という状態。
介護疲れで今にも倒れそうな母のために、先週半ばから一時入院してもらいました。
その入院の間に家の掃除や片付けを手伝うのが、私の今回の里帰りの目的。
ひと呼んで「家政婦のミワ!!」
こっちの押し入れの中の物を全部出して、とか、あっちの棚の上の物を降ろして片付けて、とか細々とした母の注文に「承知しました!」、と言わんばかりに、せっせとよく働きましたよー(笑)。
幸い、里帰り2日目はお天気もよくカラッと晴れたので、洗濯物もよく乾き、洗っては干しを3ラウンド。
3日目は雨だったので、洗濯したタオルケットを乾燥しにコインランドリーに出かけたり、父の帰宅後に必要な介護用オムツなどを買いそろえたり、雨の中またよく動き回りました。
いや~~~我ながらよく働いた!(笑)
そして昨日は父の退院日。
入院先のR病院のI先生、主治医のO先生、ケアマネージャーさん、看護士さんなどの協力を得て、これから父の最期まで母を中心に家族が自宅で介護する毎日が始まります。
鼻や喉からチューブを入れるのはイヤだという父の希望をきいて、延命治療は何もしないことになりました。
I先生にすすめられて読んだ『「平穏死」のすすめ』という本。
この本の内容が私たち家族にはすごく役立ちそうです。
人は大体の場合、水だけで1ヶ月、何も食べたり飲んだりできなくなったら5日で命が尽きるそうです。
人間は何も食べなくなって死に近づくと、脳からβエンドルフィンという脳内モルヒネが自然に出て、幸せな気持ちのうちに死ねるそうなので、できれば父にはそういう死を迎えてほしいなと思っています。
点滴を毎日500CC入れて、お湯と牛乳はたまに飲むという父。
これから先、どんなふうに死に向かっていくのかわからないけれど、家族みんなで父の最期を見送りたいなと思います。
死に向かう日々は、あの世への誕生準備の日々ですね。
「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか | |
石飛 幸三 | |
講談社 |