今日は広島市植物公園の開園記念日イベントの野外ライブに出演してきました。
denebプロデュースということで声をかけていただきました。
今日は晴天に恵まれキレイな青空の下、気持ちよくライブをさせていただきました。
今日の出演者は、deneb(アコースティック)、わっふる、三輪真理(with ミドさん&akiちゃん)、右田悦雄(手回しオルゴール)、石田賢治、松永奈央、山本惟司&三上央(SNDNA)ということでした。
イベント全般に渡り、denebの橘くんとバブさんが走り回って音響やその他を整えて下さっていました。
本当に感謝です。
こういう陰の力があってこそ私たちはライブができるんだってことをついつい忘れがちになるけれど、こうした手作りのイベントに携わるとこうして何の心配もなくライブができることってつくづくありがたいものだと思います。
さて私のコーナーはdenebのミドさんとakiちゃんに応援いただいて5曲やらせていただきました。
1.天使の翔ぶ街
2.白いワイン
3.Close to you(akiちゃんボーカル)
4.もう一度、君の歌を
5.心の手をつなごう
カメラを渡すのを忘れていたので写真がなくてごめんなさい。
誰か撮ってたら写真下さいね。代わりにdenebの写真を載せます(笑)。
といってたら、お友だちのバイオリニストの京ちゃんが写真をくれました。
というわけで写真追加。
(京ちゃんありがとう)
そして夜はライヴ楽座で開催の「みなさん、鍵盤は!」というライブに出演させていただきました。
今夜の出演者はうずらさん、三輪真理、小谷隆春さんという3組。
3人とも弾き語りミュージシャンですが、それぞれ違ったタイプで楽しんでもらえたのではと思います。
トップバッターのうずらさんが今夜の主催。
主催ということで「ホスト」なんですが、女性だから「ホステスミュージシャン」って書いてあって、私はてっきりホステスのお仕事をされながら音楽活動をされてる方とばっかり思っていました(爆)。
ごめんなさい。
うずらさんは竹原在住の方で、竹原から毎回このライブの開催のために広島に来られるそうです。お母さんがずっと応援して下さってるそうで、今日も一緒に来られていました。お母さんのために作られた歌も歌われてました。日常生活をほんわか歌にされていていいなと思いました。
そして2番目が私でした。
今夜の私のセットリストは以下の通り。
1.夜明けの星(石田賢治作詞)
2.白いワイン
3.私のテディベア
4.ヒーローのうた(秋本愛作詞・作曲)
5.サイレントシネマ
6.真冬の蓮華草
7.天使の翔ぶ街
今日はお友だちの愛ちゃんが私のために書き下ろして下さった『ヒーローのうた』を初披露しました。とってもいい歌なのでこれからいろんなところで歌わせてもらいたいなと思っています。『サイレントシネマ』は久しぶりにやりましたね。
「久々に聴けて嬉しかった」との声もいただき私も嬉しかったです。これからもいろんな場所で大切に歌っていきたいです。
そして今夜のトリは小谷隆春さん(通称小谷パパ)。
元「サーカス」などのバックでプロキーボーディストとして長く活躍されていたそうでさすがの鍵盤さばきです。とにかく余裕があります。歌も声が優しくて「とにかく僕は曲を作るのが好きでして・・・」と未発表曲も含めると300曲以上のオリジナル曲があるそうでうらやましかったです。
ボコーダーを使ったりエレピの音も工夫されたりして楽しいライブでした。赤いnordが光ってました。
「小物の小谷」って言っていろんな小物が登場するのも楽しかった。
ヘンリーバンドの藤井さんと田中さんのユニット「The すいか」の田中さんみたい(笑)。あれは私には真似できないけど、とっても面白いと思いました。いつかやるかな?(←やらないと思います)。
そんな感じの「鍵盤は!」は楽しいライブでした。集合写真!!
今日は初めて私のライブを見て下さった方も多く、ライブ終了後はたくさんの方に声をかけていただき嬉しかったです。「前に◯◯に出られた時に見ました」と言って下さる方も最近増えてきて、過去の全てのライブが今のために大事だったんだなあと改めて思います。
「続ける」ということは何にも増して「力」だと思います。
最後に小谷パパがとってもステキなことを教えて下さったのでシェアします。
最近小谷パパはお客さんが少ないライブで「燃える」そうです。
それはテレビで見た「爆笑問題」に登場された野田秀樹さんの言葉がきっかけだったそうです。
野田さんのお芝居を見てこの世界に入ったという爆笑問題の太田が野田さんの露出の少なさに「もっとどんどん(芝居だけじゃなく)メディアに出て下さい」と言われた時に、お客さんは数じゃない、お客さんが1人しかいなければその1人を全力で虜にしようと100%のパワーを注げばいい。私の芝居を見てこの世界に入ったあなた(太田)のように1人でもその人の人生を自分が変えれたらそれが最高じゃないか?ということを言われたそうで、小谷パパはあらためて「そうか!!」と思われたそうです。23歳からプロキーボーディストとして大舞台を数多く経験してきて改めて思われたことなんでしょうね。
「だって一発当てたいじゃん!!」って少年のような目でキラキラ話される60代。
とってもカッコイイです!!
爆笑問題の「ニッポンの教養」の過去ページにそのシーンと思われるところが出ていたので転載しますね。
【以下転載】
太田:やっぱり舞台に立ちたいっていう人は、注目されて、何かを多くの人に伝えたいっていう人だ と思うんですね。そうすると、たかだか3百人の劇場で、何日公演やるのか分からないけれど、果たして…っておれは思っちゃうんですよ。それで一体どれぐら いのものが伝わるんだろうって。それこそツイッターは何万人という人に一斉に言いたいことが言えちゃう。変な世界じゃないですか。
野田:ただそれよく考えるんだけど、ぼく今日すごくちょっと幸せに感じるのは、太田さん僕が25年前ぐらいにやった芝居を見てくれていて、そして今熱く語ってくれたじゃない。それはつまり、その頃やっていたことは、非常にいつも疑問を持ちながら、この観客の中に一体何人ちゃんと受け止めて、今後の生き方とか…。
田中:…影響をどれだけ与えているか。
野田:そういうことがあったんだなって。そうすると、実は少ない方が深く入るってことがある。必ずしも大勢に届けるだけじゃないかもしれない。
【転載終了】
というわけで本日お世話になった皆様、ライブにご来場の皆様ありがとうございました。
また次も頑張ります。
なんとなく、昔作ったこの歌を思い出したので載せます。
またいつかライブで披露できたら・・と思います。
『インディゴの夜空』(三輪真理作詞・作曲)
月がかかるよインディゴの夜空に
思い出たちにそろそろさよならを言おう
忘れかけてた幼い頃の夢
もう一度追い掛けるなら今しかないと 心が叫ぶ
ああふしくれだったこの手でもつかめるだろう
あきらめない気持ちさえ持ち続けていれば
何か出来る何か出来る こんな僕でも
こんな僕でも まだ終わっちゃいない
遠い昔に夢見てた未来と
随分と変わっちまった気がするけれど
鏡の中の自分を見てみても
疲れた顔しているなと思いはしても 負けはしないさ
この夜空の向こうに昔の友達の顔が浮かぶ
元気だぜ 僕もここで頑張っているよ
ああ自分なんて大したこと出来はしないと
小さく見積もり続けた人生だったけれど
何かやれるきっとやれる こんな僕でも
ひと花くらいまだ咲かせてみせる
ああこの手でもつかめるだろう
あきらめない気持ちさえ持ち続けていれば
何か出来る何か出来る こんな僕でも
こんな僕でも まだ終わっちゃいない
ああこの夜空のきっとどこかに
志を同じくする仲間たちがいる
何か出来る何か出来る こんな僕でも
夢に見たこと叶えてみせる
(OrangeBlueアルバム『Orange』2005年収録)