セイウのmassくん&akiちゃんと一緒に佐野元春35周年アニバーサリーツアーライブに出かけました。
佐野元春のライブは一昨年のクアトロ以来1年半ぶり。
いや〜〜しびれまくりました。本当に凄かった。軽くライブレポします。
今日のバンドは、コヨーテ・ロッケストラバンド。
佐野元春 Vocal,Guitar
小松シゲル Drum
深沼元昭 Guitar
長田進 Guitar
高桑圭 Bass
渡辺シュンスケ Keyboard
Dr.kyOn Keyboard
スパム Percussions
山本拓夫 Saxophone
西村浩二 Trumpet
いつもながら佐野さんが、誇らしげに自分のバンドを紹介する「今日はみんなにこの素晴らしいバンドメンバーを紹介したい」って言葉が好き。自分ではなく心から仲間を誇る。フロントマンとして本当に素敵です。
セットリストはツアー終了まで内緒。
80年代、90年代、00年代、そして最新のアルバムまで万遍のない35曲もの楽曲で構成され、しかもそのほとんどが原曲アレンジか過去のライブDVDでのアレンジ。ファンにとっては嬉しい限りでした。
ライブで佐野さんは何本ものギターを手にしたり、エレピに座って弾き語りがあったり、ステージを駆け回ったり。
3時間半のライブでほとんど休憩なし。
あのハスキーな声でオールスタンディングの私たちに「みんな大丈夫?」と気づかう優しさ。
もう本当に佐野元春カッコ良すぎます。
ツアーフライアーに載せられていた言葉を載せます。
「この国にはカッコイイ大人がいない。
あんな大人になりたいと思えるようなオトナはどこにいるのだろう。
佐野元春は1956年生まれ。十分に大人である。
今、佐野元春をリアルタイムで知らない世代が、彼を見て、聞いて、感じている。
そして言う「佐野元春は、かっこいいオトナだ」と。
この男は、常に先駆者だった。
クレイジーでヴァイタリティーに溢れ、その尋常でないパワーとエネルギーで、
日本のポップ・ミュージックシーンに巨大な足跡を残してきた。
混沌とした日常をサヴァイヴするためのメッセージを放ちつづけ、
鋭い言葉で時代を斬り、路傍の言葉で希望を紡ぎ、
力強く、優しさに満ちたロックンロールを奏でてきた。
そんな彼には多くのアーティストからリスペクトが集まり、
もはやレジェンドと言える存在だが、今もその歩みを緩めることはなく、
表現者としての力強い生き様を見せつけている。
かつて「つまらないオトナにはなりたくない」と佐野元春は唄った。
彼は時間をかけてそれを自ら体現してきた。
理想を語ることを恐れない。
私たちに投げかけられた、
佐野元春からのメッセージをひとつ掲げるとしたら、
つまりそういうことだろう。
この国には佐野元春という、かっこいいオトナがいる。」
佐野さん、ありがとう。
佐野元春って人の前ではみんなBOYS&GIRLSで、 佐野さんはいつも憧れる兄貴だった。
それは35年経った今でも変わらなくて、やっぱり兄貴はカッコよかった。
そしてこれからもきっとカッコいいんだろう。
私も屈することなく理想を語り続けようと思います。
時が良くても悪くても。
それがアーティストというもの。
「大事な君 心偽らないで
どんな時も ここで闘ってるから
空を見てごらん 紅い月が浮かんでる
夢は破れて 全てが壊れてしまった」
(「赤い月」Album『BLOOD MOON』より)