タンゴ
タンゴピアノデビューはかれこれ3年前。
なんでも「きっかけ」というのはあるもので、アルゼンチン在住の日本人タンゴピアニスト大長志乃さんを迎えたロス・チフラードスのライブを「たまたま」見に行ったのがきっかけ。
その時は自分がそのバンドでピアノを弾くことになるとは思ってもみなかったですけどね。
ロス・チフラードスに誘われて3年。
最初は本当にタンゴの「タ」の字もわからない私で「本当に大丈夫ですかね?」って感じだったんですが、根っからのチャレンジ精神で頑張ってきたなと思います。
タンゴピアノには独特の弾き方がいろいろある。まず基本的にテンポが速く、音が低音域と高音域にしょっちゅう跳躍する。これがタンゴピアノのある意味の大変さ。目視できないじゃん(涙)。
それだけじゃなくて、連発するグリッサンド、ゴルペと呼ばれる手のひらで低音部をまとめて押さえる弾き方、などタンゴ独特の奏法があります。
最初の頃はグリッサンドがうまくできなくて爪の付け根に血豆を作ることもしばしば。今は多分コツを掴んだのか血豆もできなくなりました。
本当に岡田淑子さんと恵島広幸さんの心の広さに助けられてきました。アルゼンチンでも修行をしてこられたお二人には本当に感謝です。
そんな私。
タンゴピアニストとは言ってもまだまだ勉強中の駆け出し。
ところがなんと今回は「アルゼンチンタンゴピアニスト」としてのライブをすることになりました。
どうしてそうなったのかはまたライブででもお話しします。
セットリストを考えつつ、ピアソラのライブ動画など見ながらあれこれ研究。
これは1885年のピアソラのライブ映像。ピアソラが一番脂が乗った時期のバンド。このころピアソラのバンドメンバーに選ばれるのはとても栄誉なことだったとか。
どおりでめちゃめちゃハイレベルです。
う。。。
ここまでの演奏はできるとは到底思えませんが、
私は私の等身大でしっかり頑張ります。
ACOUSTIC GYPSY MUSIC NIGHT
日時:2016年9月17日(土)19:30〜
出演:池田浩(フラメンコギター)/三輪真理/セイウ
ライブ後セッションあり
場所:音cafe Luck
(広島市中区鶴見町3-19 ITAKURA BLD 1F)
料金:2500円(前売り)/3000円(当日)
(要1ドリンクオーダー)