今日は私の故郷八代市で毎年開かれる『やつしろ全国花火競技大会』の物産展ステージで歌わせていただきました。
全国花火競技大会は今年で29回目。
全国の花火師さんたちがその年の自信作を競う文字どおり「競技大会」です。
それはそれはすごいイベントだと以前から聞いてたんですが、今年は縁あって大会の物産展に特設されたステージでミニライブをすることに。
短い時間でしたがスペシャルな機会をいただきました。
お届けした曲は、
1.故郷
2.おかえり
3.天使の翔ぶ街
バンドではなく一人きりの弾き語りステージ。
ピアノは3年前に亡くなった甥っ子が愛用していたKORGのエレピ。
そのピアノを弾きながら故郷の空に向かって歌う気持ちはまるで夢のよう。
ミュージシャンを夢見て日々練習を頑張っていた甥っ子との共演が叶ったような気分でした。
お昼のステージが終わってからの時間は物産展でちくわやお弁当を買ったり、生くまモンに興奮したり、とまピンと母と一緒に記念撮影をしたり、、、楽しく過ごし、いよいよ夜の花火大会。
ドーンという音と音楽とともに空一面に広がるオープニング花火にいきなりテンションマックスに。
空から火の粉が降ってくるんじゃないかと思うほどの明るさには思わず笑いがこみ上げてくるほど。
特に恒例のミュージック花火(スターマイン)は圧巻で、自分の視界の全部が花火でいっぱいになるのは生まれて初めての経験でした(写真は後ほど)。
ところが大会の始まる頃からポツリポツリと降り出した雨が結構本格的になってきて、そのまま止む気配もなく降り続けたので、雨対策をしてなかった私たちは第2部の前にやむなく途中退散。
後半は帰りの車の中から観賞しました。
それでも遠く離れた故郷で季節外れの花火大会を観賞するなんてなかなかできそうでできない経験。
ちょうど娘の学校も秋休みで一緒に帰れたので家族で幸せな時間でした。
バンドを始めたての頃作った「故郷」という歌。
お盆とお正月以外の季節にも故郷の景色を見たいなあと思って歌詞に綴った「季節が移るたび何度も訪ねよう」という言葉がじんわり心に広がりました。
幸せな時間をありがとうございました。
素敵な機会を作ってくれた妹と関係者の皆さんに心から感謝です。
「季節が移るたび
何度も訪ねよう
どんなに遠くても
どんなに離れても
知る人がもういなくても
故郷はここだから
優しい時間(とき)が待っている
故郷はここだから」
(Peppermint Leaf「故郷」作詞・作曲三輪真理)