秋になると物寂しくなる傾向。これは誰にでもあるのかもしれませんが、私の場合これがいつも自分を落ち着かなくさせて、とにかく「人恋しい」という気持ちにまで育ってしまう。
無性に人に会いたくなったり、昔のことを思い出したり、誰か話し相手や一緒にいてくれる人を求めてしまったり。。
そんな時に誰かに優しくされるとついホロっといきそうに、、笑
そんな自分に若干手を焼いていたのですが、最近知った衝撃の事実!!
「さみしい」は食欲や性欲と同じで「本能」だということ。
ええ〜〜〜〜っ!?!?
食欲、性欲と同じコントロールできない本能である…私たちが「さみしい」と苦しむ脳科学的な理由 さみしさの解像度を上げれば、よりよい人生になる #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/74286
中野信子大先生の『人はなぜさみしさに苦しむのか』(アスコム)によれば、なんと、さみしさは心の弱さではなくて生き延びるための本能だそう。
ヒトは長い狩猟採集生活、農耕生活において、集団を形成し、協力し助け合って生き延びてきた。独りになってしまうことは、猛獣に襲われる危険、食料を得ることができない危険、子孫を残せない、ということを意味した。
だから、この「さみしい」という感情は生きていくために必要なプログラムだったといえるそう。
つまり、何か原因があってさみしくなるというより、生理的に引き起こされたり、季節によって引き起こされるという、そういう仕組みだったということなのです。
なんということでしょう!?
長い間の自分のモヤモヤが解決された気分です。
もう〜〜〜、早く言ってよーーーー。
てか、こういうことを丁寧に解説してくれて中野信子先生、ありがとう。
「本能ね、本能。」それがわかってからというもの、この「さみしさ」にどっぷり浸かったり無性に誰かと話したくなったりする、ということも必要なくなりました。
だってそもそも「原因」がないんだものねーー。
ただそういう感情が湧きやすくなる秋はいろんなことに感傷的になって歌が書きたくなったりするのもの事実。
特に恋の歌とか失恋の歌だとかは秋に生まれやすいのです。
というわけで、せっかくなので、この「さみしさ」という感情をクリエイティブに役立てることにします。
では、
私のオリジナル曲の中から秋の歌をおひとつどうぞ。
「哀しい夢」
白い月灯り あなたの街ももうすぐ夕闇に包まれる
無くした過去へと連れて行くような手紙 懐かしさよみがえる
あの頃のままのクセのある文字 少し強がりな優しさが
無口なあなたの今も変わらぬ世界 そのまま映してる
今もどれだけどれだけ あなたを好きとしても
流れる時間を 引き止めることなどできない
忘れて
私のことなら 思い出の彼方へ消して
わかっていたはず 二人が二度と戻れないって
(「哀しい夢」三輪真理作詞・作曲 Peppermint Leaf『天使の翔ぶ街』収録より)
切なさにどっぷり浸かって昔の恋を振り返る歌。
秋の夕暮れにぴったりの乙女チックなこの曲が気になった方はぜひこちらのCDをお聞きください。
たまにはTVやインスタを眺めるのをやめて、好きなお茶やお酒でも飲みながら音楽に浸ってしんみりするのもいいのではないでしょうか?
三輪真理やPeppermint Leaf の音源のお求めはPeppermint Musicからどうぞ。
https://peppermintmusic.stores.jp
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます