橋本清次さんを偲ぶ「微笑みと感謝の会」が開かれました。
会の終盤で立野牧師をはじめとする旅芸人一座、橋本さんの働きを紹介しながら演奏をさせていただきました。
演奏しながら橋本さんの笑顔とあの笑い声を思い出して込み上げてくるものもありました。
「ほほ笑みと感謝の会」は長年「パロア製菓」の社長として菓子作り一筋の人生を送って来られた橋本さんが、晩年はボランティアに人生を捧げたいと始められた活動の1つ。
2歳の時に被爆し大変なこともあったけれど、さまざまな補償も受けた。これからは社会に恩返しをしながら生きていきたいと橋本さんはよく仰っていました。本当に律儀な方でしたね。
「社会に恩返しをしたい」
というのは人生の後半になると誰もが思うことかもしれません。
それでもそれをいざ実行に移すとなると大変なこと。
決して偉ぶることなく1つ1つ形にしていかれた橋本さんは、本当に立派な生き方を見せて下さいました。
人と人との出会いはいつも不思議なもの。
必要な時に必要な出会いは全て最初から用意されているんだなあとつくづく思います。
そういう意味で人はひとりぼっちではないし、助け合ってつながり合って生きているんですね。
時々そのつながりが信じられなくなってしまうこともあるけれど、ひとり宇宙に放り出されたような気持ちになってしまったとしても、私たちはみんな宇宙船地球号の乗組員の一員であることに変わりはなく、一人一人が大事な役目を負っているのでしょうね。
音楽にできることはそれほど多くないかもしれないけれど、音楽をやっていたからこそ出会えた橋本さんとの出会い。
本当に感謝だなと思いました。
橋本さんの活動を取り上げられたTV番組のYouTube動画です。
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