知人のKさんから、
「今度7月にドイツのバイオリニストの方が広島に旅行で来られてミニコンサートをされることになったんだけど、そこでピアノ伴奏をしてくれることになってた方が急遽ダメになったからやってもらえませんか?」と頼まれたのは6月の終わりのこと。
「簡単な曲なら」と引き受けたんですが、7月になって送られてきた譜面を見て愕然。
結構ムズカシイ・・・
でも引き受けた以上はなんとかしなきゃね。
ただ直前に、私にとってこの夏の一大イベント神戸&広島の2daysライブがあるので、全てはそれが終わってから考えようということにしていました。
そしてライブが終わった後で二夜漬けで練習をして今日がその本番。
今日私が伴奏した曲はこちら。
1.愛の挨拶(エルガー)
2.タイスの瞑想曲(マネー)
3.5つの小品 2台バイオリン・ピアノ(ショスタコヴィッチ)
1)プレリュード Op.97 “馬あぶ”より
2)ガボット Op.37 “人間喜劇”より
3)エレジー OP.37 “人間喜劇”より
4)ワルツ Op.36 “司祭と下男バルドの物語”より
5)ポルカ Op.39 “明るい川”より
4.チャルダッシュ(モンティ)
通しリハは一度もナシのほとんどぶっつけ本番。
この前からぶっつけ本番づいてます、私(涙)。
大きな反省、小さな反省いろいろありましたが、ドイツからのバイオリニストお二人というのが、ドルトムントとエッセンの交響楽団のそれぞれ現役と引退された団員のバイオリニストでおられるので、もう、なんというか私のミスタッチなんかもろともしない演奏ぶりで、聞いて下さったみなさんには感動の嵐でした。
途中バイオリン2台だけのアカペラ演奏もありましたが、ヨーロッパの本場のプロの音ってこんなにすごいんだ、ってしみじみ感じ入りました。
ピアノ伴奏に関しては、とりあえず、最後のチャルダッシュはなんとかなったような気がしたので、嬉しかったです。
ショスタコヴィッチ『5つの小品』
モンティ『チャルダッシュ』
「私としたことが、こんなに大変なことを気軽に頼んでしまって・・」Kさんの申し訳なさぶりに恐縮しながら、それでも二度とできない経験をさせてもらえたことにバイオリニストのお二人を初め、関係者の皆さまには大感謝です。
しかし、できるものならいつかリベンジしたいなあ。
もうちょっとこれらの曲を自分のものにしてマシな演奏で伴奏してみたい。
せっかくドイツから送って下さった譜面もあるし、いつかまたバイオリンの伴奏を頼まれたときのために、ちょっと練習しとこうかな、なんて思ってます。
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