誰しもが知っている言葉ですよね。「時は金なり」 ベンジャミン・フランクリン
これって誰もが知っている言葉ですよねぇ・・・
今朝の「折々のことば」を鷲田清一さんがこのように解説しておられます。
原文のまま
「 これを「手に入れる」ことから考えれば、時を無駄にするなという勤労と効率を勧めるちょっとばかりけちくさい警句になってしまうが、これを人に「与える」という視点からすれば、気前よくなれとの格言にもなる。育児でも介護でも介助でもそうだが、ケアの本質には、他の人に、自分にとってもっとも大事なもの、つまりは時間をあげるということがある。」
ボランティアを考えるときにこの言葉を思い出さなければ・・。よい時間のプレゼントが出来たらそれがほんとうに価値のあるものになりますね。
著名な方の解説文ではありましょうが、原則的には物理的なモノに使用する言葉かと思っていて、昨今ではスポーツ関係での優勝者や金メダリストが『勇気(元気)を与える』・・・等のつかいかたをされるのが主流になってしまっていますが、本来的には該当の本人が自身が活躍することによって『勇気(元気)を貰っていただければ嬉しい』・・・等のつかいかたであった筈であり、著名な写真家コメンテーターも同様に違和感を感じていらっしゃるとのことでもあって、『与える』は上から目線言葉のように感じてしまう自分がいます!!
尤も最近では自分と同世代の輩が『キモイ』をつかわれることにも非常な違和感を感じている自分でもあります!!
その部分には気がつかなかったです(汗)言葉って使い方一つで・・・難しと思ってしまえば、息苦しいですが「キモイ」はいやですね。確かにキモイ(笑)・・・キモイ人にならないように気を付けます(苦笑)。。上手に年を取らないと・・どんどん周りは皆キモイ高齢者で溢れますね。一文字違って「キレイ」な高齢者を目標に・・・
大人になったら、「時は金なり」。
というところでしょうか。
いまさら名誉も地位も必要ないという今の境遇から考えれば、「光陰矢の如し」というのが個人的には当たっているような気がします。