今年のお花見は何故かあわただしく過ぎ去ってしまったような気がしている。そう感じているのは私だけなのだろうか?
お花見に対するいろいろな雑感があるという事、「泉鏡花」のお花見雑感を読んでいると共感できる面白い事が出てきた。何故か今年の上野公園のお花見でsazae3が感じたこともまんざらでもなさそうだ。
桜の花を観賞するにしても、その場に居合わせた女性達の調和している様は美しいものだと思う、しかし調和がとれていないと美しくない。
「歩く振なり容子(ようし)なり、甚だ美しくなくなった」と言っている。また、落花黒髪にかゝる風情、袂や裾に散る趣きも・・・・・とあります。
酒なくて何のおのれが櫻かな、花を本当に見ようといふなら明方とか薄月とか・・風情があるという事はそこに行交ふ女も気を付けなければその場を台無しにしてしまうのですね。行交ふ人間の風情も決して無視できない事。
それらをひっくるめて、その場を感じ取るということでしょうね。お花見の雰囲気はそこに参加している人も又大切な要素になっているのですね。
今年の上野公園のお花見は何が違っていたのでしょうね。大きい声では言えない事なので・・・言いませんが・・・確実に近頃の日本の風情は変わってきつつあります。
桜が調和したものではないと・・・・泉鏡花は、今では皆がいきなり手を出して掴むぐらゐな意(つもり)でゐる。 と・・・・
きょうはひさかたぶりのじょうきょうでした。こくさいとしになってきましたね。
藤の花や桜の花は日本女性に似合う花の様な気がします。古いって言われるかな・・・
雑感です。
こちらもここ2,㏢の陽気につられて桜がちらほら咲きだしましたよ。
確かに最近のお花見風景変わってきたかもですね。
こちらでは円山公園という札幌の中央にある公園が
なぜかこの時期,火を使ってもいいのです。
それで、ジンギスカンなどの焼き肉をして公園中煙だらけなのです。(*_*;
さくらが『煙たいよ~』って悲鳴を上げてるようです。
お芝居やコンサート会場にもそれなりの衣装を着て行きますものね、そのような事と繋がる発想だったことなのでしょうね。
まあ楽しむ場の事だから、いろいろ焼いて食べたい気持ちもよく理解できますけれど、ジンギスカンとは煙も出ますよね。
我が地域では公園・学校グランドはお花見の時期はお花見としては開放され結構賑わいますが、解散・帰宅後にはバーベキュウで使った炭に水をかけてその場に撒き散らしや、今年の公園ではしっかり大きな文字で名前を書いた真新しいブルーシート(忘れ物?!)が畳んではありますが現時点でも放置されたままであり、自分達と同世代の方が一緒だったグループでも散見されて考えさせられます!!
時代の移ろいは不可避ではありましょうが!!
自分達夫婦は10日には、預かった就学前の孫2人と近くの大きなソメイヨシノ並木の桜吹雪の下での楽しいお出掛けランチお花見ができ、今年は好天で嬉しい・楽しい・癒された素晴らしいお花見となりまし!!た
小さい時から掃除や片付けに参加してみないと身体で覚えなきゃならない事なのでしょうね。
孫が参加してくれたら、それはもう花より孫でしょうねなんたってぇ(笑)。その場が楽しくなりますね。
小さな幸せを積み重ねて行くことでしょうか。