ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

不要不急の

2023年02月10日 | 雑感

不要不急の外出は避けましょうという事で朝からどんよりとした今にも霙が降り出しそうなお天気です。

不要不急という意味では目薬がそろそろ数日で無くなったら困るので、行き道だけ家人に送ってもらって眼科へ向かいました。

アラら・・いつも外にまで患者さんの行列がはみ出しているのが当たり前の風景でしたが今日は何故か?ソファーにも点々と即座る場所が見つかる状態です。

何時もの様に視力の検査が幾種類かありまして、眼圧の検査の場所の時にうっかりと掛けていたお気に入りの眼鏡を落としてしまいまして、更に雪靴で踏みつけてしまいました。「あれぇ」派手な音がして愛用の眼鏡は無残にも耳掛け部分がぐにゃりと曲がっています。幸いにレンズ部分は割れていませんでした。

でも‥これは大変な状態なので修理が出来るかどうか想像もつきません。

飾り部分が複雑で手が混んでいたものなので尚更あきらめムードになりました。でも気を取り直しまして、診察が終了してからジャスコの中に入っている眼鏡屋さんへ持ち込みました。

「この眼鏡を踏んずけてしまいましたが、修理が出来るでしょうか?」とおそるおそる・・・・・

暫くして柏〇さんという方が対応されまして、「うう~んこの部分をまげて戻すときに折れてしまったらどうすることも出来ませんね」

眼鏡用の工具を持ち寄りまして目の前で分解が始まりました。

耳掛け部分をすべて外して小さな鋲やウァッシャのような物など細かい作業がはじまりました。一旦外した鋲を取り除きぐにゃりと曲がった部分をやっとこや小さいペンチのようなもので挟んでそろりそろりと曲げていきます。

途中にダイヤらしきものが付いているので遣りにくそうです。でも何とか丁寧に形が整えられて元の眼鏡に復元されました。

見ていて👏👏👏👏心より拍手を送っておりました。

暫く汚れを落としたり最終のちょうせいのために奥へ入って行かれましたが、「この時の気持ち、うれしかったこと嬉しかったことです」

このメガネは仕事をしていて初めて近距離が見えにくくなり接客業でしたからお値段の表示などが見えにくくなってこれでは行けないなと初めて作った眼鏡です。その時は正社員としてのお話も出ていましたから少しだけ踏ん張って買いました。清水の舞台から飛び降りたつもりで買った眼鏡です。

これからは老後に使う眼鏡としては丁度良かったのです。近い所だけ少しカバーしてくれますから白内障後の眼にはちょうど良い眼鏡だったのです。紫外線予防の効果も付けていましたから、何かとラッキーでした。

それを踏んじゃったとあっては後悔先に立たずでございます。

でもどうやら無事に修理が出来そうです。

お値段をお聞きしたら「要りません」・・・えぇえ・・・今どきこんなことってなんて幸せなことでしょうか、申し訳ないのでその辺にあった眼鏡拭きようのスプレイを購入させていただきました。

見事な手さばきで小さな作業をこなしてくださった柏〇さんに感謝申し上げます。

何かとても幸せな気持ちになりました。最近高齢者が被害を受けることが多いニュースばかりの世の中になっている矢先こんなご親切を受けて幸せな気持ちにさせていただきました。

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