8月に排尿障害の症状が出て、前立腺癌を宣告されてからかれこれ半年が経過した。
カテゴリー「前立腺癌」として随時妻の立場から見て感じた事を書いてみることにした。
先ずはPSAの記録
2011.08.23:PSA値:174.576
この日から戦いが始まった。ゲルソン食事療法の本と、三谷さんのHPを参考にした。(三谷さんには直接お電話をして、毎日の食事の事で具体的なアドバイスを受けた)
この結果の後、針生検で癌が確定されたため、9月20日よりホルモン療法開始。
娘婿が買って来てくれた、済陽式食事ノートに毎日の3回の食事とおやつジュースなどの記録を始めた。
2011.09.20:ビカルタミド服用開始・毎日朝1錠服用。
2011.10.25:一回目のリュープリン注射・ビカルタミド毎日1錠
2011.11.22:PSA値:3.276
一気に4以下・3.276等という数値が出てきたのには驚きました。
体重が少しずつ減る傾向にあるので、この辺りから星野式食事療法なども参考にし、少しだけ緩やかな制限食にした。調味料は塩と砂糖は使用しないが、黒砂糖や減塩醤油等の調味料を使い味も良くなるようにした。サツマイモのおやつは切らさないようにした。
2011.11.22:二回目のリュープリン注射・ビカルタミド毎日1錠
2011.12.21:PSA値:1.265
ますます気を良くして、偶には卵・ヨーグルトなども取り入れた。魚と鶏肉はほぼ毎日摂取している。野菜の種類を多くして南瓜からの味で素材の味のみ。しっかりとした味があります。南瓜がこんなにも重宝な野菜だったとは発見です。醤油も塩もいらないことが分かりました。煮魚、サバの味噌煮等は薄味を付けます。
2011.12.21:三回目のリュープリン注射・ビカルタミド毎日1錠
2011.01.18:PSA値:0.658
2011.02.15:四回目のリュープリン注射・ビカルタミド毎日1錠
癌発見からは、ネット検索で情報を集め、体験者の本も読み漁った。
ニンジンジュースは本人が毎食時にミキサーで作ります。400CC×3回=1200CC
私がジュースを作ると人参だけではなしにジャガイモやケール・セロリ・ブロッコリー等を入れるためにお味が良くならない(爆笑)ためか、ジュース担当はいつの間にか夫が担当になった。ヤレヤレ・・・良かったのだが、1回に人参300gとリンゴ又はバナナ+レモンという組み合わせに定着したようだ。とても飲みやすくいつまでも続けられることでしょう(苦笑)。私にもお裾分けがあります。
気持にもかなり余裕が出て来た。
いま読んでいる「癌克人」松井 清さんの本に共感を覚えた。今まで自分がやってきた事なので理解が出来る部分が多いのではないかと感じる。この方は抗がん剤も放射線治療も免疫を落とす治療は一切受け付けません。ホルモン療法と食事療法です。
がん宣告をされた直後では理解できなかった事も多々ある。具体的に瀬戸際に立たされてやってみたからこそ理解できる事も多い。
PSAの値によって癌の疑いがあるかどうかというのは4ng/ml前後を境としているのでしょうか。
それなら最近の1.26とか0.56とかいう数値は癌ではないあるいは、相当改善されているということですね。
まずは喜ぶべき傾向なのでしょうね。とりあえず、絵文字をにするかにするか迷いますが・・・
薬の効き目だけではここまでの結果はなかったと感じます。食事管理の成果が大きく関与していると手応えがあります。だからやっていられるのかもですね。
食事管理は想像以上に大変ですっ!。短期間にこれだけの成果は皆様の値と比較しても凄いと思います。
食餌療法というのは長期戦になるでしょうから、世話するほうも、適当に手抜きをして、個人の人生と世話と両方成り立たせないとだめですね。前立腺で、両立せんとならないように。
詳しいことはわかりませんが、食事療法が効を奏しているのでしょうね。
これこそ、妻ができることですね。
sazae3の努力が報われているという証拠にもなるのでは・・・
食事のことで、徹底できていない私は少し見習わなくては
なりません。
そう簡単には癌は消えてはくれないでしょうから、まだこれからの治療の選択が待っています。
食事はどんどん緩やかになって、心配な程です。
四本足の肉と甘いお菓子と牛乳摂取していません。
私は時々戴いています。
兎に角野菜を摂取してください。
ほどほどに緩めています。当初は考えられないほど徹底し、本当に疲れました。それが良かったような気がします。
これからはどの程度緩めるかだと感じます。
再燃が起きないように頑張ります。
食事制限は一切ないのだが、食べたいもののほとんどが「摂食不能」なのです。
食べたいのに食べられない。
文字で書けば同じでも、その意味は全く違います。
今は再発予防のために抗がん剤を服用しているのだが、体調が安定すると再発予防のための「放射線治療」が待っています。
今にして思えば、2ヶ月で3度の手術に良く耐えられたと、我ながら感心しています。
長期戦になるので、ある程度の気晴らしは必要でしょう。
お互いに頑張りたいものです。
こんかい痛切に感じたことの一つに、「病気は医者が治してくれる」という考えの人と、医者はその手助けであり、「病気は自分で治すもの」と考えている人の違いを感じます。
我が家は後者です。
お互い頑張りましょう!