このところ、新型コロナウイルスの猛威におびえまして、外出もできません。
今日は気温も低く大雨で散歩にも出られません。
ドッグフードを買いに駅前のジャスコへ行きたかったのですが、諦めました。
積んで置いた本(積読)に今一度読み返したり、それなりに有効な時間となっております。
1年ほど前の「プレジデント」毎日が楽しい「孤独」入門
「すぐに役に立つ勉強」だけでは人は育たないと佐藤 優(まさる)さんと田中 愛治(あいじ)さんの対談の中で、田中さんが教養とは物事の本質を見極める洞察力だと言っておられます。
少し前から高校2年の教科書に大変興味を持ちまして、暇があるときに目を通しています。高校生の時にこれだけの教科書で勉強してもそれを深く考える力はどれだけの生徒が持っているのだろうかと思ったりもしていますが、その時はその時なりの感じ方で良いと思います。
75歳にして改めて読み返し、驚くことが多くその内容の深さに慄いております。
あの頃に今感じているような心理的な面までも感じ取れていたら、私の人生はどうだったことでしょう。到底無理な事ですが、若い時にはその必要性はみじんにも感じていなかった。
今となってみたら恐ろしい程に重要な事だったのだということに気が付きます。
中島 敦さんの「山月記」
李徽の生き方について、今の私にとって大きな衝撃を与えました。
臆病な自尊心 尊大な羞恥心
これはいったい何でしょう! このような事を知っていたら・・・と今にして長い間の悩みが一体何だったのだ!との思いです。
さて今回の新型コロナの収束の後には、今までの生活の在り方では到底考えられない事態が発生してくるような気がします。生活や価値観までも切り替えて居かねければと言う事態になるのではないかと思うからです。
今迄の人類の価値観を全面的に変えなければならない時が来るような気がします。
この時期にこの教科書をめくって・・・なんという事だと高校生の時に山月記に出会っても、まったく何も感じないままに月日が流れ、半世紀経過した今の私は大きな衝撃を受けております。
高校生の頃にこのような教科書でしっかりと学んでも、今の私の様な衝撃は受けないと思います。人生の局面を体験したから染みてくるものが多くあると思います。
つづく
これはいったい何なのでしょう。
少なくとも私が生きている間に経験した事のない事が起きています。
友人が終息には2年掛かると言っていました!
さて、どう生きていきましょう、お代官様っ
先ずは用心に用心に、更にまた用心で、罹らないようにしなくては~~
綺麗なお花に慰められます。
気軽に友人達とお茶や、美術館を覗いたり、習い事が夢みたいに思えて来ます。現実に起きている目に入る全ての事を受け入れ静かに待つ。。しかないのですね。
私も、用心に用心重ね💦ゆうゆうの里の広い庭の散歩しながら緑の日差しを感じて歩いています。
どう考えても簡単に収まるとは考えにくい状態ですよね。
私たちの時代は戦争を体験しなくて良かったと思っておりましたが、まさか、こんな事を体験しなければならないなんて、悲しい事です。
用心には用心をと考えたら日常の生活には限りなく注意点がありそれを考えただけで、夜も眠れなくなります。
連れ合いにはやっと手の消毒とマスクの徹底を命令(笑)しました。やれやれ・・・です。
全てのことお受け入れて、という事がどんなことなのか?まだまだ考えが及びませんが、避けて暮らすことは出来ないと思います。
ゆうゆうの里とは素晴らしいです。羨ましい限りです。
身近な場所で健康を考えて一先ずは健康に気を付けて暮らしたいです。
今後もよろしくお願いいたします。