IMRT 放射線治療は多分成功だったように思われます。
多分と言うには、前立腺がんの場合進行がたいへん遅い癌なのです。寿命との関係から言っても何年間再燃しなかったら効果があったという事なのか、と言う事を言いきれません。再燃しても間欠療法というので休み休み内分泌療法をしながら経過を観察するという方法も・・・まだまだいろいろな治療法があります。先ずはPSA値を抑える事が出来たという時点での成功のことで中間報告とでも言いましょうか?・・・・
そのような意味では癌との戦いが終わったという事はいつまでも言いきれないのかもしれません、普通に生活する上でなにも支障が無いのです。
友人や親せきに病名を伝えた結果、「病気で伏せっているのか?」とか・・「治療中は家で静かにしているのか?」とか・・・こちらでは考えられないほど癌と言う病気に対する偏見が多いという事に気が付きました。癌と診断がされても何処も痛くも痒くもない、身体は健康そのもの、、何処に癌が住み着いているのか本人でなければほとんど忘れています。
しかし。。周りの人間からは「どの様な病気療養を過ごされておられるのか?」との質問が出ます。癌が見つかったからと言って何も変わらないのです。皆様からの意識の違いに驚いています。
癌も末期にでもなれば、病気療養などと言う言葉も当てはまるのではないかと思うのですが。他の病気の場合との違いに驚いています。いちいちその説明にうんざりする事も多いのが実情です。
さて内分泌療法があれよあれよと言うほど効き目が良く目を見張る勢いでどんどん下がりました。そろそろ底の値か?と考えていた頃にそのPSAの数値が突然・・・微小ではありますが上がり始めました。
「内分泌療法の効き目も長く続かずに、効き目も早かったが再燃も早いのか?早くも再燃か?」と心配したのですが、放射線治療の順番がタイミング良く回ってきました。ラッキー・・・・
どうやらIMRTが効果を発揮したようです。
夫が今迄の記録をしっかりと書き留めておりました。少し暇が出来ましたら、纏めてみたいと考えております。
多くの方が癌と言われてその衝撃の中で、冷静にセカンドオピニオンを考えたり、治療法の選択を決定しなければならないなど大変迷います。体験の中から何かお役にたてるような内容であれば良いと思うのですが・・・纏めてみたいと考えています。
本人が纏めたら良いのですが・・・・多分無理でしょうか??
私も夫も同じ病気で悩む方々の多くのサイトから情報やお知恵を頂きましてlここまで来れたのですが、その事には感謝しているとは思いますが、夫は私ほどサービス精神が旺盛な性格ではないので・・・・どの様な纏め方が出来ますか?・・・・
放射線治療後、現在まったく何の治療もしておりません。独自に進めておりました食事・玄米菜食についても今は極端な食事療法はしておりません。脂肪が多い食品や食塩が多いお料理は出来るだけ避けているという程度です。偶にお祝がある時等はビールも頂いております。
一言追加させて頂きます。
IMRTの設備があるからと言って、それを操作する人間が慣れた人であるとか、それを受ける患者が体調の管理をしっかりと出来るか・・・等も成功のカギだと感じました。
治療にはかなりの技術が必要なのではないかと感じたからです。何しろ放射線という危険なものを扱う訳ですから、受ける側も毎日の排便や尿の量などしっかりとコントロールすることが成功の鍵ではないかと言う事も感じました。出来るだけ他の臓器に傷を受けないために・・と言う細心の注意が必要です。
笑うとNK細胞が活性化するという説がありますので、大いに笑わせてあげましょう。
いろいろな意味でお疲れさまでした。人気者はなかなか足を洗えないとは思いますが・・・・
一先ずは沈静化(なるほどこの言葉は良いですね)と言う状態でしょうか、毎日笑って暮らすという事がわが家にとって一番の困難な課題です。
がそれが何よりの薬だと考えて笑って暮らすよう努めますねぇ。ありがとうございます。