近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

擬宝珠(ぎぼうし)

2006-07-04 08:29:25 | 花好きずき
庭先の柘植の根元に擬宝珠が一株あり、花茎をたくさん出している。
百合に似た花だが花自体はかなり小さく、茎にそっていくつもついて
いる。
茎が細く花が重いせいか、地際のほうに垂れ下がってしまう。
つぼみが建築金物の擬宝珠に似ているというが、うちのを見る限り、
そんな感じはしない。







【擬宝珠(ぎぼうし)】

・百合(ゆり)科。
・学名 Hosta : ギボウシ属
Hosta(ホスタ)は、19世紀のオーストリアの
医者、「Thomas さん」の名前に由来する。
(Thomas から Hosta・・・。
ちょっと「?」ですが、事実のようです)
・開花時期は、 6/10頃~ 7/20頃。
・葉っぱは幅広で大きい。
・橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにした
ような装飾物が「擬宝珠」。この花のつぼみが
擬宝珠に似ていることからこの名になった。
・強い日光と猛暑が苦手。日焼けしてしまうらしい。
イギリスや北欧では夏は日本より涼しいので、
ガーデニングとしてよく使われる。
・春、若葉をゆでてあえものにすると、おいしい
らしい。
・「大葉擬宝珠(おおばぎぼうし)」は主に山野に
生え、葉っぱがでかい。
・「きぼうし」とも「ぎぼし」とも呼ぶ。

(出典:「季節の花300」)