近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

朝顔(あさがお)

2006-07-11 10:47:55 | 花好きずき
入谷の朝顔市で買ってきた朝顔の鉢にも、ポツリポツリと花
が開くようになってきた。
ことし買ってきたのは、白い斑入りの4色咲きのものだが、
全部そろって咲くことはないようだ。
宿根朝顔のオーシャンブルーも一輪だけだが、ようやく淡い
紫色の花を開いた。







【朝顔(あさがお)】

・昼顔(ひるがお)科。
・学名 Ipomoea nil
Ipomoea : サツマイモ属
nil : 藍(あい)色
Ipomoea(イポメア)は、ギリシャ語の
「ips(芋虫)+ homoios(似た)」が語源。
物にからんで這い登るところに由来。
(Pharbitis(ファルビティス属)との説もあり)
・開花時期は、 7/ 1頃~10/10頃。
・中国原産、平安時代に日本に渡来した。
・朝のうちだけ開花。日陰にある場合は夕方頃まで
咲き続けることもある。
・夏から秋まで長い間咲き続ける。
・さまざまな色で楽しませてくれる。
・夏は全国各地で「朝顔市」が開かれるが、東京では、
台東区入谷(いりや)の鬼子母神(きしぼじん)の
「朝顔市」が有名。
(上野の近く)。毎年7月6、7、8日に開催。
その時期にはふつうの朝顔はまだ咲いていないこと
が多いが、開花調整して早めに咲かせたものを朝顔
市に並べているそうだ。
・園芸店などで売られている鉢植えは、「行灯(あん
 どん)づくり」がほとんどです。
(竹やプラスチック製の輪がついた支柱につるをから
  ませて花を咲かせる方法)
・「朝顔 = 朝の美女」の意味だそうです。
・古代の中国では朝顔は高価な薬で牛と取引されたほど
のものだったので漢名の「牽牛(けんぎゅう)」は
それにちなむ。(牽牛子(けんごし)と呼ばれていた)
今でも漢方では種子を下剤や利尿剤に使う。

(出典:「季節の花300」)