近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

楽天、渡辺(俊)を攻略、前半戦で30勝に到達。

2006-07-18 09:37:23 | 楽天イーグルス
楽天「ラッキー!」降雨コールド勝ち ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天4-0ロッテ】
野村監督が思わず口にした言葉が「ラッキー!」。6回降雨コールドでロッテ戦の連敗を9でストップ。報道陣の質問の前に自ら切り出すほど、この“1勝”にご満悦だった。

 「これはやるほうが悪い。予報が悪いんだから。いつノーゲームになるか分からなかったから、プレーボールから“先取点、先取点”と言っていたんだよ」。4点リードの6回無死一塁の守備。野村監督は「選手のケガが監督としては心配だから」と栄村球審に中断を進言した。それでも試合は続行されたが今江の空振り三振で1死後、2度目の中断。たっぷり30分間の中断後、指揮官の、ベンチの願いは届いて白星が舞い込んだ。


「おとりんの一言」

先発の有銘がバックの好守と、渡辺(俊)を攻略した打線の援護で、6回降雨コールドながらプロ2度目の完封勝利を飾った。
チームもこの勝利で前半戦30勝に到達し、昨シーズンの38勝にあと8勝となったが、不名誉な記録を更新するのは時間の問題であろう。

禊萩(みそはぎ)

2006-07-17 09:49:21 | 花好きずき
東京のお盆はおおむね7/13~16に行われるが、すでに終わってしまった。
お盆には蓮の葉と禊萩の花は欠かせない。
仏前に茄子をサイコロに切ったものを載せた蓮の葉を敷き、禊萩の花穂を束ねた
ものを用意する。
水鉢に花穂を浸して、茄子の上に水を振り掛け、その後に焼香するのがお盆の慣
わしなのである。
禊萩が盆花といわれるのは、こうした所以からである。







【(みそはぎ)】

・禊萩(みそはぎ)科。
・学名 Lythrum anceps
Lythrum : ミソハギ属
anceps : 両頭の,茎に両翼のある
Lythrum(リスラム)は、ギリシャ語の
「lythron(血)」に由来。
花が血のように赤いところから。
・開花時期は、 7/ 1頃~ 8/ 末頃。
・やや湿ったところに咲く。
・「みそはぎ」は「みそぎはぎ」を略したもの。
「みそぎ」は水を注いで悪魔を払うこと。
「はぎ」は「萩」。
旧暦のお盆のときに、ミソハギの枝を水に
浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をした。
長野県などでは、お盆の日に、花に水をつけて
玄関先でおはらいをして祖霊を迎える。
・別名 「盆花(ぼんばな)」、上記理由から。

(出典:「季節の花300」)

桔梗(ききょう)

2006-07-14 11:41:30 | 花好きずき
相変わらず蒸し暑いが、きのうは仏様をお迎えし、きょうはお盆の
2日目である。
朝のうちから来客があり、誰しも「涼しいうちに」ということである。
うちの桔梗の鉢植えは、決まって今ごろに咲くが、清々しいはずの
花もこの暑さにげんなりといった感じがする。









【桔梗(ききょう)】

・桔梗(ききょう)科。
・学名 Platycodon grandiflorum
Platycodon : キキョウ属
grandiflorum : 大きい花の
Platycodon(プラティコドン)はギリシャ語の
「platys(広い)+ codon(鐘)」が語源。
花の形に由来。
・開花時期は、 6/10頃~ 8/10頃。
・秋の七草のひとつ。
・漢名の「桔梗」を音読みしたら「ききょう」。
・別名 「桔梗」(きちこう)。
・紫または白の、美しい花。
・漢方では太い根を干してせきやのどの薬にする。
また、この薬用成分のサポニンというものは昆虫に
とっては有毒なため、昆虫からの食害から自らを守
 っている。(キキョウサポニンと呼ばれる)
・昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れられ
たり、江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前
がある。
・開花直前の丸くふくらんだ状態がおもしろい。
これは、開花前には花びらが互いのふちでくっついた
 まま膨れていくため、つぼみは風船のようにふっくら
して見えるとのこと。
プチュッとつまむと水がはじけ出る。
(1回だけやりましたが、花がかわいそうなのでやめ
ましょう。)
・万葉集に出てくる「あさがお」は、この桔梗のことだ
 ろうといわれている。

(出典:「季節の花300」)

サルビア・グアラニチカ

2006-07-13 10:02:09 | 花好きずき
きのうはなんという蒸し暑さだったのだろうか。畑できゅうりの支柱
をいじっていただけで汗が噴き出し、終わりごろには少し気分が悪く
なってきた。
3時過ぎには、きょうからのお盆に備えてお墓の掃除に行ってきた。
例年悩まされていた百日紅のひこばえもほとんどなく、墓石を水洗い
しただけで済んだ。
夕方、まだ蒸し暑かったが、我慢して散歩にいってきた。
汗をかいて帰ってきた裏庭には、紫色のサルビア・グアラニチカが
かすかな風に揺れていた。







【サルビア・グアラニチカ】

・紫蘇(しそ)科。
・学名 Salvia splendens
Salvia guaranitica(グアラニチカ)
Salvia : サルビア属
splendens : 立派な、きらめいた
Salvia(サルビア)は、ラテン語の
「salvare(治療)」「salveo(健康)」
が語源とされる。
この種の植物は薬用になるものが多いことから。
・6月頃から11月頃まで開花。ずいぶん長い間咲き
 続ける。
・花の中のほうには蜜があり甘い。
・別名 「緋衣草」(ひごろもそう)。
「スプレンデンス」 → 学名から
・青い「サルビア・グアラニチカ」の花は「ガオーッ」
ってほえてるような形♪
・セージ、アメジストセージも、サルビアの一種です。

(出典:「季節の花300」)

朝顔(あさがお)

2006-07-11 10:47:55 | 花好きずき
入谷の朝顔市で買ってきた朝顔の鉢にも、ポツリポツリと花
が開くようになってきた。
ことし買ってきたのは、白い斑入りの4色咲きのものだが、
全部そろって咲くことはないようだ。
宿根朝顔のオーシャンブルーも一輪だけだが、ようやく淡い
紫色の花を開いた。







【朝顔(あさがお)】

・昼顔(ひるがお)科。
・学名 Ipomoea nil
Ipomoea : サツマイモ属
nil : 藍(あい)色
Ipomoea(イポメア)は、ギリシャ語の
「ips(芋虫)+ homoios(似た)」が語源。
物にからんで這い登るところに由来。
(Pharbitis(ファルビティス属)との説もあり)
・開花時期は、 7/ 1頃~10/10頃。
・中国原産、平安時代に日本に渡来した。
・朝のうちだけ開花。日陰にある場合は夕方頃まで
咲き続けることもある。
・夏から秋まで長い間咲き続ける。
・さまざまな色で楽しませてくれる。
・夏は全国各地で「朝顔市」が開かれるが、東京では、
台東区入谷(いりや)の鬼子母神(きしぼじん)の
「朝顔市」が有名。
(上野の近く)。毎年7月6、7、8日に開催。
その時期にはふつうの朝顔はまだ咲いていないこと
が多いが、開花調整して早めに咲かせたものを朝顔
市に並べているそうだ。
・園芸店などで売られている鉢植えは、「行灯(あん
 どん)づくり」がほとんどです。
(竹やプラスチック製の輪がついた支柱につるをから
  ませて花を咲かせる方法)
・「朝顔 = 朝の美女」の意味だそうです。
・古代の中国では朝顔は高価な薬で牛と取引されたほど
のものだったので漢名の「牽牛(けんぎゅう)」は
それにちなむ。(牽牛子(けんごし)と呼ばれていた)
今でも漢方では種子を下剤や利尿剤に使う。

(出典:「季節の花300」)

道端に咲く黄色いカンナ

2006-07-10 09:07:56 | 花好きずき
近くのバス通りの歩道沿いに黄色いカンナの花が咲いている。
元々は誰かが植栽したものであろうが、毎年よく咲く。
ここは坂の上になるのだが、坂を下って行くと、バス停の傍
にも同じように黄色いカンナが咲いている。
花の色は赤や橙、白もあるそうだが、私はそれらの実物を見
たことがない。









【カンナ】

・カンナ科。
・学名 Canna generalis
Canna : カンナ属
generalis : 一般の、ふつうの
Canna(カンナ)の語源には、
古代ケルト語の「Cana(つえ)」
「Can(芦(あし))」
ギリシャ語の「Kanna(葉)」、の諸説あり。
・開花時期は、 6/20頃~10/10頃。
夏のあいだじゅう咲き続ける。
・葉も花もやや大型。葉の形がいいですね♪
・色は赤、黄、橙、白などいろいろ。

(出典:「季節の花300」)

「槿花一朝の夢」 = 木槿(むくげ)

2006-07-09 08:59:13 | 花好きずき
駅まで行く途中の歩道際に1株の槿が咲いている。
白と赤の一重咲きだが、結構たくさん花をつけていて、すぐ目
に飛び込んでくる。
家にも木槿は5株ほどあるのだが、昨年秋に、例によって弟の
気まぐれ剪定の犠牲になってばっさり切られてしまった。
ようやくひこばえが出てきたくらいなので、あと2~3年は花
を見を見ることはできないだろう。





【木槿(むくげ)】

・葵(あおい)科。
・学名 Hibiscus syriacus
Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
syriacus : シリア(小アジア)の
・開花時期は、 6/25頃~10/15頃。
・中国原産。
・中国名を「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
漢字はこの字があてられている。
漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が
変化して「むくげ」となったとも、
韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または
「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、
ともいわれる。
・朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんで
しまう「一日花」で、「槿花一朝(きんかいっちょう)
 の夢」(人の世ははかない、の意)に例えられているが、
次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。
韓国では「無窮花(ムグンファ)」といい、国の繁栄を
 意味する花として国花になっている。
・強い花で、枝を切って地面に刺しておくといつの間にか
根づくらしい。

(出典:「季節の花300」)

檜扇水仙(ひおうぎずいせん)

2006-07-08 08:30:53 | 花好きずき
裏庭の柚子の大木の下にあるせいか、曇りがちの時に写真を
撮ると、以外に暗くフラッシュが発光してしまうことがある。
この花も毎年見ていながら、いままで名前が分からなかった仲間
である。
花の写真を撮るようになって、あちこち調べながらアップしている
のが現状なので、あるいは見当違いのものがあるかもしれない。







【檜扇水仙(ひおうぎずいせん)】

・文目(あやめ)科。
・学名 Montbretia : モントブレチア属
(Crocosmia : クロコスミア属 との説もあり)
Montbretia は、
フランス人モントブレットさんの名前にちなむ。
花名も同様。
Crocosmia は、ギリシャ語の
「crokos(サフラン)+ osme(匂い)」が語源。
”サフランの香り”
・南アフリカ原産。
・花壇によく使われる。
夏に茎の先端にオレンジ色の花を穂状につける。
・別名 「モントブレチア」
「姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)」
「クロコスミア」 学名から。

(出典:「季節の花300」)

下町七夕まつり散策と入谷あさがお市

2006-07-07 16:27:28 | 民俗・行事
かみさんが入谷のあさがお市に行こうというので、連れ立って行って
きた。
去年もたしか7日だったと思うが、ことしは下町七夕まつりをメインに
散策した。
JR上野駅からかっぱ橋本通り、かっぱ橋道具街を越えて、浅草寺まで
歩いたが、七夕まつりのイベントは土・日なのでかっぱ橋本通りは閑散
としていた。
ことしは、「めぐりん」というシャトルバスが開通したため、七夕飾りも大形
のものは飾れないのだそうだ。
帰りは道具街で包丁を買い、言問通りまで戻って朝顔を一鉢買ってきた。
あさがお市は相変わらず混雑していたが、時間の関係で店を冷やかすこと
もなく、そそくさと家路に着いた。