慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

小さな体に秘めたパワー

2012年02月23日 14時26分58秒 | 映画

最近録り溜めしてあった映画を、休みの日にちょいちょい観てます。
昨日は2010年に公開された、妻夫木クン主演の「悪人」。

前に映画館でも観たんですが、あまりに印象に残る作品だったのでもう1回観てみようと思って・・・。
原作の小説も良かったですが、キャスティングが素晴らしく「役者が揃う」とはまさにこの事!って感じ。

犯人役の妻夫木クンももちろん頑張ってましたが、脇を固める“被害者の父親”役の「柄本明」と、
加害者のお婆ちゃん”役の「樹木希林」さんがもの凄い存在感を放っていて、映画全体になんとも言えない重みを醸し出しています。

そして「深津絵里」さん。
妻夫木クンが人を殺めてしまった事を知りながら、一緒に逃げる道を選びます。

その演技にはまさにそれが必然であるかの様な説得力が・・・。
いつの間にこんな凄い女優さんになったんでしょう?

深津さんといえば「踊る大捜査線」の女性刑事役が有名ですが、個人的に好きだったのは「博士の愛した数式」っていう映画。

交通事故で記憶障害になった数学者(寺尾聡)と、家政婦として雇われた女性(深津さん)とその息子のふれあいを描いた作品。
何て言うか、深津さんは役に入り込む感じが素晴らしいですね!

役作りというよりも、なりきってる感じ?
あの小さい体からは想像できないパワーを秘めています。

「悪人」に戻りますが、“愛の逃避行”って1回やってみたいですね!
警察に追われるのはイヤだけど・・・。

Shin