慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

青春の同志

2012年03月26日 11時34分44秒 | 生活

猫ひろし」やりましたね!
マラソンカンボジア代表に内定したとの事。
さぁ、本番で「にゃあ~」は見られるでしょうか?

さて3月ももうすぐ終わりですが、電車に乗ったりするとまだ卒業式らしき“羽織袴”の女の子をちょいちょい見かけます。
大学専門学校はまだ終わってないところもあるのかな?

そこで、思い出深い高校の卒業式のエピソードを。

18才という大人への入口に立ち、同級生は大学や専門学校、就職など進路も人それぞれ。
ボクは東京の大学への進学が決まっていて、自由になれる事への喜びと都会での独り暮らしに対する不安でいっぱいでした。

そんな卒業式の日、地元の専門学校へ行く事が決まっていたはずのよくつるんで遊んでいた「M田クン」が、
オレも東京に行く事になったから、また向こうで会おうよ」と一言。

ビックリして「東京行って何すんの?」と聞いても、「向こうで会ったら言うよ
そして4月になり東京で再会すると、「オレ劇団に入ったから!

それまでは芝居に興味があるとか、役者になりたいなんてまったく聞いた事がなかったので
(親と担任の先生以外誰にも言ってなかったらしい)、正直「はぁ?」って感じでした。

何でも“ミュージカル”がやりたくて、当時「柴田恭平」が所属していた“東京キッドブラザース”という劇団の研究生になったとの事。
それからお金のないM田クンは、同じ様に貧乏学生だったボクのアパートに入り浸りに・・・。

研究生公演になるとチケットのノルマがあって、しょうがないので協力して同じ芝居を何回も観に行くはめに。
研究生の間では「いつも来てるあいつは何者?」って噂になってたぐらい。

彼は演劇の世界で、ボクは音楽の世界で、共に成功を夢見て四畳半一間のアパートで夜通し語り合った日々を思い出します。
セリフの稽古の相手をさせられた事もありました。

そんな彼も今は地元に戻って、結婚して一児の父親に・・・。
若かりし日の“青春の同志!”です。

彼の好きだったこの歌を・・・。

行儀良く真面目なんてクソくらえと思った 夜の校舎窓ガラス壊して回った
 逆らい続けあがき続けた 早く自由になりたかった この支配からの卒業


Shin

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=MBzoB8VsQps