慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

昭和のサスペンスと平成のミステリー

2017年05月20日 19時05分19秒 | 映画


パソコンが壊れたこの前の休みの日に(完全に引きずってます!)、久しぶりに映画を観に行ったんですよね。
たまたまカミさんも休みだったので、珍しく一緒に岡田准一氏主演の“追憶”を。(カミさんがファンなんで)

“鉄道員(ぽっぽや)”や“駅〜Station”など、高倉健さん主演の映画を撮っていた、
降旗康男監督とカメラマンの木村大作さんが組んだ作品だけあって、重みがありましたね〜。

さすがは日本映画界の重鎮!
いたるところに昭和を感じる作品でもありました。

内容的には、恵まれない環境で育った幼なじみの岡田氏と小栗旬氏、柄本佑氏の3人が、
殺人事件の被害者と容疑者、そして刑事として25年ぶりに再会するというお話。

なんかどこかで見たような話だなぁと思ったら、
今TBSで放送している連続ドラマ“リバース”にちょっとだけ?似てるんですよね。

こちらは湊かなえさん原作のミステリーで、大学の同級生4人が当時スキー旅行へ行った先で起こった、
友人の死亡事故の真相が10年ぶりに明らかになるというもの。

“リバース”の方はさすがに平成のミステリーだけあって、ドキドキさせる展開でテンポ良く魅せるのに対し、
“追憶”の方は心にじんわり染み渡る感じで、ラストはやはりこみ上げるものが。

舞台も富山と我が地元・石川県の輪島で、日本海側の美しい景色も良かった!
これも“新幹線効果”でしょうね〜。

Shin